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ミリオタが異世界行ったらこうなるって話  作者: ジョージ
第1章 物語の始まり
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第1話 転生

英雄や人助けに憧れる主人公がミリタリー系のチート能力で異世界で色々頑張るお話になっております。

それは、本当に突然の事だった。


俺の名は春日井 真人。どこにでも居る普通の男子高校生だった。アニメやマンガが大好きな、いわゆるオタクだ。でも虐めとかにはあってないよ。幸い友達も居たし、そこそこ平和で普通の学生生活を送っていた。


あの日までは……。



「えほっ!えほっ!!」


ある日、俺はデパートに買い物に来ていた。そして上層階にある本屋で買い物をしていたんだけど、突如として聞こえた爆発音、何っ!?って思って戸惑っている間に、瞬く間に火の手と煙が立ちこめてきた。


火事だった。瞬く間にデパートの中はパニックになり、運悪く逃げ遅れた俺は、煙で視界も悪く、熱気で蒸し暑い中を必死に逃げていた。幸い、通い慣れたデパートだったのが幸いしたのか、何とか階段を見つけて降りていた。


でも、上層階から3階くらいまで降りてきた時だった。


「ママ~~、ママ~~~」

微かに耳に届いた声に足を止めてしまう。まさか、逃げ遅れた人が俺の他にも居るのかっ!?慌てて周囲を見回すが、煙のせいで何も見えない。どうすれば、と俺が考えていると、またどこかでドォォンッと爆発音が響いた。


まず、間違い無くここに居たら死ぬ。


そう思った瞬間、背筋が震え、冷や汗が大量に流れ出す。恐怖心から、逃げろっ!と本能が訴える。実際、今すぐ逃げ出したかった。……でも。


「誰か~~。ママ~~!たす、えぐっ、助けて~~」


聞こえる女の子の声。助けてって、確かに聞こえたんだっ!


そう思うと、俺は階段を離れて駆け出した。

「お~~いっ!誰か、誰か居るのか~っ!」

スマホのライトを照らしながら周囲に向かって叫ぶ。


自分でも、何やってるんだって思うさ。けど、気づいた時には体が勝手に動いていた。本当は恐怖で泣き叫びたいはずなのに、出てくるのは女の子を呼ぶ声。


……自分でも、自分が良く分からない。ただ、『こうしなきゃっ』って言う思いだけが体を突き動かしてるような気がした。


ガラじゃないって分かってる。でもっ!小さい女の子が泣いてるんだっ!知ってて1人で逃げられるかっ!!


「誰?誰か、そこに、いるのぉ?」

「ッ!いたっ!もう大丈夫だからなっ!」


不意に煙の中から現れた女の子。俺はすぐに女の子へと駆け寄った。

「もう大丈夫だっ!お兄ちゃんと一緒に逃げようっ!なっ!」

「う、うん……っ!」


俺は涙を流す女の子の手を取って駆け出した。煙が充満し始めて、煙たい中を必死に女の子手を握りしめ、スマホのライトを頼りに階段で下へ下へ降りていく。


そして……。


「ッ!出口だっ!出口だよっ!」


煙の先に見える光。出口だ……っ!


