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夢の世界の君へ  作者: アンディー
6/12

元服

ここから結構話しが重いかもしれません。

よければ感想コメントよろしくお願いします!!

 それは、僕の15歳の誕生日だった。

学校が終わり、家に帰ってくると菊さんが「お帰りなさい坊ちゃん」と言って出迎えてくれた。

僕は、「ただいま、菊さん」と返し家に上がった。

すると菊さんが、「旦那様がお呼びでしたよ」と言われたので、思わず「父さんが?」と不思議そうに菊さんの顔を見た。

「ええ、坊ちゃん今日誕生日だからプレゼントとかお祝いの言葉とかもらえるのかもしれませんね」と笑顔で話してくれる菊さんだったが、僕は不安だった。

だって、兄たちの誕生日ですら呼ばれることはなかった。なのに、僕の誕生日だけ呼ばれるわけがないと思ったからである。

 そうして僕は、恐る恐る父の部屋に行った。

父の部屋に入るとそこには、なぜか母もいた。部屋の空気はすごく重たく、僕は特に悪いことはしてないがなにか怒こられるのだと思った。そして、父が「一体何から話せばいいのか、なぁ元服って知ってるか?」と父が言う。

「何それ?」と僕が聞く、すると父が「昔はな15歳くらいになると元服って言って成人したってことになるんだ。」と父が元服の意味を説明してくれた。

そして、続けて父が「お前も、今日から15歳だ。だから、お前に真実を話しておこうと思う。」といった。

「真実?」と僕が聞き返す。

「そうだ、順を追って話そう。」そう言って父ははなしを始めた。

その当時の、父の部屋の重く息苦しい空気は今でもはっきりと覚えている。


元服って言葉は某るろうに○心というマンガで知りました。

次回からはいよいよ「真実」についての話がスタートご期待ください!!

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