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アナザーワールド  作者: りんどう
二部 青薔薇の太陽
85/89

軍事医療局

いつもありがとうございます。それではごゆっくりお楽しみください。


「ここに座って待ってて!すぐ戻るから!」


 そう言われてから、5分、10分。

 ぼうっと掛け時計を眺めていると、針が滑らかに数字盤の上を回っていくのに連れて、流れるように時が過ぎていく。

 出会い頭に襲いかかっておきながら、ここまでお世話になっている身として、文句を言うつもりは毛頭ない。

 しかし、何よりも迅速な行動が重んじられるべき現状を鑑みると、柄にもなく、掴みどころのない不安に駆られてしまう。

 ヴィオラとサリナは、お世辞にも口達者とは言えない。

 マーキュリーのように思っていること思っていないことを巧みに繋ぎ合わせ、自身の主張を迂遠で無難な言葉に置き換えることはできないだろう……今頃、彼女らはフェルナンド第三議長に迷惑をかけていないだろうか。

 人間の種類としては、第三議長もヴィオラもサリナも似た類の、自分に嘘の吐けないタイプのように思える。

 しかし、立場が圧倒的に違う。

 必要に駆られた時、偽りを纏うべきは議長の方ではないのだ。

 ……。

 いや、そんなことはこの際、どうでも良い。

 重要なのは、ゴール村の安否だ。

 彼女らは、命を賭して村を太陽派の魔手から守ろうとするだろう。

 太陽派は強大で執念深い。かの聖地管理評議会が、総力を挙げて一網打尽にすることを宣言してから10年、20年、30年。

 教祖である“シオン”——フェルゼン=ハルゼリアは捕えられ、聖地の地下監獄タルタロスに繋がれたというのに、何度壊滅の危機に瀕しても、綺羅星の如き統率者が現れ、勢力を立て直す。

 教父を名乗るエイダン=アリアンデルもその1人だ。

 そのような集団を前にした時、フェルナンドやヴィオラ、サリナが持つ個の戦力によって、集団としての強みを持つ彼らを十分に抑え込めるだろうか。

 フェルナンドの想定を上回り、非現実的な速度で彼らが体勢を立て直していたとしたら……。

 マーキュリーは、懊悩から眼を背けるように俯く。

 或いは、身体中を駆け巡る毒が齎す嘔吐感と大量出血による目眩によって、自意識が今にも泥沼の中に沈んで行こうとしているのかもしれない。

 これは、身体が弱っているがための弱気なのか。

 強く握り締めた乾布で脇腹の傷口を抑えると、思わず溜息が漏れ出た。


「傷病者か。昨今、大規模作戦は皆無と記憶しているが。何処の隊だ?」


 ふと、左方から、鎧越しのくぐもった声が廊下に響き渡る。

 見上げるとそこには、全身が傷だらけでありながら、隅々まで磨き上げられ、光沢を放つ白亜の甲冑が、思わず圧倒される程の威容を誇り、すっくと立っていた。

 ヘルムに刻まれた、縦に走る6本の大きな傷の向こうから、鋭くも苛烈な相貌が覗いている。

 厚い鋼鉄の仮面越しに表情は窺えず、ただ背中に紐付けられた槍の柄が、清潔で淡白な電球の光を煌びやかに反射していた。

 肩章が、入り口から吹き込んでくる優しい風を受けて黄金の紐を揺らしている。

 アイスブルーの青年は、もったりと顔を上げ、彼を見下ろす男の姿を見つめた。


「あなたは……」

「……」


 男は、微動だにしなかった。

 両手を握り締め、幅広な肩を怒らせ、マーキュリーの瞳の向こうにある何かを見通している。


「フン。軟弱者めが」

「なっ……」

「貴様のことだろう?ゴール村に派遣された傭兵というのは。全くもって、嘆かわしい。ゼーランディア卿の判断には、疑問を呈さざるを得んな」


 白亜の鎧を纏う男は吐き捨てるようにそう言い放つと、見下げ果てたとばかりにマーキュリーから視線を逸らし、前を向く。

 移動する山のように厳かな彼の歩みは、メダリオン近郊を流れる大河でさえ、阻むことはできないように思えた。


「あなたは何者ですか?僕の存在は、公になっていないはずです」

「思い上がりも甚だしい。そのように下卑た洞察で私を問い糺そうと?私は、敬意を払うべき確固たる実績と実力、才能を持つ者だけを対等に扱う。もし、貴様が私の敬意を勝ち取らんとするならば、与えられた任務に励むがいい。尤も、貴様らがその域に達せるとは到底思えんがな」

