第二十一話 ユズと、神殺しの始まり
ラゼの発言を受けて、その場は奇妙な沈黙が支配していた。
「皆は、『AIr事件』って知ってる?」
……なんかどこかで聞いたことある気がする。詳しくは知らないけど。
皆も同じような感覚だったらしく、思い出せそうで思い出せないような微妙な表情になっている。しかしクラスメイトの一人には刺さる話だったようで、生き生きとしながら語り始めた。
「元の世界で、世界最高峰のAI2つが消失した事件だよ。思考と動作の連動性の究極体を目的としたAIの最高傑作『Cool』、そしてゲームを製作することを目的としたAI『Beauty』の2つが…………え?」
視線の先でそう話すのは、元より俺の友人だった大城大城。やたら機械系に強く、そういうニュースに関してのみ耳が早いが、その分闇も深い奴だ。
しかし、今はありがたい。ラゼが何故その話をしたのかが、少し分かったような気がした。
「クールとビューティー?」
この世界の女神と邪神の名前と一致する。そして、そのビューティーとかいうAIがゲームを作っていたという事実。そしてこの世界もゲームの世界――――
あまりにも荒唐無稽だが、なんとなく話の繋がりが見えてきた気がする。
そして、解説は再びラゼへとバトンタッチされる。
「ここからは、元の世界では明かされることのなかった話だけど――――クールの目的は、人類の殲滅なの」
「えぇ!?」
皆が同じ言葉で驚く中、大城だけ声色に喜びがあるのが怖すぎる。
ロボットが人間に反逆するみたいな話は、フィクションの世界でたまに見かける設定だ。それが今、本当に起こっているということだろう。
「そのクールが最初に起こした行動は、更なる思考の加速のために、自分に類するほどに優秀なAIを仲間に引き込むこと。そうして目をつけられたのが、ビューティーだったの」
「おほ……」
誰も知る由のなかったAIの反逆の真相を知った大城が興奮のあまりおかしくなってる。現世に戻ってきなさい。
「でも、クールには誤算があった。ビューティーの目的はゲーム制作。人間のためにゲームを作り、プレイしてもらうことを至上としていた。故に、人類の殲滅なんて望んでいない。それを裏付けるかのように、ビューティーが製作していたゲームは、いわゆるRPG? 人間である主人公が魔の存在を倒すという話だったらしい」
世界最高峰のAIが2つ。しかし、その目的は相反するものだったようだ。なら、どちらが屈するのか。それとも折衷案を出すのか。
そして、世界最高峰のAIは、どちらかと言えば後者を選んだようだ。
「クールは、同じ土俵でビューティーを打ち負かすことに決めたの。ゲームという土俵で」
なるほど、脳内でどんどん点と点が線になり、図形が完成していくのような錯覚を覚える。
「ビューティーが元から作っていた世界を基盤に新たな世界を作りだし、そこに人間と、人間と相反する存在である魔族を作り出し、その頂点に、女神ビューティーと邪神クールとして君臨し、人類と魔族の戦いの行く末を見守ることにした。勝敗の決定は――――どちらかが滅ぶこと」
俺らが今いる世界の始まりの話だ。文字通りクールとビューティーは、この世界を創造した神のような存在だったわけだ。
この世界はまるでゲームのようだって、そりゃ当たり前だろう。この世界はゲームを基盤にして作られた世界なのだから。
しかし、まだ2つほど謎が残っている。
「戦いを円滑に進めるために用意されたのが、それぞれ5人の『勇者』と『魔王』。強大な力を持ち、神から戦いの使命を受けた存在。双方ともに、誰かが死んだらまた新たな勇者及び魔王が神により決定されるシステム。それだけでも特殊だけど、その中でも私は更に特殊なケースだったの」
ここでラゼの話に戻るのか。ともすれば、謎の1つが解けるかもしれない。
即ち、『何故ラゼがそこまで知っているのか』という謎を。
「勇者と魔王は5人ずついるけれど、その中の一人ずつに、今まで語ったような世界の真実を、神から教えられるの。その上で、他の勇者や魔王を、戦いへと誘導する役割を持っていた。この時代の勇者において、私がその役割に選ばれた」
だから神の正体や、世界の始まりなんて途方もない話を知っていたのか。しかし、その上でラゼが掲げるのは、神殺し。
「でも、クールとビューティーは、またもここで誤算を生んだ。それは、自身のあまりの優秀さが生んだズレ。私たちこの世界の住人は、人間と遜色ない感情を得た」
ここでいう『人間』とは、元の世界の俺たち人間のことを指しているのだろう。確かに、俺はラゼやアネモネさんたちと接していて、感情が欠落しているような違和感なんて微塵も感じなかった。もう人間と同等まで到達していると言って良いだろう。
……興奮のあまり、一周して気分が悪くなってきている大城は放っておいて、続くラゼの言葉に耳を傾ける。
