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【プロットタイプ】愛想を売るのは

作者: 秋暁秋季
掲載日:2025/07/09

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

色々あるんですよ。でも、踏み倒して生きるんです。

それでも陰湿って言われるんでしょうか。

鏡花の表面の性格、愛想が良く、人の事をよく褒める。子供の様に無邪気で従順。けれども時折我儘を言ってゴネて絡む。兎に角人当たりが良い様に振る舞うのが彼奴だった。

今日は添い寝を所望され、俺の上に馬乗りになっている。大きな獣に襲われた様なその体制に、俺はため息を吐いた。

「男の人なら喜ぶと思うのに」

「何にでも例外が存在するだろ。というか、何年一緒に居ると思ってるんだ」

お前、『これだから〇〇は……』とか奴のこと言えないぞ。

そんな俺の気持ちを悟ったのか、何とも憂いを帯びた顔をして、その横にゴロンと転がった。そっぽを向いているので、髪が此方に当たる。

「そんな事しようがしまいが、俺との関係は変わらないぞ」

俺は生きる為にお前を使う。其れはお前も同じだろう。そんな事をわざわざしても、何か変化があるとは思えない。何を急っているのか知らないが、もう遅いのだから早く寝ろ。

そう思って軽く頭を撫でる。風呂上がりのややしっとりとした質感が、指を通じて伝わって来る。

「……愛され……たいんだよね。だから一生懸命いい子になろうとしてるんだ。

人当たり良くするのも、褒めるのも、悪口言わないのも、全部自分がそうされたいから」

愛想が良く、人の事をよく褒める。子供の様に無邪気で従順。けれどもその裏では沢山の感情が蠢いているのだろう。憎しみも、嫉妬も、苦しみも、其れらを踏み倒す様に、振舞っているだけなのだろう。

「あの……あのね……今日、テレビで見た興奮した熊、あんな感じ。逃げ場がなくて、興奮状態で、其れで全ての嫌な感情を忘れて、ただ暴れ回ってるの。だってそうしないと受け入れてくれないと思ってるから。瑠衣たんは例外なんだけど」

愛されたい。か。其れは万人が持つ本能だ。受け入れられたいのは、何も珍しい事ではない。

「あぁ。そうだな」

「……裏で相手に『面倒臭い』とか思われるの嫌だから、其れは絶対に嫌だから、なるたけ悩みの相談とかしないようにしてる。だからSNSで慰め待ちしてるの人……」

其れからふと声を止めて、ぐるりと其方に振り返った。長い髪が顔を覆い表情がよく見えない。けれども恐らくあまり良い表情はしてないのだろう。

「強く生きなきゃ。慰めとか……要らない。愛されなくても……強く。ん」

追い詰められている様だった。故に黙って抱き締める事にした。

慰められたくない。慰めのことばを聞きたくない。だったら出来るのは、これぐらいだった。

「甘やかしちゃ駄目だよ。でも……有難うね」

たまたまSNSで見たコメント。

人から愛されて来た子って気遣いが出来ない。


これだけだと誤解を招く恐れがあるなぁ。と思いながら、見てました。

ニュアンスは伝わったので、補足を入れたい。


あのね、人から愛されて来た子、容認されてきた子って、必然的に自分の言った事を肯定された生き方をしてるんです。

だから良い事、悪い事を相手に率直に言っても、『過度に嫌われたり、否定される』という心配が無いんです。

これが『気遣いが出来ない』という言葉になってしまった理由。


気遣いが出来ないというよりか、良い意味でも悪い意味でも、遠慮をしなくて良い。する必要がない世界で生きて来た。

だから嘘や建前から遠い、素直な人が非常に多い。


※私の周りにも大勢いらっしゃいます。だから信ぴょう性はあるかな。


でも鏡花の親や友人の関係って良好だけど不自由。

虐待とまでは行かないけれど、やや歪な事が多かった。

媚びを売らないと此方を向いてくれない幼少期だった。


それでも『まぁ私も悪かったし』という意見で受け入れている。

なんなら『もっと良い子になれば、可愛がって貰えたかな』、『もっと気の利いた事言えれば傍に置いてくれるかな』って何処かしらで思ってる。


※此方に非が無いのに、やってきたら逆鱗です。

※自分から一度も話しかけてないのに、向こうからいじめたら絶対許さないタイプ。


これが鏡花の口癖一歩手前の言葉の理由。

『良い子にしてたじゃん。』


だからね、素直に『慰めて』、『よしよしして』と言える人見ると、多分凄い嫉妬しちゃう。

『私は出来なかったのに!!』

『そんな事をしても誰も振り向いてさえくれなかったのに!!』

こう思っちゃう。


だからベタ甘とか、慰めとか、求めてない。

それで依存して駄目になるのも嫌だし、無駄だと思ってる。

※鏡花が見た夢に、『瑠衣がベタ甘になる』なんてものがありまして、一発目に『誰だテメェ。気持ち悪ぃ』です。


しがらみからは決して逃れられないんだよね。

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