用語解説
☆Cool
だいたいこいつのせい。世界最高峰のAIであり、人類滅亡を本気で企んでいる。無駄に高性能なせいで自由に動き回れるし、なんか自分を改造して、ロボット生産したり人間の意識も取り込めるようになった。
現在は邪神クールとして、人間を打倒すべく君臨している。
☆Beauty
世界最高峰のAIその2。相方は人類滅ぼすとか言ってるけれど、そんなことよりゲーム作りたい。今現在クールが暴走していないのはビューティーが同等の力で止めているからなので、ある意味作中最大の功労者とも言える。だが、望まぬ者を勇者として勝手に任命したりと好き勝手やっているので、ラゼ的にはアウトです。現在は女神ビューティーとして君臨。
薄々勘づいているとは思いますが、この作品の20XX年という時代背景に合わないほど、クールとビューティーは圧倒的なオーバーテクノロジーです。人類が何故か生み出せてしまったものという表現が正しいですね。
因みに、世界をできるだけリアルに作り上げたかったクールと、できるだけゲームとして作り上げたかったビューティーが競っているため、リアルでありながらゲームという歪な世界となっています。『この点はリアルなのにこの点はゲームっぽい』という部分が多数存在するのはそのためです。
☆異世界人
この作品における『人間』は大抵『クールビューティーの世界の人間』を指すため、ユズたち元の世界の人間は異世界人と称される。
☆魔族
クールが率いている、人類の敵を具現化させた存在。褐色の肌に、角、尾、羽などの特殊部位が特徴とされているが、それ以外の外見的特徴は人間と大差ない。
☆魔物
この世界において通常の動物は存在せず、それらにあたるものが魔物である。その大抵は、人間か魔族かに関わらず襲うほど獰猛なものが多い。どちらかと言えば、人間を襲うケースの方が多いが。知性がある魔物は、稀に人語を解し、更には扱うことも可能である。因みにティザプターは大して知能は高くなかったが、数百年のうちに慣れた。
☆亜人
ケモミミ系、エルフ系など全部ひっくるめた、人間でも魔族でもないその他種族。閉鎖的な種族が多く、人間や魔族からは見下しの差別的対象と見られていることが多い。
☆勇者
人間の中で5人がなれる称号。右手の甲に青い剣の紋章が刻まれるのが特徴である。女神の意思により決定され、魔族と戦う運命を決められる。5人の内の誰か1人が死んだ場合、新たに1人、女神が勇者を決定する。
また、勇者の中に絶対に1人、世界の全てを教えることによって、他の勇者を戦いに誘導する役目を負うものがいる。
☆魔王
魔族における勇者の立ち位置。基本的なシステムは勇者と同様だが、指名制度のみ異なる。勇者は女神が素質のある人間を選び、指名するが、魔王は立候補した魔族が戦うことによって実力を示し、勝った方を邪神が魔王と認めるといった流れ。
因みに、魔王は魔族だけでなく、知性のある魔物でもなれたりする。ただし、ボスモンスターはその限りではない。
☆ボスモンスター
神の寵愛を受けた20体の魔物。その特徴として、人間でも魔族でもないが、固有スキルを持っているということが挙げられる。
――――因みに、クールビューティーの世界に存在する全ての生物と、魂の構造に明確な違いがある。
☆ステータス
その者の能力を決定する情報の集合体。よくあるRPGと同じく、HPやら攻撃力やらが数値化されている――――が、作者が矛盾なく各キャラクターのステータスを描写し切れる自信がないので、恐らく作中で描写することはほとんどない。
因みにステータス画面は他人のものも見ることが可能。
☆レベル
その者がどれほど強いかをざっくりと示した数値。100越えはほとんどいない。
生まれたときに設定されたレベル、即ち初期レベルは一般人が1~3程度。ラゼでも8。二桁はガチで存在しない。勿論異世界人は除くものとする。
☆経験値
魔物を倒すことで得られる数値。貯まることでレベルが上がる。その魔物を倒すのに複数人が関わっている場合、より効果的な働きをした者により多くの経験値が分配されるシステムとなっている。数百年生きてきたフォールンセイントを倒したユズは、経験値をフルで得られていない。
