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生活モニュメント[6]

恨みと後悔

作者: 袋小路 めいろ

恨むなという事

それはきっと

これをハッキリ白にする事で

ほくそ笑む糞野郎を

作るなという事

これをハッキリ黒にする事で

ほくそ笑む下衆野郎を

作るなという事

そういう事なんだと思う

曖昧が一番ってわけじゃない

だけど正解が無いから

許す事をしなければならない

今の確定事項だけで

未来をより良く生きる事は

できないから



頭にくるのは

受け取り方を間違えたから

怒りを向けられたのは

渡し方を失敗したから

当たり前を定規にして

当たり前で測定したから

今ある全てが

もしかしたら

失敗かもしれないのに

誰も疑問には思わない

それが既に

失敗かもしれないのに



失敗を恐れて

何もしない事で失敗している

大半がそう感じる

問題だって騒いでるのは

結局右も左も無く

平等に失敗したから

この国に生きてる人

全てが平等に失敗したから

そのツケは多分

今の子供達が

どんなに嫌であろうと

背負っていくしか無い

この国で

死ぬまで生きていくなら



改善もやり直しも

劇的では無いこの国では

目に見える変化は無い

知らない事すら

知らないから

誰も何も聞かない

社会制度も

得になるモノも

結局は調べて

尋ねて

一人の人間が

一人の人間として

動いたから手にするモノ

理解して

納得して

常に今どうなっているか

気にかけてる人が

一番楽に生きている



頭を回転させている

そして形にする

そんな人の特性が

出来上がった時から

人は後悔をし始めたはずだ

それが考えて形にする

そんな行動の副産物だから



僕等は後悔する生き物

本当はネガティヴも

ポジティブも無く

皆等しく

交互に行うからこそ

つり合いが取れている

結構単純な生き物かも知れない

ただ考える深度が

深いだけで

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