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神様に恋の相談をしてみる 1




「ねーねー、神様さ、これどうしたほうがいい? 私さ、恋とか初めてだからさ!! ね、神様は恋したことある!?」

「すごいテンション高いな。こういう愛が見れるとは面白い。俺はそれなりにだな」

「私も自分で自分が面白くてにこにこしちゃうよ!!」

「アイ様が楽しそうで嬉しいです」



 現在、私は神様とレルナと一緒にのんびり過ごしているよ。



 というのも大がかりな行動を行った後なので、ダンジョンに戻ってのんびりしているのだ。

 このダンジョンでのんびりと過ごせるのもまた楽しいよねー。こうして神様とレルナと一緒に話せるのも楽しいしさー。



 ちなみに私が思う存分国家崩壊を行った結果、あの国は大分ズタズタである。うん、滅茶苦茶楽しかったよ。




 でもさ、今はそれより自分の恋心の発見だよ!! 一大事なのはそっちだよ。ぶっちゃけ、国を崩壊させたことよりもそっちの方が重要なんだよねー。





「神様、恋した時はどんな駆け引きしたの? 私、恋の駆け引きわからないからさー」

「俺の場合は生贄として差し出されたり、自分で攫ったりが多い」

「わぉ、流石邪神様だね? そうだよねー。邪神だとそういうのがデフォルトだよね!! でも神様、顔が結構いいからなぁ。それでいちころか!!」



 うんうん、神様凄いよねー。神様顔がいいしな。だからかな? でも攫ったりが凄い邪神っぽい!! あれかなー、少女小説とかでありそうな邪神の花嫁的なのもいたのかな? でも神様が一人に夢中って想像出来ないかもな。

 でも数えられるだけなのかも? 私が親しみをこめて愛してるーとかいうと照れるし、そういう経験は少ないのかな。

 どちらにせよ、神様の恋模様は私の参考にはならなそうかな。



「というかさー、私結構迅少年にちゃんと気を聞かせて、いろいろ与えたりさー、好きだよーって示してると思うんだよ? こう、恥ずかしいから割とすぐ去っているけどさー。でもなんか、迅少年、困惑しているのに全然、それ以外の感情抱かないっぽいんだけど!! いやね、それも面白いよ、アリだよ!! でもなびく気ないなーって」



 うんうん、迅少年、本当に私になびかないんだよ。困惑はしているけれど、私の事を見てくれないっていうか。

 いやまぁ、そういう所が素敵!! みたいになっている私も相当なのかもしれないけれど。



 これ、オッドーとかが同じ事やっていたら気持ち悪いなで終わりそうなんだけどさ。



 私の初キスもささげたんだけど、それでも迅少年、なんだろう、私の気持ちを理解しないっていうか。そういうそっけない態度されるともっとこう興味津々だよ!!

 しかし、どうしたほうがいいんだろうね?


 


「愛様が恋をするというのは、私も想像が出来ませんでしたし。それでもそうですね。本気を分からせるためにはもっと行動をするのがよろしいのでは?」

「レルナは恋人とかいたことあるの?」

「……ないですが」

「そっかぁ。というか、レルナにもそういう相手がいたら楽しそうだよねー」

「私のことは良いのです。愛様の恋の方が重要です」




 それにしても行動かー。口づけだって頑張ってやったのにさー。どうしたほうが一番良いんだろうね?

 もっと恥ずかしいけれど、行動すべき??



「一緒に遠出にでも出かければいいだろう」

「そうだよね!! 神様、一緒にお出かけをするのは大事だよね!! 一緒に共同作業をしたりがいいよねー。でもデート誘っても断られたんだよね!! デートって言い方じゃなくて、他の言い方で誘った方がいいと思う? それか血みどろ『魔人』ツアーみたいな感じでやった方がいいかな?」



 うーん、私的にももっと私の事を分かってもらうためにも、私の本気を分かってもらうためにも――どうにかしたいんだけどなぁ。

 デートに誘っても本気にされずに断られちゃったし。もっとどうにかしたいしなー。


 迅少年って『魔人』として強くなろうとしているから、そういう方向で進めた方がいいのかな。でもそんなことをしてしまったら、私の恋愛面の本気が分からない?



 こういうのよく分からないからさ、私、どんな風に動いた方がいいかわかんないんだよねー。これならばもっと地球にいた頃に恋愛方面の話を聞いていたほうが良かったかなーとかちょっと後悔していたりするんだよね。

 私はそういうのが全く、興味なくて適当に聞いていたし。地球では何一つ恋なんてしてこなかったしなぁ。

 そういう恋をしてきたらもっと百戦錬磨で楽しく恋愛を出来たのかな? いや、でもなぁ、これは初恋だからこそ私は楽しいんだよな。きっと。



 初恋だからこその楽しさを今感じていて、初恋ではなければこんな風に私は楽しくはならなかっただろう。そもそも恋なんてものに夢中になっていたら私の未来も変わっていたかもしれないし。





「んー、どうしようかな」



 それにしても、どんな感じにしたらいいかな。




 

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