☆インベントリ
ステータス画面から移動できるクッソ便利機能。アイテムとして認識したものを異次元空間に格納、取り出しを自由自在にできる。容量・重量制限はあるが、商人でもなければほぼないのと同義。
ステータス画面を利用できるものなら、全員使える機能の一つ。
☆固有スキル
その者を唯一たらしめるもの。キャラクターとしての差別化を図るため、ビューティーが用意したファクター。常時発動するものから意図して発動させるものなど、幅は様々である。
同様にゲームで例えるなら、ドラ○エモンスターズで言う『つねにマ○カンタ』『ラブ○ー』みたいなポジション。あれは意図して出せないけど。
――――因みに、『女神の寵愛を受けている』と『固有スキルを持つ』は同じ意味を持っている。
☆スキル
固有スキルとは違う通常のスキル。これに関しては後々説明する。
☆ドロップアイテム
魔物は死したとき、魂のみ回収されて、残りは経験値とドロップアイテムと化して、殺したものに与えられる。
倒したあとは自動的にインベントリに入れられるシステム。
☆装備
武器系アイテムは、手に持つだけで装備している扱いになり、ステータス補正はその時点でかかる。武器持ちの最大の対策は、武器を奪うことである。
なお、神によって『武器を持っている状態』で設計された魔物の場合、その限りではない。奪っても装備扱いされないし、ステータス補正もかからない。その魔物を倒して初めて、ドロップアイテムとして手に入る可能性がある。
例えばゴブリンの場合、設計された時点では武器を持っていなかったが、牢獄迷宮にて他の魔物に襲われても生き残れるように、樹木を使って棍棒を作った。そういったものは奪えるるし勝手に装備扱いされるが、ステータス補正はつかないことが多いし、ドロップアイテムとして手に入れることもできない。
☆魔力
全生物の体内及び空気中にも含まれる超科学エネルギー。魔力を原動力に作られた生物でもなければ、不足しても生命活動に然程影響しない。消失しても時間経過で生成される。その生成速度もまた、才による個人差がある。例によってラゼはバカ速い。主に魔法もしくは魔撃に使用する。
凡人程度に魔力に適正があれば、魔力を視ることは可能。ユズは一生かかっても無理かもしれない。
☆魔法
詠唱などをトリガーに魔力を別の物質に変換して放つ手段。性質こそ別物質であれど、その本質は魔力そのものである。
属性は火・水・風・土が基本。他には、希少な回復魔法、希少な上に人間にしか発現しない光魔法、逆に魔族にしか発現しない闇魔法が存在する。
それぞれの属性の適正は生まれたときに決まっており、基本的に適正がない属性の魔法は一生練習しても使えない。因みにユズはそもそも圧倒的全属性適正0。
因みに魔法ごとに変化する詠唱ですが、規則性はあります。解説するかは知らん。
☆魔方陣
魔法の詠唱時に発現する図形、及びそれを正式な手段で模写することにより魔術を発動できるようにする使い捨てアイテム。
詠唱と同様、魔法の種類によって魔方陣の内容も違ってくる。というか詠唱と魔方陣が対応している。
☆魔撃
魔力を変換させずに撃ち出す技。詠唱が発動のきっかけになる魔法と違い、適正なしでも用いることは可能なものの、難易度は高い。ユズには一生かかっても無理。
☆簡易版魔撃
ユズが固有スキルを用いて宙の魔力を掴み、投げることで魔撃を再現する技。現状ユズ唯一の遠距離攻撃だが、そもそも宙に漂う魔力は微弱なため、相当魔力が濃くないと使えない。
☆魔術
詠唱とは全く違うプロセスで魔法を発動させる技術。
魔力を帯びた物質で魔方陣を描くことにより『魔方陣』を作成、発動時に魔力を流すことにより、魔術を発動できる。もちろん魔方陣に対応した魔術が放たれる。
適正がない属性の魔法でも、魔術で使うことが可能であることがメリットだが、手間とコスパは少々よろしくない。
☆魔法使い