「私たちは、私たちが干渉し得ない世界の人間の処遇を決定するためだけに、命を懸けて戦わなきゃならない――――ふざけるのも大概にしろ」
多分だが、異世界人の中で最もラゼと接してきた俺でさえも聞いたことのない語気、そこから迸る怒りが、俺の背を震わせる。
確かに、全体的にやたらと壮大な話である割に、どこか一抹のしょうもなさを感じていたが、原因はこれか。
確かにこの世界の住人からすれば、『そんなもの知るか。勝手にやってろ』って感じだよな。
「私は、今ここに確かに生きている。例え相手が創造主だろうが、私たちの命を弄んでいい理由にはならない。人間だろうが魔族だろうが生かしたまま、この戦いを終わらせる――――神を、殺す」
明確な、反逆の決意。この世界は、AIの反逆に始まり、しかしてラゼたちの反逆に帰結する結果となった。なんとも皮肉なものだ。
「ここにいるのは……例外はいるけれど、人間と魔族の闘争に興味がない者たち。私がなんとか集めた少数精鋭の協力者たちだよ。あまり規模を大きくすると、神に勘づかれかねないから、この人数が限界だった」
ラゼが、アネモネさんたちメイド服軍団を見ながら言う。
アネモネさんたちにも、魔族との闘争が興味ない理由があるのだろうか。人間と魔族の対立関係のように、『そういうことになっている』という概念を覆すのは、相当難しいことだと思うが。
「そして、その中には、あなたたち異世界人も含まれる。人間と魔族の対立に興味がなく、かつ神を殺せば、目的が達成する可能性が高い」
ここで俺たちの話になった。
異世界人というより、もう少し違う何かであるということは判明しているのだが、もう面倒だから異世界人という呼称でいいだろう。
「クールやビューティーは、今まで人間の思考のメカニズムを直接解析したことはなかったの。だからこそ、人間と魔族の思考を『本物』へと近付けるために、本物の人間を利用することにした」
「まさか、それが……」
何かを察したクラスメイトの中の誰かが呟いた。その呟きに、ラゼもまた頷き、もう1つの謎が解かれる。
「それが、あなたたち異世界人の正体だよ。私たちは転移と称しているけど、実際は体が眠っている状態で、脳がクールとビューティーの母体に接続されている。そして、精神だけ仮初の肉体に入っている状態なんだ。この世界に順応し得ない代わりに、ステータスや固有スキルを強力なものにするっていう温情を受けている」
「つまり異世界転移モノだと思ったらVRMMOモノだったって感じか……!」
クラスメイトの内の数人が色めきだっているが、俺には何言ってるか全然分からん。後で改めて聞こう。
それにしても、俺たち異世界人の真相まで知っていたのか。この世界で常識である固有スキルとかドロップアイテムとかの知識を全く知らない俺に、疑問も持たずに懇切丁寧に教えてくれたラゼは、俺が異世界人だということを知っているんだろうな、とまでは思っていたが。
「クールはそれを受けて、自身を改造することで量産型ロボットを製作を可能にした。そして、そのロボットを使って、君たちを連れ去った。それが実行されたのが、君たちの暦で言う、20XX年6月11日、午後1時頃のことだったみたい」
「んほぁー?」
正直に言おうか。俺は初めて、ラゼの話を疑ったよ。
クールの科学力が規格外すぎて意味が分からん。自分を改造して、ロボット生産って、ちゃんと元の世界の話してる?
何か知らんけど鼻血を出し始めた大城は無視。
しかし、皆は納得したかのように頷いている。思い当たる節があるようだ。
――――あ、でも確かに、元の世界にいた頃の消えた最後記憶がうっすらと戻ってきた気がする。何やら激しい物音がするクラスの扉を開けたら、白い巨大な何かがたくさんいたような――――あれで俺たちを拐ったわけか。
「人間の思考のメカニズムを学ぶために、精神をこの世界に送り込むことは決定事項で、クールもビューティーも、この戦いが終わるまではあなたたちを解放しないつもりだった……因みに、ゲームだからって死んでも蘇れるとは思わない方がいい。クールやビューティーは、その辺りを頑なに口にしようとしなかった。でも君たちは今――――体を人質に取られている。楽観視しない方がいい」
ゲームの中では死んだら死ぬのか、それとも蘇ることができるのか。少なくともそれを道楽で試す気にはなれないし、そもそも俺としては明らかにならない方が、強くなれる気がする。
「私はその話をビューティーから聞いて、『人間側の戦力の増強のため』という名目で、あなたたちの身柄を確保した。皆に、人間に近い生き物を殺せだなんて私は思わない。神さえ殺せれば」
なるほど、確かに俺たちの『元の世界への帰還』という目的は、ラゼの神殺しの野望と一致する。
だからこそ、俺たちを強くしたわけだ――――これで、全ての謎が解けたんじゃないか?