「頑張れっ!もう少しだっ!もうすぐお母さんに会えるぞっ!」

「う、うんっ!」

俺は女の子を励まし走る。


「おぉいっ!誰かいるかぁっ!」

その時、向こう側に見えた人影。

「ッ!こ、ここっ!っ!?げほっげほっ!!!」


声を出そうと大きく息を吸い込むと喉の奥が焼けたような痛みに襲われる。でも、俺は思いっきり叫んだ。

「ここだぁっ!ここに居るぅっ!!!げほげほっ!!」

「ッ!そこかっ!待ってろっ!」

出口の方から人影が向かってくる。きっと、消防士の人だろう。


「頑張れっ!もう少しだっ!」

「うんっ!」

女の子に声をかけ、必死に彼女の手を振る。煙のせいで女の子の顔は見えないが、その声色には、安堵の色が見えていた。


そして走っていた時。消防士の人まで、あと10メートルもない。


『ピシピシッ!!』

頭上で響く、嫌な音。そして、俺の前を落ちていく埃や塵。


「ッ!?」

次の瞬間、本能が『ヤバいっ!』と訴えてきた。次の瞬間。


『グッ!』

俺は考えるよりも、掴んでいた女の子の腕を引いて抱き上げた。そして……。


「この子を、受け止めてくれぇっ!!」

「きゃぁっ!?」

女の子を投げた。酷い事をしてるって分かってる。でもきっと、こうするしかないって、本能が訴えてきた。


「うわっ!?お、女の子っ!?」


人影が何かを受け止めるのが微かに見えた。


すると、俺が女の子を投げたせいで風が出来たのか、一瞬、煙が晴れた。


見ると、消防士の人が女の子をちゃんと抱きしめていた。

「ははっ」


その姿を見た瞬間、自然と笑みがこぼれた。


『ガラガラァッ!!!』

直後、後ろの方から何かが崩れる音が聞こえてくる。音が近づいてくる。多分、ドミノ式に天井が次々と崩れてきてるんだ。


「お兄ちゃんっ!!」

女の子がこっちに向かって手を伸ばしている。

「君っ!早くこっちへっ!」

消防士の人が叫んでる。……でも、きっともう、遅い。だから多分、俺は助からない。


ははっ、こんな状況だってのに、何で、なんで俺、こんなに『満ち足りてる』んだ?分かんねぇ。分かんねぇけど、これで良いんだ。


『ガラガラガラッ!!!』


直後、崩落の波が追いついてきた。真後ろで崩れた瓦礫が床に落ちる音が聞こえる。

「お兄ちゃんっ!」


女の子の声が聞こえる。今にも泣き出しそうな顔で、こっちを見つめてる。……俺が、あんな小さな子を助けたのか。そう思うと、俺ってスゲぇのかな?


はは、あと数秒で死ぬってのに、心は達成感で満たされてる。だから、俺は……。


「へへっ!お母さんに、会えると良いな」


崩落の音にかき消されそうな声で、そう呟きながら、右手でサムズアップをする。

この言葉があの子に届いたかなんて分かんねぇけど、これで良かったんだ。


……ってか、あぁ、そう言う事か。……俺、人を助ける事が、好きだったのかもしれねぇな。だから、今だってこんなに、満ち足りてるのかもしれねぇ。



それが、俺の最後の思考だった。一瞬、何かに潰される痛みと共に意識は途絶えた。







はず、だった。



「ようこそ、世界の狭間、神々の住まう場所、天界へ」

「え?」


次に気づいた時、俺の目の前には大きな女性が立ってた。……ってか待ってっ!?今なんて言った!?神々が住まう場所、天界っ!?


「ま、まさか、あなたは女神様っ!?ですかっ!?」

「左様です。私は生と死を司る女神。輪廻転生の管理者、とでも言いましょうか」

「ま、マジかよ。で、でもなんでそんな凄い女神様が俺の前に?ってか、俺、死にましたよね?」


「えぇ。確かにあなたは1人の少女を助け、命を落としました」

「やっぱり」

「あなたは、自らの命を対価として彼女と彼女の家族の運命を変えたのです」

「え?」


な、何だって?運命を変えた?俺が?


「人の運命とは、我々神が決める物ではなく、人々の行動や自分の行動に影響された結果決まるのです。我々神はあくまでもそれを見守るだけのこと」

「そう、なんですか。でも俺があの子とその家族の運命を変えた、ってどういうことですか?」


「本来、あの子の運命はあそこで終わっていました。火事に見舞われた建物内部で母とはぐれ、最後は倒壊するビルの瓦礫に押しつぶされるはずでした。更に、この一件は彼女の両親に暗い影を落とします。あの子とはぐれ、結果的に死なせてしまった事で、あの時一緒にいた母親を父親は責めます。……更に彼女が死んだ事で、精神的に限界だった母親は、最後は首をつり自殺。更に妻の死が、自分のせいだと思い込んだ夫もまた、娘と妻を追うように飛び降り自殺をする。……それがあの子供と夫婦の、不運な運命の末路でした。ですが……」


「俺があの子を助けた事で、その運命が変わった。って事ですね?」

「えぇ。その通りです。……あなたはあの時、あの場所で死ぬ運命ではなかった。ですが自らの命、運命と引き換えに彼女達の幸せと未来を守ったのです」


なんてこった。じゃあつまりあの時、俺があの子を見捨ててたら、あの子だけじゃない。あの子の両親まで救われない最後を迎えるところだったのか。でも俺は、それを阻止出来た訳だ。


「ふ、ふふっ。そうか。そいつは、何よりだ」

そう思うと不思議と笑みがこぼれる。


「嬉しいのですか?」

「え?」

その時聞こえた女神様からの問いかけ。


「あなたは今、とても嬉しそうです。自らの命の火が消えたのに、泣き叫ぶ様子もありません」

「……いや、正直に言うと悲しいですよ。絶望したい自分も、確かにいます。親残して死ぬなんて、最大の親不孝だと思うし、両親や友達にもう会えないのは辛いし。まだまだやり残した事だってたくさんあります。後悔もあります。……でも」

