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プロローグ

起きて、授業受けて、部活して、スマホを触って、寝る。

起きて、授業受けて、部活して、スマホを触って、寝る。

起きて、授業受けて、部活して、スマホを触って、寝る。

起きて、授業受けて、部活して、スマホを触って、寝る。

起きて、授業受けて、部活して、スマホを触って、寝る。

………


ああもう!!つっまんない!!!!!!!!!

どうして私の毎日はこんな風に何事もなく淡々と過ぎていくんだろう。

変化のない毎日に嫌気がさして私は長い溜息をついた。


「可奈子はまた何で溜息ついてんの?」

「あーずー聞いてよぉぉぉ」

「はいはい、なーに?」


机に突っ伏した私を見て私の保護者兼親友のあーずーは呆れながらも相づちを打ってくれた。


「何でこんな毎日なんにもないんだろーって思っちゃてさ。私たちせっかく華の高校二年生だっていうのに何もないままこのまま終わっちゃいそう」

「うーん、まあねえ、、」

「高校生になったら何か色々変わるかなって思ってたのになあ。漫画みたいに超能力とかタイムトラベルとかはさすがになくても小さいころからずっと一緒の幼馴染との恋愛の予感!?みたいなのくらいあってもいいのに~~」

「あんたにはそもそも幼なじみいないでしょ!!」


私はあーずーのチョップをおでこに一発くらってしまった。痛いいい。


「痛いよぉ。でもあーずーだってそーゆー風に思わない?!噂の転校生は来ないし、変な部活だってない!そもそも部活とか簡単に作れないし!!あとあと!みんなのあこがれのイケメンだっていないんだよ!?!?皆芋である!!!!!!!!」

「言ったるなあああああああ」

「ぎゃあああああああああああ」

現実を改めて認識してしまった私たちは叫ぶことしかできない。

なんと!いと哀れである!!


一足先に私より落ち着いたあーずーは笑いながら言った。


「まあアニメも漫画も全部現実にはありえないことなんだと思っときな~屋上くらいは私も使えてたらいいなって思うけどね。」

まあそうだよな。と私が思いかけたとき。


「あんたが何か漫画っぽい出来事起こせばいいじゃん」


あーずーの言葉を聞いて何か全身に電流が走ったかのように私はとりあえずびびびびび!!となってしまった。(語彙力)

もうこの状況は自分でも上手く言葉で表せないけれどとにかく私の頭はびびびびび状態になったのだ。


そしてそう。この日を境に私は主人公となるのであった!!!!!!!!!!






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