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インディアナポリスの静かな朝に

作者:沢 一人
【あらすじ】
 舞台は一九四〇年代、人種隔離の影が色濃く残るインディアナ州インディアナポリス。
 二十歳でギターを手にしたウェス・モンゴメリーは、独学でチャーリー・クリスチャンの奏法をマスターし、その類まれな才能を開花させる。
しかし、彼にとっての優先順位は常に名声ではなく、愛する妻セレーヌと七人の子供たちが待つ家族にあった。
 昼は町工場で旋盤を回し、夜は地元のクラブ
「ミサイルルーム」で親指を血に染めて弦を弾く二重生活。近所への騒音を気にして生み出された独自の「親指奏法」と、分厚い「オクターブ奏法」は、やがてジャズ界の巨星キャノンボール・アダレイの目に留まり、彼は一夜にしてニューヨークの表舞台へと引きずり出される。
 リバーサイド・レーベルでの黄金期、ミルト・ジャクソンとの魂の共鳴、そして死の恐怖と戦いながら家族のために決行したヨーロッパ遠征。
ハーフ・ノートでの煙が出るほどの熱演を経て、彼はついに全米チャートを席巻する大スターとなる。
 しかし、栄光の影で過酷なスケジュールと家族への思慕が、彼の心臓を密かに蝕んでいた。一九六八年六月。故郷の自宅でセレーヌに看取られながら、四十五歳の若さでこの世を去る。
 本作は、一人の「無名の労働者」が、愛という報酬のためにギター一本で世界を変え、次世代のパット・メセニーらへと音楽の灯火を繋いでいく、情熱と献身の記録である。
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