「……」


 男は、前面とは異なり、傷1つなく輝く背中を見せたまま、ちらりとマーキュリーを睥睨した。

 青年は立ち上がり、冷えた瞳で白亜の彼を見つめる。

 本来、そのような気力と元気は最早どこにも残っていないはずだ。

 しかし、自制心が朧げになっているからこそ、湧き上がってくる苛立ちに対する反射が、彼を2本の脚だけで立たせていた。

 

「であれば、敢えてここで貴方のお名前をお聞きすることはいたしません。後程お会いする“十人衆”の方に尋ねることもありません。しかし、そのように比類なき威厳と傲慢さを持つ貴方は、さぞ高い実力をお持ちの方と愚考いたします」

「見え透いたお世辞と皮肉は辞めろ」

「えぇ。次に貴方とお会いする時。貴方は、僕たちが成し遂げたことを耳に入れていることでしょう。その時、他でもない貴方の口から、素性をお聞かせください」

「……」


 傲慢な偉丈夫は、ふと歩みを止めて扉の向こうの光を見つめた。

 最早振り返ることすらせず、ただ籠った声を端的に漏らす。


「それが、泡沫の夢でなければな」


 そして、扉を押し開くと、そのまま無人の廊下より出ていった。

 マーキュリーの中で、鬱々とした感情を鼓舞する信念が燃え上がっている。

 しかし、流石の空元気も燃え尽きたか、糸の切れた人形のように椅子の上に腰を落とした。

 骨組みが悲鳴を上げ、一度は立ち上がった彼を笑うように軋む。

 再び、1分か2分という短い時間が過ぎた。

 しかしそれは、時計の針を見つめていた時間に比べるともっともっと長く、引き伸ばされていたように感じられる。

 何周したか分からない程の思考の渦の果て、何者かがマーキュリーの肩を叩いた。


「マーキュリーさん!……あれ、誰かと話してた?」

「……」


 どこか心配そうに、アルフが彼の瞳を見つめている。

 まだ、燻んではいないだろう。

 光が宿っているはずだ。


「大丈夫?生きてる?」

「……えぇ。なんとか。診察の方はどうですか」

「今さっき前の人の問診が終わったって。ほら——」


 背後から、聞き覚えのない声が響いている。

 見れば、眼の下に隈のできた痩躯の男が、バインダーを片手に気怠げな様子で、開いたドアから半身だけを出し、マーキュリーを凝視していた。


「うぅん……。あなたがぁ、マーキュリーさんですねぇ……?」

「はい」

「ボク、主治医のエクムントでぇす。立てますかぁ?」

「……大丈夫です」

「そうですかぁ?ではぁ、こちらへどうぞぉ。アルフくぅん、彼を手伝ってあげてくださぃ……」

「はい!」


 アルフの肩を借りながら、マーキュリーは立ち上がる。

 そして診察室の中に入り、簡素な椅子の上に腰を下ろすと、既に机の上には幾つかの小瓶と包帯や針、注射器が置かれていた。

 エクムントはその内のいくつかを手に取り、光にかざしたり、揺らしたりしながら、間延びした声で言葉を続ける。


「毒矢を受けたと伺っていますがぁ。それで間違いありませんねぇ……?」

「えぇ、脇腹の辺りに……」

「分かりましたぁ。太陽派が使う毒はぁ、主に2種類ですぅ。念の為、後程症状は伺いますがぁ、恐らくそのいずれかでしょぅ。ではぁ、ベッドに寝てくださぁい。それからぁ、幾つか質問に答えてもらいますねぇ……」