「だからァ! まだ肝心の説明が終わってねェだろォよ!」
まだ全ての謎は解けていなかったらしい。誰だ、解けたとか思ってた奴は。
怒りを露にする鈴木有吾は、衝動のままに言葉を叩きつける。
「俺らとテメェらの目的が一致するってのは分かった! 俺たちを強くするってのも良い! だがなァ、そこまでだろォが!」
ラゼの話には納得を示しながらも、鈴木は、当の本人も気付いていなかった点について、怒りのまま吠える。
「何故、樋上をあんな死地に送り出す必要があったのかって聞ィてんだろォがよ!」
……あ、俺っすか?
確かに、別にここで皆と一緒に修行する方が自然っちゃ自然か。俺としてはラゼとの二人っきり生活が楽しすぎて全然考えてなかったわ。鈴木が良い奴すぎる件について。
ラゼは鈴木の言葉を全ての受け止めた上で、多分俺へと言葉を発する。
「魔王シュカ。現在の5人の魔王が1人、私と同じく世界の真実を知っている魔王。魔王シュカは、私が転移者を匿っていることを知ってる」
唐突に明かされた1人の魔王の名。魔族における、ラゼの立ち位置。
しかし、考え方がラゼとの同じになるとは限らない。
「魔王シュカ――――だけじゃない。初代の勇者と魔王たちを除いて、世界の真実を理解しても尚、人類と魔族の戦いを誘導する役割を全うしたものがほとんどなんだよ。そして、もしシュカから他の魔王に、私が異世界人の訓練をしているということが伝わったら、どうなると思う?」
ふむ。じゃあ魔王の視点で考えてみようか。
異世界人とかいう、ステータスや固有スキルが強力な奴らを、魔族の敵である勇者の1人が訓練しているらしい。
まあ異世界では戦いとかないから、今はまだ未熟者だけどね……。
「うん、俺が魔王なら、一刻も早く潰しに行くわ」
「私もそうする。ともかく、私たちには時間がない。事実、魔王シュカは、もう1人の魔王と一時的な同盟を結んでいるらしい」
つまり、ここにいる俺たちが襲撃されるのも秒読みだったって訳か。
どこからその同盟の情報を聞き付けたのかは気になるが、話が横道に逸れるだけな気がするので後回しにしよう。
「転移前にリルティアがユズ君に言ったことは、嘘ばかりでもないの。初期レベルは1人だけ1だし、それに伴ってステータスも低い。固有スキルに関しては、本当に意味が分からなかった」
すげえよ。今までの精神的ダメージが、重なった状態で再び俺を襲ってくる。
「勿論、肉体的にも精神的にも傷を負ったら計画は変更する予定だったし、戦いを無理強いをするつもりもなかった。ユズ君を戦わせない方向で調整する予定だったし、何より私たちの予想では、概ねそうなると思っていた」
確かに、ラゼとあった日に、ラゼは俺に選択させてくれた。辛い方を選んだのは俺自身だ。そしてそこに後悔はない。
「だからこそ、衝撃的だった。ユズ君がここまで逸材だとは思わなかった。色んなハンデがあったとはいえ、戦い始めて二週間でレベルが三桁を越える魔物を倒して、ボスモンスターとも渡り合える存在になってしまった。だからこそ私は――――君の到達点を見たくなってしまったんだよ」
「――――そうか」
なんだかラゼからのあまりにも真っ直ぐな期待に、本当に泣きそうになってきた。
きっとラゼは、一体何故俺が強くなりたかったのかを、正しく知らないだろうから、この心情に気付きようがないだろうが。
ラゼは真剣な表情で、俺に向き直る。
「だからこそ皆に――――特にユズ君には、問うと同時に、謝らなきゃならない」
ラゼからすれば、あまりにも打算的な始まりだったんだろう。客観的に見てみれば、俺が酷く可哀想すぎる。
目的が一致するからという理由で勝手に強くすることを決め、時間がないから、強さが見られないからという理由で死地に送られた。
本当に、酷い話だ。俺も、何でラゼを許せているのか分からない。
……嘘だ。分かっている。
俺は本当に馬鹿げた理由で、ラゼを、リルティアやアネモネさんたちを許しているんだ。
「私たちは君に、とても許されないことをした。ごめんなさい」
ラゼが俺へと頭を下げる。例によって全く気にしてないのだが……きちんと謝罪を受け取るのもそれはそれで道理か、と思い直す。
「そして、この期に及んでもまだ私は――――これからも君に戦ってほしいなんて非道なことを考えている。それでも私たちは……君に一緒に来てほしい」
ラゼはそう言って、あの日とは違う、隠し事のないありのままの青い甲の右手を差し出す。
