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天使の手招き

「最近変な夢を見る」


 そんなことを友人に相談していたAくん、そのA君の友達のB君は夢の内容についてさらに聞いていく


「へ~、どんな夢だったんだ?」


「それがさー、何だか妙に見覚えのある女の人がずっとビルの上からこっちを見下ろしてくるんだよね~」


「なんじゃそりゃ、お前いくら彼女ができないからって夢の中までスカートの中覗こうとしてるのかよ。女子のスカートは夢ってか? ハハハ」


B君の冗談にに対して、Aは暗い顔で話を続ける。


「そんないいものじゃないんだよ、最初以外は毎回、同じような夢がここ最近ずっと続いているだよ。遠くてよく見えないんだけど、なんか手招きをしているように見えたから少しずつ近づいていったんだよ。そして、俺は建物の扉を開けたんだ」


「それで? どうなったんだ?」


「扉を開けたらそこは階段で、下の階は真っ暗で何も見えないんだけど、とりあえずあの女の人が待っている屋上までっ向かうことにしたんだ、そしたら」


「? なんだよ」


「下の階から嫌な感じがして、何かが追ってくるんだよ」


「何かってなんだよ」


「その何かにつかまりそうになるたびに、目が覚めるんだよ」


「お前の目の下にあるクマはそのせいか」


「ほんと最近全然眠れてなくてな、今度修学旅行に行くんだけど寝坊しちゃいそうだ」


「ハハ、ただでさえ朝弱いしな」


しかし、このころのBくんはまさかこんなことになるとは思っていなかった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


この日、B君がいるのはAくんの葬式。

A君は旅行先のビルで友達とふざけていたところ、誤って転落。


もしかしたら、あれは手招きではなく。来るなっという意味だったのかもしれない。

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