 エクムントはアルフに退室するよう促しながら、小瓶を片手に立ち上がる。

 真っ白で、汚れ1つなく、穢れの一切が取り払われた部屋には、謂れのない違和感を覚えた。

 柔らかいマットの上に横たわると、眩しく冷ややかな光だけが視界を支配する。

 突如として襲ってくる眠気を暫し跳ね除けながら、彼はエクムントの言葉に耳を傾けた。



 まるで釣り針に掛かった魚が引き上げられるように、勢い良く意識が浮上し、眼を覚ます。

 ふと、見覚えのない景色を前にして、マーキュリーは若干の焦りを覚えた。

 何か、忘れているものがあるような思いに駆られ、衝動的に上体を起こす。

 施術のためか、彼の半身は生まれたままの姿で晒されていた。

 後ろでポニーテールに纏めていたはずの髪は、だらりと後頭部より頸の素肌をなぞり、撫で肩の上から気力なく垂れ下がっている。

 見回すと、頬のこけた男が、膨大なカルテの並べられた棚の前で椅子に座り、静かに眼を閉じていた。

 違和感のある脇腹をさすれば、きつく包帯が巻かれており、数枚のガーゼの向こうで糸が傷を閉じているのを感じる。


「……そう、か」


 自分は寝てしまったのだ、と。

 マーキュリーは両掌に眼を落としながら、消え入るような声で呟いた。

 無理もない。彼は、局所的とはいえ麻酔を投与されたのだから。

 しかし、寝る間も惜しんでメダリオンまで駆け抜けたことを考えると……そして、ゴール村で、自分とは比べ物にならない程の重圧に晒されている彼女らのことを思うと、その同情されるべき休息が、過剰に忌まわしく思えた。


