表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
押しかけメリーさん  作者: トカゲ
百合幼女編
7/23

再会 前編


・・・


再会 前編


・・・


ガサリ・・


草むらの方で音がしたので振り向いてみると黒髪の幼女が倒れていた。


「そこのキミ、大丈夫!?」


多分富士登山に来て両親と逸れてしまったのだろう。

いや、それだとこんな樹海の奥までくるはずがない。

こんな小さな子の足ではここに来る前に死んでしまうはずだ。


・・もしかして一家心中か!?

奥まで親と一緒に来てこの子だけ逃げ出したとか?

私は胸に嫌な気持ちが溜まるのを感じた。


「・・親のすることではないな。」


そうと決まった訳ではないがそうだったら一発ぶん殴ってやろう。

取りあえずは風通しのいいところで寝かせてやらないとな。

お腹も減っているに違いない。魚しかないが、好き嫌いは無いだろうか?

とりあえず固い地面に寝かせるわけにもいかない。膝枕をして起きるのを待つ。


「うーん・・燈花ちゃん――」


聞き違いだろうか?私の名前を呼んだ気がした。

そういえばこの子、昔遊んだ人形に似ているな。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