もし? 私が自分の運命を決めていいのなら目の前に居るこの男性と幸せになりたい!
”もし? 私が自分の運命を決めていいのなら目の前に居る
この男性と幸せになりたい!“
私は昔から男運が悪い!
きっと男を見る目がないのだろう。
変な男ばかり好きになり、”最後はゴミのように捨てられる。“
私の人生で初めて付き合った男子も、最初は優しい男の子だと思って
好きになり付き合ったのだが......。
私と彼が付き合うなり”束縛が凄すぎた!“
朝からとめどなく彼からのメッセージが送られてくる。
正直、どうでもいい事ばかりで私は少しうんざりしていた。
でもあの時は、”私も彼を凄く好きでこんなに私を好きでいてくれて
いるんだと想っていたのだ!“
だけど? 彼は別のクラスの女の子とも付き合っていたらしい。
ここでまさかなのだけど? ”彼と別れてはじめて気づいた事ではあるが、“
そっちの女の子の方が”本命”で私が遊び相手だったと知る。
『”ど、どういうことなの? 他のクラスの加藤さんとも付き合ってる
らしいじゃん!“』
『えぇ!? バレた? マジかよ。』
『”バレないとでも思ってたの!“』
『まあ~バレたらバレたでもいいんだけどさ~バレたのがお前の方で
良かったわ!』
『えぇ!?』
『”向こうが俺の本命で、お前は遊びだよ。“』
『う、嘘!? 私の方が遊びだったの!?』
『本当に良かったわ、バレた方がお前でさ! じゃあこれでお別れだな、
じゃあな! 楽しかったわ~!』
『・・・そ、そんな、嘘でしょ、』
*
・・・こんな感じで私は男性に軽々しくフラれる。
そんなこんなで私は今までの”恋愛は何もかもなかった事にしている!“
だから大人になった今は、”一途に同じ男性を想い続けると決めていた。“
【片想い】だとしても、私は今の方が何倍も何十倍も幸せだからだ。
ゴミのようにもう男にフラれる人生なんて二度と味わいたくない!
ただふとこんな事を想うのだ、、、?
”もし? 私が自分の運命を決めていいのなら目の前に居る
この男性と幸せになりたい!“ と、、、。
彼は職場の先輩で、”私に一から仕事を教えてくれた私の愛すべき先輩。“
本当に誰にでも優しく、私はそんな先輩の事が大好きだ!
もうかれこれ? ”3年は彼に片想い。“
正直言うと? もうどうやって付き合うのかも忘れてしまったわ。
ただただ私は先輩の事を遠くから見つめてるだけで幸せだったのだ。
だけど? 同じ職場で同じ日に入った女の子が職場結婚をした事で、
私は先輩への気持ちが強く想うようになる!
『”越生? 何ボーっとしてんだよ! 仕事終わったのか?“』
『あぁ、先輩! い、いや? まだ少し残ってて、、、。』
『どれ? オレに見せてみろ!』
『ちょ、ちょっとやめてくださいよ、恥ずかしいじゃないないですか!』
『何が恥ずかしいんだよ~ えぇ!? もう終わりそうじゃないか。』
『・・・・・・』
『”じゃあー少し待っててやるから、ご飯でも食べに行くか!“』
『”えぇー!? 先輩の奢りですか?』
『そうだよ、だから頑張って仕事終わらせろ!』
『はい!』
・・・私が新人の頃はよく先輩に仕事帰り食べに連れて行ってもらって
いた事を私は想い出していた。
どれもこれもいい想い出で。
久しぶりに先輩と二人でご飯なんてどれぐらいぶりだろう?
『”また~何を一人でボーっとしてんだよ。“』
『”えぇー!? それは先輩には内緒です!“』
『まあ~いいけどさ~言いたくなったらオレには言えよ。』
『えぇ!?』
『”だから一人で悩むなって事だよ!“』
『やっぱり先輩って、凄く優しいんですね。』
『えぇ!?』
『何でもないです! じゃあーバンバン食べましょう~!』
『おっ! 乗って来たな~今日は飲むぞー! 最後まで付き合えよ。』
『はい、先輩!』
・・・ベロンベロンに酔った先輩をタクシーに乗せて私の膝を
枕代わりに眠る先輩が私の”旦那さま“ならどんなに幸せなのだろう
と私は先輩の寝顔を見ながらずっと考えていた。
タクシーは先輩のマンションの前で止まり。
私は先輩を担いで先輩の部屋に入った。
『”ねえ先輩、もしよかったら私と結婚してくれませんか?“』
『・・・・・・』
・・・当然だが、先輩の返答はなかった。
もし? 私が自分の運命を決めていいのなら目の前に居る
この先輩と幸せになりたいと思う私は贅沢な悩みなのでしょうか?
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




