強敵
しばらく、僕はなにができるか考えていた。
原初魔法っていうのは古の昔神々の使っていた魔法のようだ。
どうしてそんな危険なものを持っていたかは、すべてあの本が原因だろう。
では、なぜそんなものを食べたんだって?
そんなもん、そこにあったからとしかいえない。
魔物とは本能のおもむくまま生きる。つまり、意識はあるが考えない、すべて本能が教えてくれるのだ!
では、なぜ僕は今考えているのか?
それは、本が原因だろう。
ーシュワンッー
なんだ?今変な音しなかったか?
「ドギャオーーーン」
現れたのは赤黒い狼だった。
「何これ?」
今の今までこんな狼いなかったのに、いつ現れたの?
そんなことを考えていると、煙が辺りを囲った。
やばい、どうしよう、逃げられない、死んじゃう。
だけど、もう少し頑張ってみようかな。
そう思った瞬間、狼の姿が消えた。
「どこにいった!」
ーシュワンー
うしろだ!
しかし、気づいたときには遅かった。
ードゴーーンー
すごい勢いて壁にぶつかった。
うぅ、痛い、全身が痛いけどそこまでダメージはなかった。
この柔らかボディのお陰かな、でも何発も受けてられるような威力じゃない。
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