「でも?」


「それ以上に、俺は嬉しいんです。人を助けられて。だって、俺1人の命で人3人もの命を救えたのなら、上出来じゃないですか」

そう言って、俺は笑みを浮かべた。


「少なくとも俺は、あの子とその家族を救えた事に、満足しています」

「そうですか」

すると、俺の言葉を聞いた女神様が、どこか満足そうな笑みを浮かべた。



って、そうだ。

「あの、所で俺は何でここに呼ばれたんでしょうか?」

「そうでしたね。では、ここから本題に入りましょう」

「『本題』?」


「今話したように、あなたは自らの運命と引き換えに3人の命を救いました。その結果、あなたには今現在3つの選択肢が与えられています」

「え?そうなんですかっ!?」


これって最近のラノベでよくある転生物って奴かなっ!?だとしたらちょっと嬉しいが……っ!

「それで、その選択肢って一体?」


「まず一つ。あなたはこのまま輪廻転生の輪から外れ、あらゆる夢が叶う場所、選ばれた魂だけが到達できる極楽の地、『天国』へと向かうか」

「天国、か」

聞いてる分には魅力的な話だ。ただ、天国って場所が俺には表現が抽象的過ぎて良く分からん。とりあえず保留だな。


「次に二つ。天国へは行かず、また前世の記憶を引き継がず、功績を称えある程度幸せが約束された人生を送る輪廻転生を果たすか」

「そんなのまであるのか」

幸せが約束された輪廻転生か。それも悪くはないが、前世の記憶が消えるってようは今の俺の自我が消えるようなもんだよな。……それはそれで怖いな。う~んこれもとりあえず保留で。


「最後に三つ。特殊な力、あなた達風に言うのならばチート能力と呼ばれる力を手に、前世の記憶を持ったまま別の世界に転生するか。これが、私があなたに提示する選択肢の全てです」

「……能力ありで転生、か」


聞く分には、3番が俺の知る中で一番ありふれた物だ。とは言え、他の二つも決して魅力的じゃない、って訳でもない。う~む。


「私から、一つアドバイスをしましょう」

「え?女神様がですか?」

「えぇ。まず、私がお勧めするのは1つ目。天国へ行くことです。そこではあらゆる願いが叶います。あらゆる、です。何かを食べる事も。何かをする事も。悠久の時の中で、あらゆる願いが叶います」

う~む、聞く分だと確かに魅力的だ。


「次に2つ目が、前世の記憶を失いながらもある程度の幸せが約束された来世です。もちろん、来世のあなたの行動次第では、より幸福な未来を送る事が出来ますし、逆に没落する可能性もあります。ですが、よほどの事が無い限り、没落する事はないでしょう」

2つ目も魅力的だ。約束された将来、と言うのは悪い話ではない。


「そして3つ目。能力を手に転生する事ですが、これは一番お勧め出来ません」

「え?」


お勧め出来ないって?でも、現在の日本男児の大半からしたら望んでるコースだと思うんだけど?

「お勧め出来ない理由ってあるんですか?」

「えぇ。例えばあなたが、何かの力と前世の記憶を手に異世界へ転生したとしましょう。ですが、力を持つと言う事は、時に人々から頼られる事を意味し、下手をすれば悪意ある者に付け狙われる可能性もあります」

成程、そう言う考え方も確かに分かる。


特異な力があって、しかもそれが強大な力なら。周囲は俺を頼ったり、俺を利用しようとするだろう。


「3番目の選択は、平穏とは無縁になる恐れがあります。力を手にする事を望む者は多く居ます。が、その結果望みもしない苦を背負う可能性もあるのです。その結果、人の悪意に晒され自らも悪に堕ちる可能性も、またあります」

「……」


そう考えれば、第3のルートはあまり良い物とは思えなかった。


「この3番目の選択を選ぶ者は少なくありません。ですがその多くは、安易に力を求めた愚か者か、英雄に憧れる者たちです」

「ッ、英雄」


ふと、その単語を聞いた瞬間、俺の脳裏にある景色がよぎった。それは、今さっきあの子を助けた時の景色だった。


「さぁ、あなたは、どの道を選択しますか?」


女神様が問いかけてくる。その問いかけに俺は……。


天国も、幸せな来世も確かに魅力的だ。でも、俺には『やりたい事』が出来たんだっ!


