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お出かけ 1

今回はお出かけイベントを何回かに分けてやっていきます。

指輪を渡してから、俺たちは死んだ事にするための偽装工作や東の辺境ブライアント平原まで行ったり、そこで家を作ったり本当に忙しい毎日を過ごしていた。


そして指輪を渡してから約二週間が過ぎた。


俺たちは今、家でくつろいでいた。


無論、ブライアント平原にある家である。


この家は、身元を隠して大工に作ってもらった家で、綺麗な湖や森林などに囲まれて建っており、広さは日本で言うところの大体80坪くらいであって二階建てである。


日本の一般家庭で暮らして俺からしたらはかなり広いと思う。


「シャル、買い物に行かないか?」


シャルとは、魔王のことで、少し前にお前のことなんで呼べばいいかと聞いたら「そうじゃなぁ、シャルで良いぞ」と言われたのでそれからずっとそう呼んでいる。


「うむ、実は我も買い物へ行きたいと思っていたところだ」


シャルの格好は、白いワンピースに少し長めの靴下、薬指には水色の指輪をはめていて、台所にいるシャルは、白いワンピースをひらつかせながらこちらを振り返りそう言った。


その姿に一瞬見惚れてしまう。


「結婚してから二週間たってもシャルが美人すぎて未だに慣れないなぁ」


「旦那様よ、なんか言ったか?」


それから俺たちはすぐに準備をする。


現在時刻は、昼の一時、天気は快晴でお出かけ日和だ。


「準備は出来たか?」


「うむ、忘れ物がないか確認もしたのじゃ」


「じゃあそろそろ行くか」


そう言って、俺たちは外に出た。


「そう言えば、前にも聞いたけどシャルは太陽は本当に大丈夫なのか? 吸血鬼って太陽ダメだったよな」


「我は、最上級の吸血鬼じゃ太陽くらいなんでもないのじゃ」


そう得意気に言い放った。


「そうか、そうなんだよな、そう理解はしてるんだがやっぱり心配だから」


そう言って、俺はアイテムボックスから白い帽子を取り出してシャルの頭にスポっと被せる。


するとシャルは不思議そうに俺を見て「こんな被り物必要ないのじゃが」と言った。


「俺が、必要なんだよ。 太陽が効かないと頭では理解していてもやっぱ心配だからなぁ」


「だからのう、その心配が不要だと言っておるのじゃ! 最上級の吸血鬼である我を愚弄しておるのか!」


自分をバカにされたと思い強めの口調で言ってくる。


「あーもう、そう言う事じゃなくて、自分の可愛い嫁なんだどうしても過保護になっちゃうんだよ、言わせないでくれ恥ずかしから」


そう言うと俺は、自分でも分かるくらい真っ赤になっていた。


一方シャルも、言われたことが恥ずかったのか、しゃがみこみ、真っ赤に染めた顔を見られないように俺が渡した帽子で顔を隠していた。


顔を真っ赤に染めてしゃがみこんでいるシャルをずっと見ていたい気持ちもあるが、買い物へ行かなければならないので俺はすぐに声をかける。


「よし、えーとシャルそろそろ行くか」


「そそそそそうじゃな、それがいいのじゃ」


俺は顔を真っ赤に染め、慌てているシャルを立たせて、ここから一番近い町、ランスロット王国を目指して歩き出した。















小説書くのはやはり大変ですね。

それはそうとお出かけイベント1どうだったでしょうかどこまで続くのか考えてませんが見てくださるとありがたいです。

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