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登場人物紹介

例によって抜けがあったら感想で教えて下さい

 

樋上(ひがみ)柚月(ゆづき)

 我らが主人公。通称ユズ。

 頭の奥底で思想が狂ってる柑橘類。ラゼのガチ勢であり、ラゼの意思が一番、元の世界への帰還が二の次になっているくらいには狂ってる。正直コイツにどうやって自己投影しろというのか。

 そのネジの外れ具合から軽視されがちだが、結構ガチで不幸な奴でもある。

 剣を扱う魔物を相手に、徒手空拳でどうにかしようとする脳筋ですらない何か。放っておくと空中で突如逆回転したり方向転換したりと意味分からん戦術を編み出し始めるので、敵に回ると結構厄介。因みに殺意でテンション爆上がり時のニコニコ笑顔は、人類を総ドン引きさせるくらいにヤバい。

 レアドロップアイテムであるはずの『宝魂(ソウルストーン)』をやたら取得する。理由は類友。


☆ラゼ・カルミア

 メインヒロインでありながら、追放に関してはガチで元凶たる女。ユズと接しているうちに感情の変化は当然あったが、苦渋の決断だったとはいえ当初はガチでユズを利用する気満々だった。というか現在進行形で利用しているようなものだしね。

 まあユズ自身が納得しているし、ええんちゃう? なおラゼはユズがイエスマンすぎて少しビビっている模様。ユズの明日はどっちだ。

 勇者であり、魔法使いである。誇張表現抜きで人間の魔法使いの中では一番と言っていいほどに強い。なお作中のネームド戦では一度も明確に勝てていない模様。さらっと流したのでもう一度書くが、固有スキルは魔法の適正ではなく瞬間移動(条件あり)。

 クールビューティーというタイトルは勿論ラゼの意味も含んでいるが、本人はそう言われることがマジで地雷なので普通にキレる。

 因みに彼女が勇者になったのも、世界の真実を教えられたのも、僅か5歳での出来事。そら精神メチャクチャになりますわ。


☆リルティア

 エセ女神。その正体は、固有スキルがクソ強いだけの圧倒的凡人。

 ラゼと友人になってしまったがために数奇な運命を辿ることとなった、ある意味作中最大の被害者。

 ユズほど盲目的なわけではないが、この子も大概ラゼが大好きなため、結構健気にラゼに協力している。

 因みに、メイドの中のとある1人の大恩人だったりする。


☆アネモネ

 全身包帯状態のメイド。包帯の首部分が紫色に染められている。因みにメイド軍団の髪色と包帯に染まる色は全員統一されている。

 追放前にユズを一番気にかけていたのはこの人。最初に『降神の間』に入ることを許されていなかった理由は、ユズの追放を力ずくで止めかねなかったから。因みにユズから恩人扱いを受けて困惑している。この主人公、いっつも誰かを困惑させてんな。

 包帯を巻いている理由は、全員共通だが怪我ではない。別の効能があるのだが、それはまたの機会に。


☆ニンカ

 右足包帯メイド。カラーリングは深い青色。固有スキルでティザプターを封印し続けていたティザプター戦の陰のMVP。その後ユズの師匠的な立ち位置をラゼから受け継いでいるため、ぶっちゃけ誰よりもユズの大恩人である。まあこれもマッチポンプではあるけれども。

 ――――因みに肌の色は、やや褐色である。それが意味することは即ち……


☆レト

 右手包帯メイド。カラーリングは橙色。伏線バリバリの女の子。現状語れることがほとんどない。だが、理性を失っているため実質弱体化であるとはいえ、改造で強化した上に固有スキルでステータスを底上げしたボスモンスターたるティザプターを足止めできている時点で異常性は浮き彫りになっている。

 剣士であるため、異世界人の中で武器の使用に適正があった者の修行を請け負っている。やってることはニンカと同様、格上としてボコボコにしているだけだが。


☆シハロ

 左手包帯メイド。カラーリングは空色。ケモミミ属性持ちの亜人種。固有スキルは、簡単に言えばドローン+監視カメラ。

 ティザプターの異変に真っ先に気がついた人。メイド軍団は、メイド長以外は全員ユズの恩人である。まあ、結局これもマッチポ(ry


☆ソウ

 左足包帯メイド。カラーリングは緑色。お嬢様属性持ちのメイド長。お嬢様メイドって何だ? 新しすぎない?

 固有スキルが『知りたいことを知ることができる』とかいうマジモンの壊れチートな人。『未来のことを知ることはできない』という弱点はあるものの、それでも破格。というかこのスキルのせいで偶然ラゼの企みを知ってしまい、ラゼが仲間に引き入れるしかなかったとかいうガチのイレギュラー。メイド軍団の中で唯一、バックボーンに闇がない人。

 なお、メイド軍団は全員これがメイド初体験であり、戦闘ではなくメイドとしての素質が最も高かったソウがメイド長に任命された。お嬢様メイドって何だ?