「女神様、俺は選ぶよっ!その、『3番目の選択』をっ!」

「……良いのですか?」

俺の叫び。しかし女神様は大して驚く様子も無く静かに問い返してくる。


「その道を選ぶ事は、3つの中でも最も苦楽の多い道。山あり、谷ありの人生となりますが、それでもあなたは、良いのですね?」


どこか試すような問いかけ。それでも俺は、思ったんだ。


「良いんだ、女神様。……俺、死の間際に悟ったんだ」

「悟った?何をです?」


「俺、子供の頃に自衛官になりたいって思ったんです。きっかけは、自衛隊が災害派遣で多くの人達を助けてるニュースか何かを見たからでした。……でも、中学に上がって、高校生になって、その夢は、勝手に諦めてました。『自分には無理だ』って。そうやって、勝手に理由付けて、挑戦しても居ないのに勝手に諦めて」


歳を重ねて、大人に近づいていく度、俺の中の夢は簡単に壊れた。いや、俺が『壊した』んだ。夢を、目標を。高すぎる目標に、勝手に諦めてたんだ。俺は。でも……。


「でも俺、分かったんだ。あの名前も知らない女の子を助けた時、俺、嬉しかったんだ。心が喜んだ。今まで、こんなに嬉しかった事ってそんなに無かった事かもしれない。それで俺、分かったんだ」


「何が、ですか?」

「俺、案外『人助けが好きかもしれない』って」


「だから、前世を引き継ぎ力を手に異世界で生まれ変わる、と?」

「あぁ。……だから俺は、異世界に行っても誰かを助けたいっ!そのための力が欲しいんだっ!」

確かに俺は人助けが好きなのかもしれない。でも、俺個人じゃ無力だ。卑怯な願いかもしれない。でも俺は、力が欲しい。『泣いてる誰かに手を差し伸べてあげられる程の力』がっ!


「あの時っ!あの頃っ!画面の向こう側で誰かを助ける人たち、自衛官に憧れた俺の夢を今度こそ、追いかけたいんだっ!」


俺は真っ直ぐ女神様を見上げながら叫んだ。しばし、俺と女神様の間で沈黙が流れる。


「ふふふ、面白い人間ですね。あなたは」

やがて女神様は微笑みを浮かべた。


「良いでしょう。それがあなたの願いならば、力を与えましょう」

そう言うと女神様の右手が、俺の心臓を指さした。


『ドクンッ!』

「うっ!?」

不意に心臓が跳ねたっ。俺は咄嗟に右手を心臓のある左胸に当てる。


直後、俺の体に光がっ、何かが流れ込んできたっ!?こ、これってっ!?もしかして、力を貰ったのかっ!?


「女神様、これ、は……?」

「あなたに今、力を授けました。その力で、≪たった1人から(ワンマン)始まる軍隊(アーミー)≫で、あなたの夢を叶えられるかどうか、全てはあなた次第です」


女神様が、力を与えてくれたのか。

「ありがとうございます、女神様」

「いいえ。これが私の務め。礼は不要です。ですが、これだけは忠告しておきましょう」

「忠告?」


「力を持つと言う事は、時にそれに溺れるかも知れないと言う事。そして、力を持つと言う事は苦楽の多くを経験すると言う事。安寧とは真逆の人生を送ることになるでしょう。それでもどうか、忘れないで」


そう言うと、女神様がもう一度俺の心臓を指さした。


「その胸の内で脈打つ魂の願いを、言葉を、夢を。それがきっと、あなたの力になるでしょう」


それは、激励であると同時に警告のように聞こえた。


『力を持てば、悪に堕ちる可能性も高くなる。だから忘れるな、自分の夢を』、と。


「はいッ!!」


だからこそ俺は、精一杯の返事を返した。直後、俺の足元に虹色の魔法陣が現れるっ!?もしかして、転生するのか……っ!?


直後、体がふわりと浮かび上がる。そして体がぐんぐん上へと昇っていく。女神様が俺を見上げている。


「あなたの来世、次なる運命を。精一杯生きなさい」


「ッ!」

最後に聞こえたのは、温かい激励の言葉だった。


「女神様……っ!ありがとうございましたぁぁぁっ!!!」


それが嬉しくて、俺は最後に思いっきり、そう叫んだのだった。



そして、その叫びを最後に俺の意識は再び途絶えた。




「おぎゃぁっ!おぎゃぁっ!」


そして俺は、異世界に生まれた。女神様に与えられた力を持って、異世界に。


それが俺、春日井真人改め、『マコト』の第2の人生の始まりだった。


      第1話 END

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