「む……もう眼を覚ましたんですかぁ?早かったですねぇ」


 ぎし、と椅子が悲鳴を上げる。

 見るからに不健康そうな表情の男は、前屈みになりながら膝の上に手を当て、ぎこちなく笑っていた。


「ご安心くださぁい。傷口の施術は成功しましたよぉ。見たところ、解毒薬も問題なく効いているようですねぇ……」

「貴方は……」

「主治医のエクムントでぇす。朦朧としていましたからぁ、覚えていなくても無理ありませんねぇ。今、意識ははっきりとしていますかぁ?」

「あぁ……はい、覚えています。意識も、大丈夫です」


 異変の有無を確かめるように、石橋を叩きながらマーキュリーは言葉を紡いだ。


「どれだけ寝ていたのか、という顔ですねぇ。気にしないでくださぃ、1時間も経っていませんよぉ……」

「しかし、僕には約束が」

「それについてはぁ、アルフくんから伺ってまぁす。今は大体20時でぇ……約束は22時頃だそうですよぉ」

「そう、ですか……」


 マーキュリーは、どこか罪悪感を秘めた、それでいて安心したような顔で息を吐くと、倒れ込むようにして再びベッドの上に寝そべった。

 ぼふん、と枕が音を立てる。

 掛けられた布団は暖かく、柔らかく、月牙泉の私室を思い出すような仄かな甘い香りを放っていた。


「わぁ、意外ですねぇ。すぐにでも出て行こうとするかと思いましたよぉ」

「ふふ……これだけ頭を冷やせば、流石に自重しますよ。物事には優先順位というものがありますから……」


 優先順位?と復唱しつつも、何のことか分かっていないように首を傾げるエクムント。

 そうだ。

 確かに、不眠不休で任務を遂行できるならば、それが一番良い……というか、速く済む。

 しかし、それを目指すあまりに効率を落とし、普段通りに行動した時よりも遅くなるようなことがあれば、本末転倒どころか愚かにも程がある。

 マーキュリーは、その域に達するまで後一歩のところだったのだ。


「しかし、約束の時刻を違えるわけにはいきません。休めてあと1時間ですね」

「大丈夫ですよぉ、ボクは明日の朝までココに居ますからねぇ。というか、基本的にココで寝泊まりしてるんですけどぉ」

「……ここで?」

「はぁい。“十人衆”に選ばれた時貰ったお家もあるんですけどぉ、何分忙しくてぇ。ずーっと、この部屋か奥の休憩室で生活してるんですよぉ」


 はは、と自重するようにエクムントは声を漏らし、床を見つめた。

 下瞼に沿う三日月のような隈が、彼の苦労を示すように影を落としている。

 ……。

 1秒でも長く休むべき時に聞くような話ではなかったかもしれない、と少し後悔しながら眼を瞑るマーキュリー。

 と、いうか。


「今、“十人衆”と?」

「はぁい。普段はうだつの上がらない軍事医療局の局長を務めていますがぁ。こう見えて実は、戦争の作戦立案の方が好きでしてぇ……大規模な作戦には同行してぇ、野戦病院を運営しつつ、ジェラルド様の参謀もやってるんですよぉ」

「おぉ……マルチプレイヤーですね」

「ま、ボクは地味な裏方ですからねぇ。他の方々に比べると、ファンも名声も皆無ですし、全然無名ですよぉ」

「しかし、あなた様のような方が居るからこそ、国が回るのだと僕は思いますよ」

「フフ、ありがとうございまぁす。でも、そんな褒められたものじゃないですよぉ?その分、仕事も多いですからねぇ。この隈とは数年来の長い付き合いですぅ。ま、仕事やってる時のが落ち着くんで、ボク自身は良いんですけどぉ……付き合わされるナースの皆さんからしたら、たまりませんよねぇ」


 この場合、医者の不養生だと指摘するべきなのか、どうか。

 そも、“十人衆”とは、何かしら卓越した才を持っていなければ得ることのできない地位。

 彼は確かに、参謀や医師として非常に優れているのだろう。

 しかし、エクムントの真の才能とは、どれだけ働いても、このように何処か気怠げな様子でやり遂げてしまうことなのかもしれない。


「ま、雑談はこのくらいにしてぇ……1時間したら、ボクが起こしますよぉ。お召し物は枕元の籠に入れてありますんでぇ、安心してくださいねぇ」

「服……そうですね、ありがとうございます。血痕が目立ちそうですが、背に腹は変えられませんね」

「お相手はシルバーさんということですしぃ、訳を話せば大丈夫ですよぉ。退官される前はボクもよく怒られたものですがぁ、随分と丸くなられましたからねぇ」

「軍人時代のシルバーさんですか。確かに……」


 あぁいう、普段は気が抜けているというか、飄々としている人が、仕事で一番怖いものである。

 尤も、怖さの種類は色々だ。彼女に関しては厳しいという意味での怖さだろうが。


「きっと、毒の影響はまだ残ってますよねぇ?さっさと寝て、休んじゃうことをお勧めしますよぉ」

「ふふ、分かりました。お言葉に甘えて、もう少しだけ睡眠を」

 

 マーキュリーはそう言って掛け布団を首まで上げると、溶けるように睡魔の誘惑へと身を委ねた。

 輪郭が解け、感覚が薄れ、意識が四散していく。

 疲労もあった。傷もあった。睡眠不足もあった。

 そして、身体がぐるぐると振り回されるような錯覚に襲われた後、強靭な精神力によって堰き止められていた根源的な欲求の波が、彼を一瞬で飲み込んだ。

 3分とも経たない内、言葉を発さなくなった青年の口元から、静かな寝息が立ち始める。

 それは、麻酔によって強制的に意識をシャットアウトされたのに比べると、随分自然で、幸福そうな呼吸であった。


「ふぅ。何とか、自然と眠っていただけましたねぇ。睡眠薬も必要なし……と。これで安心、安心。急激に容体が悪化することはもうないでしょぅ」


 エクムントはそう呟くと、気が抜けたように息を吐き、背もたれに寄り掛かる。

 体重を受け止めた座面と背板との境目が、不快な音を立てて歪んだ。

 

