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きっと春の日まで

作者: 末摘

『会いたい』

そう呟いた列車の中

ただ一人

言葉が宙に舞う


伝えられなかった想い

心の中に置いて

写真の中の君を

見つめながら指でなぞる


『会いたい』

その四文字に

僕の想いが積もるから

伝えずに行くよ遠くまで


粉雪のように

君の元へ舞い降りたい


そんな想いも

僕が持っておくから


春の日が来るまでずっと

僕が駆け寄るまでずっと


そのままの君で

そのままの僕で


変わらないで

運命もなにも


重ねた手は

夢じゃないから


ただ今は

離れたいだけ


『会いたい』


会いに行くよ

どれだけ離れてもほら


君が想ってるなら

君が『会いたい』なら


きっと春の日にはほら

また君と繋がるから


『会いたい』


暖かい日に取っておこう

読んでくださりありがとうございます!

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