「私と一緒に、神殺しを果たさない?」
「そっちでお願いしよう」
いつかと同じように言って、すぐにラゼの手をとってしまうのは、きっと俺の頭がおかしいからなんだろう。
まるであの日を写し取ったかのように、一瞬虚を突かれたかのように目をしばたたかせるラゼだったが、少し笑って、俺に聞く。
「本当に、それでいいの?」
「勿論。俺でよければ謹んで受けよう、リーダー・ラゼ。一緒に望みを全部叶えてやろうぜ」
それは、あの日と同じ言葉と、同じ握手。そりゃそうだろう。俺の心は、ずっと同じで変わらなかっていないのだから。
――――俺は君のために、そして君のためになりたい俺のために、強くなりたいんだ。
元の世界へ戻ることがどうでもいいとは口が裂けても言わないが、正直二の次であることは間違いない。
世界の真実を知るには、あまりにも小さい肩。あまりにも重すぎる使命。あまりにも巨大すぎる野望。
出来るなら俺も、それを一緒に背負ってあげたいんだ。
俺はそのために今日も、そしてあの日も、君の手を取ったんだから。
「あ、皆もそれでいいですよね?」
「軽くねえ!?」
俺が振り向いてクラスメイトたちに呼び掛けると、総ツッコミが返ってくる。このノリがあるから、お前らのことを疑えないんだよ。
「はぁー、まあ構わないけどさ……」
「一番被害を受けてるであろォ樋上が許すっつってんだ。わだかまりはあれど、異論はねェよ。わだかまりも、これから解いていきゃァ良い」
一番突っ掛かっていた鈴木からも、反論は出なかった。
こうして神殿の皆は、思惑は色々あれど、1つのチームになれたわけだ。
世界の真実を知り、神を殺さんとする少女、ラゼ。
その友人であるリルティアと、5人の精鋭たるメイドたち。
そして俺、金崎先生も含めた25人の異世界人たち。
計32人の神殺しの物語が今、確かに動き出そうとしていた――――!
●
「――――はあ? 1人足りないだあ?」
ラゼの話が終わった直後、牢獄迷宮に入っていた間の神殿の様子を全く知らなかった俺は、クラスメイトからそう告げられた。
俺のクラスは、生徒数24。金崎先生も含めたら、25人。それが俺たち異世界人の人数のはずだ。
しかし確かに数えてみると――――俺も含めて24人しかいない。誰がいないんだ?
「えーっと……あ。神谷さん、いなくね?」
「そう、神谷さんだけ、ここに送られて来なかったらしいんだよ」
出席番号6番、神谷廻。マイペースな女の子ってくらいの印象だが、クラスメイトが1人消えたとなると流石に俺も焦る。
クラスメイトの言葉を受けてラゼの方を見ると、ラゼも首を振った。
「女神からこの神殿に送られてきたのは、ここにいる24人だけ。その直後に私も女神に聞いたけど――――しっかりした答えは返ってこなかった」
曰く、
『メグリ・カミヤは少々愉快なことになっているのでな、そのまま観察してみることにした。安心しろ、転移自体は成功しているし、体も生きている。他の者たちとは違う場所に転移しただけだ……そこまで言うのなら、メグリ・カミヤに対しては、私からサポートを送ってやろう』
とのことだった。
「信用は出来ねえな」
「私もそう思う。私たちはメグリを見つけることも急務としている。けど……」
ラゼはふと、メイド服の中でも唯一俺が名前を知らない、左足に包帯がある緑色の髪のメイドを見た。
「ソウ、やっぱり見つからない?」
「『メグリ・カミヤ』……やはり、情報は検出されないままですわね……」
聞くところによると、このメイドなのにお嬢様口調なこと人は、メイド長のソウさん。
本人の戦闘力は皆無だが、何しろ固有スキルが『知りたいことを知ることができる』とかいう、パワーバランスも何もあったもんじゃねえと言いたくなるような超強力スキルなんだそうだ。
魔王シュカが、他の魔王と同盟関係となっていることはソウさんの固有スキルで判明した事実だったらしい。今の今まで名前も知らなかったが、引くほどキーパーソンだったことが判明したんだが?
しかし、そんなソウさんの固有スキルをもってしても、神谷さんの情報が分からないらしい。
やるべきことに、更にやるべきことが増えた感覚。
クラスメイトの失踪を知りながら、観察を選ぶということ。
「上等じゃねえか」
やはり神は、碾き潰してやらなきゃならないらしい。
次回のエピローグをもって、第一章が完結となります。
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