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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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鈍器法廷(一話完結)

司法の在り方に、鋭い問題提起を投げかけない問題作。


裁判長 「あー、皆さん静粛に。」

一 同 (ガヤガヤ)

裁判長 「静かにしなさーい!!」


 漫画やアニメでよくある、このような状況で、裁判長が振り下ろす木槌(ハンマー)は、ガベル、という物だそうです。

 ガベルで叩くのは机ではなく、丸い形をした、サウンディングブロック、という物らしいです。

 そしてまた、実は、日本の法廷では使われず、衆議院で使われず、しかし、参議院では使われるそうです。


 だがここで裁判長は、10tハンマーを鋼鉄製の金床に、ガーンと、音速で振り下ろしました。

 当然、法廷内にいた全員、聴覚に障害が出ました。

 一番の重症は、いうまでもなく裁判長ですが、落ち着いて各自、フリップとペンを用意しました。


裁判長 (皆さん聞こえますか?) 身振りで、耳に手を当てています。

一 同 (聞こえません。) 身振りで、首を横に振ったり、両腕を×にしたりしています。

裁判長 (聴力が回復するまで、休廷とします。)

一 同 (異議なし)


 ・・・おかしいな。この話には落ちがあって、さっきまで覚えていたはずなんだが。

 どうやら、落ちを忘れてしまったようだ。記憶喪失か、はたまた、若年性の認知症か。

 ところで、「思い出す」と言えば、何と言っても、ハンマーで頭を(自粛)


044予定

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