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5話 面白そうなとこに到着しました

ジー

「何見てるのスライムさん」

「いや別に何でもないですよ」

 ジー

「だから何で見えるの」

「いや、さっきのおっさんと話してる時のテンションと僕と話してるテンションが違うからなー、ちょっと悲しくなっちゃったなー、僕の方が少しだけど一緒にいる時間が長いのになー、命の恩人みたいなものなのになー」

「もしかして嫉妬?」

「ち、違うもん」


 そんな他愛のない話をしていると不恰好だが堅牢な石造の門が見えて来た。勝手に入っていいものだろうか?生憎周りを見ても、誰もいない。

 誰もいないから、勝手に入ってもいいよね!

歩き出そうとしたら、

「おい!そこの怪しいもの止まれ!」

と剣やら槍やら盾を持った騎士風の人間に囲まれ静止させられた。

「そこの子とスライム何しに来た!」

「私は冒険者になりに来ました!」

 そんな大きな声出せたんだ。いや!そんなことより、“冒険者になりに来ました!”って何!今までそんな素振り無かったよね?僕が気づいてないだけか⁉︎

「おお!そうなのか!冒険者志願者なのか!ではそのスライムはお前の従魔か?」

そう質問されると少女はすぐに、

「はい!ペット(従魔)です!」

 会話弾んでますね。僕も会話に入れて欲しいよ。あっ、でも喋るスライムなんてバレたら、僕の望む自由気ままな生活とはかけ離れてしまう。ここは我慢!そうするしかないか。

「そうか!すまないな!こんな手荒な真似をして!何を隠そう!最近ダンジョン近くのモンスターの活動が一段と増して警備に力を入れてるのだ!」

「マルクル団長、怪しい者には思えないですし、そろそろ中に入れてやってもいいのでは?」

 どうやらこの熱血騎士も名前はマルクルらしい。ついでに、団長らしい。

「それでは、中に入れ!また、いつか会う日まで!

そういえば!冒険者になりたがってたな!このまま真っ直ぐに進むと冒険者ギルドがある!分かったな!それでは!」

 「ありがとうございます!」

と少女はお礼を言って真っ直ぐ歩いて行った。

☆☆☆☆☆が★★★★★になると作者が喜びます。

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