表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

▶ 異世界転生シリーズまとめリンク

伝説で最強の冒険家達の壮大なる生き様!!!!

掲載日:2026/02/22

「おい! だから言っただろ! ブーツの裏に滑り止めの釘を打っとけって!」


雲を突き抜けるほど巨大な構造物の上。風に煽られながら、一人の男が怒鳴り声を上げた。


「今さらそんなこと言ったって遅ぇんだよ! そもそもこんな装備で来させるのが間違いなんだ!」


「二人とも、黙れ……っ!」


三人目の男が、必死に鉄骨にしがみつきながら声を絞り出す。


「喋ると振動で体が動いちまう……。こんな高さから落ちたら、地面に着く前に風圧でバラバラだぞ。頼む、雲が完全に退いて、視界が開けるまで……静かにしてよう……」


「…………」

「…………」


沈黙が訪れる。

下を見れば、吸い込まれそうな虚無。

動けば死。声を出しても死。

生と死の境界線で、彼らはただ、石像のように固まっていた。


「……ああ……」


「そうだな……」


極限の緊張が、ふっと緩んだ、その瞬間。


「…………ヘックシュン!!!!」


「「あーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」」


吸い込まれるような絶叫が、空に消えていった。


数ヶ月後。


「おや、見ろよ。こんなところに屍が転がってるぜ」

「どうせ素人共が、身の程知らずに馬鹿な真似した跡だろ。時間の無駄だ、さっさと行こうぜ」


通りすがりの冒険者たちは、その「かつて空から降ってきたモノ」に一瞥もくれず、歩き去っていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