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ちょっとした過去
第6話
ちょっとした過去
━数ヶ月前?━
私がフィーと出会ったのは、地球換算?で行くと暑くてちょうどいい涼しさの甲子園日和の八月位だったはずだ。フィーは、聖霊の中でも上位に位置しなおかつ次期女王なのだとか?
「私はフィー!風の聖霊よ!よろしくね!私の契約者!」
そんなセリフを言っていて、私は生まれて初めて唖然することを覚えた気がしていた。
「よ、よろしく・・・」
この時から私は、上位の魔法を使えるようになり、地球で言うところの魔法少女となったのだ。元男が魔法少女って言うのもなかなか酷なことだと思ってしまった。
━現在━
「あの時もうちょっと悩んでたらなぁ〜」
「なんの話し?」
「ん〜?フィーと出会った時のこと思い出してたの〜」
「即決だったものね!」
「うるちゃい!」