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異世界短編集

おめでとうございます、あなたで転生1万人目です。

掲載日:2025/02/22

もしも、急に転生して、女神様から、こんな一言を言われたらどう思いますか?

 わたしは30代OLの鈴木日名子。眼鏡がチャームポイントだ。


——今日、ついに念願の日がやってきた。


「ラジオネーム鈴木牝馬さん 30代からのおたよりです……」


 音量を大きくする。

 わたしはいま、病床に臥している。

 呼吸器がないから、あの吸い込むやつを使っている。緑色の、カプセルみたいな。

 吸い込みにくいし、なんだかぬるいしいやだった。


「ッハァ、ッハァ……」


 続いては、ラジオネームやんちゃみさん 18歳からのおたよりです――。

 若い女性アナウンサーの声がして、意識が途絶えた。




 真っ白い空間に、わたしの影はなかった。

 何分ほどが経ったか、女神さまがやってきて(本能でそれだとわかった)、わたしのほうを向く。

 あれ……? わたし死んだよ? 無言こわいyp

 女神さまは喪服も着ていない。

 南無妙法蓮華経も、南無阿弥陀仏も、それ以外のどんな言葉も、唱えていない。


 パッと、晴れやかな顔に女神さまはなった。


「おめでとう! あなたで転生1万人目です!」


 呆然とするわたし。


「え? わたし死んだし、おめでたくないし、っていうか転生1万人目ってなに? そんなおめでたいことなの?」


 わたしの問いに、女神さまは、「まあまあ落ち着いて」


 落ち着けないし、こんな女神さまで異世界やっていけてんの?


「えーとですね」


 女神さまは急に事務的な口調になった。


「転生1万人目のあなたはアーリに転生することになっていて、アーリにはすでに847人の転生者がいます。あなたは転生1万人目の転生特典でチートをもって生まれます。なお1000人目、5000人目の転生特典を授かったユードネイシア国王、大学生のガーパータさんはあなたにとてもフレンドリーになります。

 ガーパータさんもチートで無双していますがいちおう陰キャです。では!」


 女神さまは去っていった。

このあと、日名子は、どんな旅に出るのでしょうか。

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