4話 一緒に旅しよう〜この幼女何者⁉︎
さっきのハンマーどうして、音もなく衝撃もなく落ちたのだろう。まるでそこに元々あったようにも思える。
「おーい、そこの嬢ちゃん。」
遠くの木陰から声がした。現れたのは、『筋肉の権化』と言われてもおかしくない初老のハゲ頭の人間でした。
「すまねー、俺のハンマーがこっちに飛んできてない?」
「そのハンマーなら、そこにある」
と幼女は指を指した。
「助かったぜ!嬢ちゃん。そうだここであったのも何かの縁、これをやるよ。」
やるよと渡されたのが、
「『ガルムの鍛冶屋無料券』?」
「そうだ!俺はガルムって名前でこの町の近くにある鍛冶屋をやってだ、ちなみに今は冒険者として近くの村に出た腐臭虫を討伐しに行く途中なんだ」
「ほんと!そうなんだ!頑張って!」
と幼女と筋肉の権化が話している間に、僕の旅の目的地が決まった。
どうやらこの先に町があるらしい。
行きたいけど、僕はスライムだし町に入った瞬間討伐対象だしなぁ。
そうだ!この幼女を使って町に入ろう!
それに1匹のスライムと1人の幼女、旅をするにピッタリな組み合わせだ
「よし、一緒に旅をしよう!」
そういった瞬間、幼女はずっと無表情だった顔があかるくなった。
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