善悪日記
*この作品では、前書きや後書きも本編の一部となっています。最後まで読んでいただければ幸いです。
理華子がこの世を去った。二つ年上の彼女は、常に独創的で、どこか人を惹きつける力を持っていた。私が部屋に戻った時、そこに彼女の死体はあった。彼女らしいと言えば彼女らしい、美しい姿だった。そこに遺書はなかっがその代わり、日記から破られたであろう、数枚の日録が残されていた。
その日録が僕に宛てられたものなのか、そうではないのかはわからない。しかし、日録の最後にいつも書かれている「私の日記を見ているみんなへ」という言葉から、僕はそれを彼女の遺した言葉として世に伝えることにした。
忘れるのではなく、向き合うために。理解するために。そして、僕にはなかった何かを知るために。
理華子がこの世を去った。二つ年上の彼女は、常に独創的で、どこか人を惹きつける力を持っていた。私が部屋に戻った時、そこに彼女の死体はあった。彼女らしいと言えば彼女らしい、美しい姿だった。そこに遺書はなかっがその代わり、日記から破られたであろう、数枚の日録が残されていた。
その日録が僕に宛てられたものなのか、そうではないのかはわからない。しかし、日録の最後にいつも書かれている「私の日記を見ているみんなへ」という言葉から、僕はそれを彼女の遺した言葉として世に伝えることにした。
忘れるのではなく、向き合うために。理解するために。そして、僕にはなかった何かを知るために。
プロローグ
2024/12/02 17:11
(改)
2012/ 8/ 4
2024/12/02 17:11
(改)
2012/ 7/ 30
2025/03/26 17:57
(改)
2012/ 8/ 8(1)
2025/09/16 07:27
(改)
2012/ 8/ 8 (2)
2025/10/14 19:00
2012/ 8/ 8 (3)
2025/10/17 19:00
2012/ 8/ 8 (4)
2025/10/20 19:00
2013/ 4/ 10 (1)
2025/10/30 19:00