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悪夢日記  作者: マキ
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以前見た夢:戦う夢

私は学校のような病院で働いていた。

内装や建物の構造的に学校っぽいのに、私は病院で働いていると思っているし、医者や看護師がいる。

患者はいない。

そこへ幽霊みたいな変な布の妖怪?が数体現れた。医者や看護師が武器を持ってそいつらと戦いだした。

私も何故か戦っていた。

私はその病院内で弱い方らしい。

おおよそ見た限りでは医者が1番強く、その次に看護師、そして私達のような医師でも看護師でもないが働いている人達が1番弱かった。

私が戸惑いながら妖怪と戦っていると、看護師の1人が幽霊に直接触ってしまった。

すると、先程まで果敢に戦っていたその看護師は血を吐いて死んでしまった。

多分、直接触ってはいけないのだろう。

窓の外にもその妖怪はたくさんいた。

外にいる人も戦っているようだ。


ふと、場面が変わった。

私には妻と幼い娘がいた。

3人でボーリングだとかカラオケだとかが楽しめる施設に来たらしい。

若い大学生ぐらいの集団や私たちのような家族連れもいた。

なんとなく見たスマホで自分が先程までいたはずの病院にいた人間は全滅したと知った。

あの妖怪達は人がたくさんいる場所に出現し、

人間を襲うらしい。

今、私達がいる場所も人が多い。

未だに私達が遊べる順番が来ない程だ。

妻や娘に何かあると思うと心配になった。

娘は待つのに飽きてきたらしい。

私は妻と早く順番が来ると良いのに…なんて事を話していた気がする。

ずっと私は嫌な予感がしていた。

でも、言わなかった。

ぼんやりしていると、妻に話しかけられた。

「なんだか、人が減ってきたからもうすぐ順番が回ってくるんじゃない?」

本当だ。先程までいたはずの大勢はいつの間にやらいなくなっていた。

でも、やっぱり嫌な予感がした。

ボーリング場に続く扉からもカラオケに続く扉からも声がしない。

おかしい。楽しくて、少々騒がしくなるような施設のはずだ。

よく見たら、受付にも人がいなくなっていた。

私達家族しかいないようだ。

妻も違和感に気づいたらしい。

3人で出ようと思った瞬間、娘が叫んだ。

振り向くと、あの、布のような妖怪が病院にいた時よりも大量に出現していた。

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