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GEAR  作者: レティ
9/15

3日の休息 回収班の到着

「…ん」


前が眩しい、どうやら朝が来たようだ。

少し寒い。

布をどけて外へ出るとやはりあいつらは起きていた、が、昨日一昨日と違ったのは俺を起こしに来ないこと、朝ごはんを食べていない事だ、そして昨日作ったベースキャンプをもう片付けていたこと。


「おう傭兵、起きたか。朝飯出せなくてすまんな」


朝ごはんはもともとあんまり食べる方じゃないから別にいい、気になったのはなぜベースキャンプを片付けているのかだ


「…おっさんなんでベースキャンプを」

「おうあと少ししたら回収のヘリとトラックが来るんだ」

「ほらレティも帰る準備して」


荷物を運んでいたオペレーターがすれ違いざまに言った。

俺には荷物なんてないのに、とりあえず、GEARに戻ろう。

ベースキャンプあとから少し離れた場所にそれはあった。逆関節に空気抵抗を考慮したコア、半壊した右腕、傷のついた左腕そして特徴的なヘッド、レティの愛機【オポジション】だ。


「…帰ったら右腕の修理、弾丸とナイフ補給に超音波ソードの研磨、エンブレムの貼り直しと推進剤の補給とストックの確認にブースターの燃料の補給だな……」


半壊した右腕を肩からパージ(切り離し)しながら呟く、その時だ。

ガタガタと音をたてながら回収のトラックが到着した、じきにヘリも到着するだろう




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