「どうやら他にも大きな傷を負っているようですからねぇ。こう、気持ち良いくらいにバッサリと。あれだけで充分死にかねませんがぁ、もう治りかけているのは本人の回復力か、もしくは応急処置の精度が良かったのか……。これ程の処置を即興で施せるのは、ウチの他に、聖地の異端審問団と世界連合の連合軍くらいですかねぇ?」


 無数のカルテが……ラグナルの軍に属する全ての人のカルテが、エクムントの視線の先で無機質に並んでいる。

 半透明のファイルの背には、個々の名前が刻まれていた。

 天井に取り付けられたサーキュレーターが、彼のボサボサで無秩序な焦茶の長髪を撫で上げる。


「しかし不思議ですねぇ。不思議過ぎますよぉ。普通、殺しても差し支えないような獲物に対して、遅効性かつ致死性の無い方の毒を使いますかねぇ?」


 痩せこけた男は腕を組み、それからうーん、と声を上げて唸った。

 太陽派が用いる毒には2種類がある。

 彼は、机の上に置かれたもう1つの小瓶。

 使われなかった方の毒に対して用いる解毒薬を見つめた。


「気になります……がぁ。ま、頭の片隅にでも置いておきましょうかねぇ……」


 沈黙と清潔とが支配する診察部屋で、エクムントの特徴的な間延びした声だけが響いている。

 机上の時計の短針は、8と9との間を指していた。

 エクムントは言葉にもならない声を漏らしながら立ち上がり、棚上のコーヒーミルから、挽いて何日と経過したか分からない豆を取り出すと、紙コップの上にフィルターを乗せ、その中へと放り込む。

 それから、お湯を沸かしていないことにやっと気が付いたのか、肩を落として溜息を吐くと、自暴自棄になった様子でポットの中の冷えた水を、フィルターの上へ乱雑に注ぎ込んだ。

 水出しコーヒーと呼ぶことすら憚られるような、黒く、苦く、冷たい液体を喉奥に流し込みながら、デスク横に下げられた明日の予約表を総覧する。

 そして、一気に濁った水を飲み干すと、絶望した面持ちで、秩序的に納められたカルテのファイルへと手を伸ばした。

お疲れ様です。

第85話、「軍事医療局」。いかがでしたでしょうか。

エクムントさん、結構キャラ立ちしてるんじゃないかなと思います。

こういう特徴的な話し方の人はセリフもするする書けていいですね。

書いてて楽しい上に書きやすいとくれば、筆者としてはこれ以上ない。

読者の皆さんも、どことなくコントのような彼の行動を含め、楽しんでいただけていれば嬉しいです。

さて、それでは、前話で予告した通り、新キャラ紹介を簡単にしていきましょう。

今回の対象は、アルフ=エリオットくんですね。

サン・ジュストくんに並ぶ“十人衆”ショタ界の双璧、こっちは光側のショタです。

二十歳にも満たない若輩者でありながら、その実力によってメキメキと頭角を表し、メダリオンの駐屯軍の副長に選ばれるばかりか、第十位とはいえ“十人衆”の座まで獲得してみせた天才児。

サン・ジュストの師匠がダリウスだとすれば、彼の師匠は誰なのか……それは、次回辺りにでも明かされることでしょう。

性格としては実直で寛容、真面目で正義感が強く、人助けを進んでやるタイプ。

本当、どこまでも光なんですね、彼は。

そも、背水の陣だったとはいえ、追手かどうかを確認せず奇襲するようなマーキュリーを、成り行きに任せて助けてあげるような子なので、本当にお人好しなんです。

どうか愛でてあげてください。

叩いても多分埃は出てきませんので、どうか優しく。

こういう子を幸せにしてあげるのが、筆者の存在意義ですよね。

……そうですよね?


最後になりますが、感想やレビューなどいただけると本当に嬉しいです。

執筆の励みになりますし、1つ1つじっくりと読まさせていただきます。

それでは、りんどうでした。

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