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「文章力の鍛え方」を読んで

作者: 一真帽菜穂

12月1日(木)、「文章力の鍛え方」作 樋口裕一を読んだ。


こういう系統の本を面白い、面白くないで判断基準で、決めるのはどうかとおもうが、ただ言えるのは、一気に読みきってしまった。きずいたら授業をサボっていた(冗談半分)。ただ、それくらいに惹きこまれていたのは事実である。



内容に関して言うと、文章力の鍛え方を書いている本だった。

ただ、それは単に句読点の付け方や比喩の種類を載せているだけのものどはない(数ページはある)。



そこには、老若男女、人生を生き抜いていく上で大事な事柄が書かれていた。

樋口裕一は言う。「文章力を鍛えれば、1思考力が上がる!、2会話力が上がる!、3人間力が上がる!」



ここからは数個、独断と偏見で印象に残った所を書こうと思う。


1、すべてのことに対してなぜという疑問を投げ掛ける

 世の中は目まぐるしく変化しているが、大抵の人間はそれを「なんとなく」流している。

インターネット、スマホが生まれ、情報量があまりに多い現代に置いて、なにも意識することなく生きていては「受け流す」ばかりで何の意味もない。


情報に対して、なぜそう思うのか、なぜそれが起きるのかを考えることがとても大事なことである。

例えば、「今日は彼暗いな」→「彼は昨日、ガールフレンドに別れ話をされたのであろう。」それくらいのことでいい。

なんとなく気がするということを止めるのが大事である。


そうすることによって、物事を考える分析力がつき、しっかりとした根拠が書けるようになる。



2、何かの情報が入った時、「そうとは限らない」といあ視点を持つ。

例えば、スポーツの野球に対して、ストライクが3つでアウトドアとなる。これは野球のルールだといえばそれまでなのだが、ここに疑問を持つことが己の視点が広がる。


情報を鵜呑みにするのではなく、経験や知識から物事を多角的に考える必要なんてある。



3、見た映画を1分で説明する

映画やドラマ、アニメなどを見るとき、1分で説明するために、だいたい400字を原稿用紙に書けばいいことになるのだが、そういう風に意識して書くことによって集中力がつく。なんとなく見るのではなく、意識してみることで観察力も上がる。



4、できるだけ細かく描写する。

 文章力を鍛えるためにすることは一番に観察し、それを言葉に表現することである。

 例えば、授業中の先生の一挙手一投足を頭の中で表現してみよう。とても難しい。自分のボキャブラリーのなさに嘆きたくなるだろう。

 その時、面白い動きだなとかいう感想はいらない。感想は読者が思い浮かべることであるから、必要ない。それよりも、読者に書き手と同じ想像をしてもらえるように細かく表現描写することがとても大切である。


5、1日1個面白いことをみつける。

 これも意識の問題だ。このように1日1個面白いことを見つけるという意識のもとに生きていると世界の見え方というものが変わってくる。より集中して、物事を観察するようになるであろう。


6、お笑いやマンガを小説に直してみる。

 絵として書かかれているマンガを言葉で表現することはなかなかたやすいことではないが、トレーニングになる。また、お笑いもどこで人を笑わすか綿密に決められており、静動と物語に緩急のあるテンポをまたラスために勉強になる。





これは私個人が、本を読んだ後、それを想起し、忘れないようにしたものであります。

あと、文章力を鍛えるための練習でもありますので、あしからず。


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