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思い出と家訓

side A


「ただいま帰りましたっ!」

なんて陽気な挨拶なんだろう、ファミレスに行くと言う夢を叶えたが故なのだろう


すると遠くから返事が聞こえた


「おかえりー」


母である

クリームソーダの感動を伝えるべく母のいるリビングに向かう


「お母さん!!!!」


「ご機嫌だねなんかあった?」


「今日はね───」


クラスメイトの女の子とファミレスに行った事、クリームソーダはキラキラしてて美味しかった事など話した


「それって入学式にとわに撮ってくれって頼んでた可愛い子?」


「青春を謳歌するのは良いんだけど、無理だけはしないでね」


頷いて部屋に戻った、今日の事を日記に書き溜めよう


─────────────────────

side B


家に帰ったら部屋でひたすら勉強に励む

勉強してないととわさんへの愛で情緒が爆破しそうだからである


しばらくすると部屋の扉がガチャリと空いた

部屋に入ってきた人物の方へ体を向ける


「お母様おかえりなさい」


「いつきさん勉強は順調なの?」


「勿論滞りなく」


「貴方は将来良い大学入って良いところに就職して…お母さんを安心させて頂戴」


「…」


「片思い中のかわいこちゃん落としてお母さんを安心させて頂戴!!!!!」


「良いとろこに就職して高級取りになって損はないわ!もし在学中に落とさなくても後々財力で落とせばいいのよ!!!私もそうやってお父さんを落としたんだから!!!!」


強く頷くと母の顔色が急に変わった、これは取り調べ、又は尋問が始まる合図である


「それで今日はどんな事をなさったのかしら?」


「今日はネットで見つけたおすすめデートプラン初めて編に記載してあったファミリーレストランに言って参りました!2人でクリームソーダを飲みました!!尊死しそうだったところをなんとか耐え抜きました!!」


「なんとッ!!!!そんなのもう、デートじゃない!!!!お母さん今からお赤飯炊いてくるわ!!!!初デート記念よー!!!!!」


言い終えると母は凄まじいスピードで階段を降りていった


今日もとわさん可愛いかったなと悦に浸りながら今日の隠し撮りたちを机に並べていく、既に部屋中の壁はとわの写真でびっしりなため、どうしたものかと悩んだ末、アルバム帳に空きがあることを思い出し丁寧に仕舞い込んだ


因みに如月家の家訓は”好きになった相手は何がなんでも手に入れろ”である


「愛していますわ、愛しのとわさん♡」


写真のとわに口づけをして微笑んだ

今回は2人の会話一切なくてなんだか寂しかったです…笑

思いっきりギャグ回ですね笑笑

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