これをあやまちという
すみませんごめんなさい
ぼくがわたしがまちがってました
あやまるのはかんたん
でもあやまりたくない
だってわるくないもん
なんでぼくだけわたしだけ
みんなやってることじゃん
なんでぼくだけわたしだけ
たまたまばれただけじゃん
ああそうおもうのね
ああそうとっちゃう
これをあやまちという
しらばっくれられたらいやだよね
ぎゃくぎれされるのもいやだよね
だんまりきめこまれるのもやだし
ふてくされてにげだしちゃうのも
じゃああやまりゃいいんだ
はいはいすみません
ごめんなさいでした
これをあやまちという
せめたてるのもだめだめ
わがみかえりみずにいうのもね
あれれこないだおなじこと
そういうぼくもやってたっけ
もうなんもいえないよそんなじゃあ
じゃあどしたらいいのよおしえてよ
これをあやまちという
頭の中だけで考え出した答えには得てして明解な正答に至らない場合が多い
思い悩み意固地になってふてくされ結果として過ちを犯すのがそも人である
何物をも考えずにただ漠然と行為をなす際にも過ちを犯すのもこれ人である
自然とともに生きるものには間違いなどというものは元来起こり得ないはず
では人は如何にしてこの矛盾する過ちを正して生きていくべきなのだろうか
こころのねっこにこたえあるんじゃないかなあ
むねにてをあててみてじっくりきいてみようよ
いかがだったでせうか。
いつもの詩じゃん。
(汗)。
ごめんなさい。詩です。
でもでもエッセイでもあるんだよ?
『過ちて改めざる、是を過ちという』。
う~ん。どうでせうか……