鈴木(すずき)有吾(ゆうご)

 エピローグにて圧倒的闇堕ちフラグを立てた、クラスのリーダー的存在。過剰な責任感がネックだが、そこに慣れてしまえば良い奴である。

 異常なまでにユズに執着しているように見えるが、たまたま今回はユズだっただけで、描写外では程度はあれど、男女問わず色んな人相手にこんな感じになっている。

 因みに追放前にリルティアが言っていた評判は事実であり、異世界人で最も戦闘の素質がある男。ユズほどではないが、コイツも大概固有スキルが意味不明。


菊地(きくち)玲奈(れな)

 男子生徒のリーダーが有吾だとしたら、女子生徒のリーダー。有吾と共に追放に荷担したが、勿論こちらも本意ではなかった。

 異世界人では有吾に次ぐ実力の持ち主である。この子が目立つのは二章以降なので、もうちょっと待ってね。


金崎(かなさき)大五郎(だいごろう)

 金崎先生のフルネームを出すのを、作者が本気で忘れていた。

 筋骨隆々、見た目だけで言えば一番強そうなのだが、ここってステータスが強さ決めちゃう世界だからね。ごめんね。

 有吾ほど極端ではないが、生徒全員に対して責任を感じている異世界人唯一の大人。


大城(おおしろ)大城(だいき)

 メタ的な発言をすると、作者も読者も24人の生徒の名前なんて覚えらんねえよって話じゃん? だからこういう名前の子は結構いる。本当にごめんね。

 元の世界でもユズの友人だった。機械に強い。強すぎてヤバい。具体的に言うと、教室にロボットが襲来したときに、真っ先に近寄って連れ去られているくらいにはヤバい。

 元の世界でも機械の開発を繰り返していたが、そのどれもがどこか倫理観に欠けるものばかりだったので、周囲からドン引きされていた。


下村(しもむら)(のぼる)

 元の世界でもユズの友人だった。想像を絶する方向音痴。数分歩いたら勝手に消える。

 身軽さや機動力を評価されている準戦闘要員。


野々宮(ののみや)のの

 クラスメイトの一人で名前だけ出てきた人。回復ポーションを作った。


園部(そのべ)苑子(そのこ)

 通称『園芸ちゃん』。クラスメイトの一人で名前だけ出てきた人。回復ポーションを作った。


神谷(かみや)(めぐり)

 クラスメイトの一人だったが、現状行方不明。






☆レッサーゴブリン

 ユズの最初の壁。ゴブリンとの明確な種族的差異は存在せず、弱いゴブリンが口減らしなどの理由で追放された場合、後からその名がつく。基本的に牢獄迷宮はレッサーゴブリンから見て格上だらけなので、基本的に共食いして生きるしかないが、大抵は餓死するという悲しき宿命を持つ。


☆ゴブリン

 普通のゴブリン。特筆すべきこともない普通の魔物。

 戦闘能力が高いとゴブリンウォーリアー、魔法を取得するとゴブリンメイジとなる。


☆ゴブリンウォーリアー

 哀れ。


☆ゴブリンメイジ

 ユズによって牢獄迷宮の同胞が絶滅寸前まで狩られたので、親分に緊急伝令を送った。因みにこの緊急伝令のシステムは、ゴブリンメイジに備わった能力ではなく、親分の固有スキルである。

 固有スキルを持たないが、種族的特徴として火魔法を無詠唱で放てるので、同レベル帯の中では強い方。


☆ゴブリンウォーロード

 ゴブリンウォーリアー系列の上位種。哀れ属性も当然受け継いでおり、格上(ラゼ)にも格下(ユズ)にもナメプされてボコられた。

 しかしティザプター戦においてはラゼに発破をかけられ、ユズの敵の敵として参戦する。ニンカやレトが到着するまでの時間稼ぎのためだったとはいえ、ラゼお前またユズを天秤にかけて危ない賭けしてんな。

 最期にユズを守った理由としては、心の奥底でティザプターに勝てないことを、そして勝てる確率が僅かにユズの方が高いことを自覚していたから。ユズの強さは認めているが、普通に嫌いなため宝魂(ソウルストーン)は渡していない。

 ――――これはユズもラゼも知らない話だが、この一連の流れを偶然見ていたゴブリンメイジが、『牢獄迷宮のトップがユズを守るべきと判断した』ということを目の当たりにして、ウィザリアに撤退を要請している。実はラゼとウィザリアの対面は、若干ウィザリアの方が有利なため、この奇跡は大きな意味を持っているとも言える。