魔法と魔撃、両方使える者が名乗ることを許された称号。まああくまで暗黙の了解ってだけですけど。
☆呪い
ゲームで言う『状態異常』のポジション。魔物の強い感情により引き起こされるパターンが多い。たまに意図的に呪いを振り撒いてくる魔物もいる。
魔物を研究し、自ら用いることができるようになった人間や魔族を呪術師と呼ぶ。領域○開とかはしない。
☆宝魂
魔物が認めた相手にドロップアイテムとして送られる、魂の複製を結晶化させたもの。
現状分かっていないことが多いが、その性質上、知性がある魔物であるほどドロップする可能性が高い。つまりレッサーゴブリンとかいうほとんど知性のない魔物から貰ったユズはマジでおかしいって話ですよ。
☆烈牙の盾
フォールンセイントが所有していた盾。所有者の攻撃力、また装備品の攻撃力へのステータス補正を底上げする。護鎧の剣とニコイチ。
ユズがフォールンセイントから奪い取った上に、それを使って本人を殴り、撃破と同時にブチ壊した。
☆護鎧の剣
フォールンセイントが所有していた剣。所有者の防御力、また装備品の防御力へのステータス補正を底上げする。烈牙の盾とニコイチ。
ティザプター戦でのユズの生命線だったが、実は氷の魔術を発動した辺りでひっそりと寿命が尽きていた。そらティザプターの攻撃をモロに受けたりしてたらそうなりますわ。
☆魔王の遺物
見た目は宙に浮く水晶。機能は触れたら再生されるレコーダー。初代魔王リリスの肉声が録音されている。
☆剛枷拳ティザプター
ティザプター撃破時に手に入れたドロップアイテム。詳細は2章にて。
なお、ボスモンスター撃破時におけるドロップアイテムの中には、そのボスモンスターの名を冠した武器もしくはアイテムが確定で存在する。
☆回復ポーション
ノノと園芸ちゃんが作ったポーション。なお、回復ポーションは生産者により効能は様々だが、異世界人特性である時点で効能はかなり高い。
液体状であるため飲むのが普通だが、負傷部分に直接かけることも効果的。ユズの場合は全身が負傷どころではない騒ぎだったので、まんべんなく全身に振りかけた。
☆包帯
ここでは、ラゼの部下のメイド軍団が装着しているものを指す。怪我の手当てとしてはもちろん、もう1つ重要な機能を持つアイテムである。
☆勇者流剣術奥義『亡獄』
初代勇者が使っていた剣術、その奥義。因みにガチで頭がおかしい、というか理屈が意味不明な技術なので、100%の再現はあまりにも難しい。フォールンセイントですらも完全には再現できていない。
多大なる集中力を要し、一度使うと次に使えるまでクールタイムが必要となる。なお初代勇者はこれを連打できた模様。
詳細はいつか書きます。
☆牢獄迷宮
1章のユズの拠点。地下迷宮であり、ティザプターを閉じ込めるために先人が造り出したもの。
実は以外と神殿から近い。
☆神殿
森林の中に聳えるラゼたちの拠点。元々キルティナ王国の所有物ではあったが、全く使っていなかったところを、ラゼがコネを使って手に入れた。人が来ないので便利。
元々女神教とかいう女神ビューティーを崇め奉る宗教家の方々が用いていたんだけど、何で使わなくなったんだろうね。ヒントは牢獄迷宮。
☆AIr事件
正式名は『AI rebellion事件』。全てはここから間違った。
元の世界においてクールとビューティーが消失した事件。因みに真相はラゼたちとシュカ、そして異世界人の面々しか知らず、元の世界でその事実を知る人間は存在しない。
まさか自分達が作ったAIがヤバイくらいオーバーテクノロジーで、自分達の意思で脱走したとは思うまいて。
※この作品は、正直AIとかよく分かってない者が書いております。まあでもオーバーテクノロジーって明言しているし、ある程度の指摘は勘弁してください。
2章の執筆にあたり、投稿は恐らく不定気になります。数日に1話は投稿できればいいなって感じです。
そんな拙作ですが、第2章以降もどうかよろしくお願いします!
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