ココロ
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目には見えずとも誰しもが持っている守りたい何か。
一度、奪われたら二度とは戻ってこない何か。
人の心の中で形を変えて、それらは存在する
――故郷、信条、見栄、価値観、貞操など
定義するのは難しいか。
共通していることは
生きるために必要なものではないこと。
生きていくためには必要なものであること。
敢えて言うのであれば、ゆずれないもの、アイデンティティに近しい。
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ココロ
他人には必要はないが、その人にとって生きていくために必要なもの、こと。人により形を変える。ヨクによって実体化される。
ヨクや人の中に在る時は、溶け込んでしまい実体はない
(ヨクについてはこちらを参照)
平成22年5月3日“ヨク”と呼ばれ、何かを容易に奪ってしまうものが現れた。
何かを奪われた人々は、次々に自ら命を絶ち、一時、日本国は騒然となった。
この事態に応じて、日本国政府は同年6月3日、上記の曖昧であった何かを“ココロ”と命名。
翌日に対策本部を設置。
以降、これらはココロと呼ばれ、同年7月頃、ヨクから人々のココロを守る企業の乱立が起きた。市場の混乱を招く。遅れて翌年2月、正式に国家公務員として心宿奪還官25名を採用。一般にカンカンと呼ばれるようになる。
―――(Wikipediaより引用)