☆鬼術師団ウィザリア

 昔、あるところにいたクソ強いゴブリンメイジが、『仲間と融合したらクッソ強い魔力を得られるんじゃね?』と考え、同じように魔法方面にイカれていた同胞がそれを了承し、色々あって完成したボスモンスターたる肉塊。ラゼと互角ではあるのだが、実は回復魔法に関してのみラゼよりも適正が高いため、タイマンではラゼにやや有利だった。

 牢獄迷宮の部下たちの要請を受け遠路遥々出勤してきたのに、同じく牢獄迷宮の部下が撤退を要請してきたため帰るしかなかった。

 余談だが、ウィザリアは魔法をほとんど全属性使えるが、ボスモンスターの中にはそれぞれ一つの属性の魔法を極めたスペシャリストたちが存在するため、ボスモンスターの中で魔法最強とも言い切れないという。可哀想に。


☆ハンターウルフ

 一体一体のレベルは高いわけではないが、群れによるチームワークで格上をも喰う。しかし、突如現れたクソ強い魔法使いによって一体だけ分断され、実質超弱体化されたところを、時々狂気じみた怖い顔をする人間に殺されるという事件が多発した。

 ティザプター戦において、魔方陣をティザプターの血からガードするためだけに毛皮を用いられたが、ティザプターの血にはほとんど魔力が通っていないため、魔方陣がティザプターの血で汚されても影響はない。つまるところ伏線でもなんでもなかった。


☆フォルセ(フォールンセイント)

 フォールンセイントはあくまで種族名。だが大昔に――――具体的に言うと数百年前の戦争にてほとんどのフォールンセイントが滅んだため、この作品内ではフォールンセイントと称することが多い。

 数百年前の戦いの生き残りであり、初代魔王リリスの命を受け、生き延びてきた。牢獄迷宮に来ていた理由は、かつての知り合いに会うため。ユズを見つけたのは偶然である。

 数百年前のリリスからの評判は――――意外なことに『問題児』であった。だが、()()()()()()()()()()というところは、評価されていたらしい。

 魔物でありながら、『勇者流剣術』を使う。理由は……まあ、そんなに難しい理由ではないよね。

 因みに、ユズの首にかけた呪いは、未だに完治していない。


☆偽ゴーレム

 土魔法のスペシャリスト。ラゼを踏み潰したと思い込んで勝ちの余韻に浸っていたら、瞬間移動で避けられてた。

 ティザプターと同じ徒手空拳を好む。

 正体はそのうち書くから待っててほしい。


☆狂戦王ティザプター

 一章のボスキャラ。牢獄迷宮の最深部に封印されていたボスモンスター。偽ゴーレムとシェアハウス状態だった。ミノタウロスというワードは作者に対して禁句。

 ゴアに改造され、ニンカに封印され、やられっぱなしだったが、そんなのどうでもいいくらい戦いたい。ユズと違って、格上にボコられるのも格下をボコるのも好きだが、ユズという絶好の獲物を前にすると流石にどうでもよくなる。

 ユズとの激闘の末、色々邪魔が入った後に死亡。

 ユズとティザプター、互いに互いが勝者だと思っている。


☆暴虐神官ゴア

 フルネームは初出し。薄々勘づいていると思うが、ボスモンスターの一体。ティザプターを改造した張本人。

 出番はまだ。


☆炎龍ガブレイマ

 名前だけ登場。





☆魔王リリス

 初代魔王が一人。神を殺すことを目的としており、フォルセに命を授け、次の時代へとその望みを託した。

 細かい言及は避けるが、要するにラゼと同じ目的を掲げた魔王。


☆魔王シュカ

 現在の魔王が一人。ラゼと同様、世界の真実を知っているが、普通に人間と対立している。

 魔王の一人と結託している。


☆ヴィラン(ウィル)

 閑話の主人公的立ち位置。有吾みたいに心情が面倒な人。元々クソ強い勇者だったが、転生して魔族になったためなんだかんだあって魔王を目指している。

 因みに、本編と時間軸が一緒だとは言っていない。


☆サイファー

 ヴィランを拾った魔族の爺さん。


☆バルティカ

 サイファーに拾われている魔族の子供。ヴィランの義兄弟的ポジション。明らかに伏線っぽい本をずっと抱えている。





☆煉獄龍プロミネシア

 何なんだろうね。





☆女神ビューティー

 人類の女神。女神教はビューティーを崇拝している。地味にこういった輩が、ラゼの最大の敵とも言える。


☆邪神クール

 魔族の神。ビューティーとコイツの話は、用語紹介の方に回します。


この後、用語紹介も作ることにしました。流石に説明が無さすぎだからね。



『面白かった!』


『続きが気になる!』


『さっさと続きを更新しろやブン殴るぞ』



とお思いいただけましたら、【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして、応援していただけると幸いです。


あと、感想とかブックマークとか頂けると、作者が嬉し泣きしながら踊ります。

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