表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

含み損、けにゃタン国王の絶望

作者: けにゃタン

「おゔぇぇぇおゔぇぇぇおゔぇぇぇおゔぇぇぇ」


と嗚咽しながらモニターを眺めている、けにゃタン国王がいた。


「おゔぇぇぇおゔぇぇぇおゔぇぇぇ」


さらに嗚咽していると後ろから、となりの国から電話が掛かってきた。


嗚咽を我慢しながら電話にでると隣の国王からだった。


「ぼくね!僕のお父さんが支配している国が嫌いなんだ。関税かけるお!」


という電話だった。


どうやら、その国王は父親と喧嘩しているみたいで父親が占領している国と貿易を交わす気が無くなったらしいのだった。


それから数時間後、snsで隣の国王と父親のやり取りが公開された。


“親父の輸入品すべて関税かけてやるわ!これで、親父の国の商品が売れにくくなるぜ!”


と息子が呟くと、親父も返事を返した。


"は!こっちも往復してやろ!”


その光景を見ていた、違う国の国王が便乗して呟いた。


“おまえらにミサイルとばしたろ!”


そのやり取りが続いた。


そのせいで、この世界のファンドたちが安全資産に移動させた。


そして、数分後、けにゃタン国王が投資していた通貨たちが見る見る下落した。


ただでさえ下落して嗚咽していたのに追加の下落で、けにゃタン国王の顔が溶け出し、溜め込んでいた資産も見る見るうちに溶けていった。


ずっと、けにゃタン王国の資産を溶かし続けていた。


さらに嫌気を出し始めた国民たちは竹槍を構えて国王

を暗殺しようとするものまで現れた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