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バラックの役割。


「俺が前に立つ。」

バラックが、ベヒーモスの攻撃を受け止める。


バラックは、元々攻撃的な戦士である。

上段からの体重を乗せた、豪快な一撃を得意とする純粋なアタッカーと言っても良い。そんな彼が、今は攻撃をしない。


「エイタ!お前が攻撃するんだ!」

「はいっ。行きます!」


魔王には、通常の戦士の攻撃はほとんど効かない。

魔族の中で、特に強い者が魔王となり、魔王になると物理攻撃と魔法攻撃が、ほとんど効かなくなる。


魔王とは、最強の魔人なのだ。

その魔王に対して、特攻があるのが勇者。


勇者固有の身体強化の魔法をかけての、勇者の剣での一撃。

魔王を斃すには、勇者の攻撃が不可欠となる。


バラックとエリスは、魔王と対峙したことがあり、ほとんど攻撃が通らずに逃げ帰った経験がある。


だから、勇者召喚を行う事になった。


本来彼らは、その強さに見合った責任感の強い人間だ。自分達の世界は、自分達の手で守りたかった。そんな彼らが行き詰まり、勇者召喚を苦渋の決断で選んだ。


と言う設定が「ゆうパン」の中にある。

憶えてない所も多いが、作者だからね。実際にこの世界で、生きて行くうちに思い出してくるよ。


だから、今のバラックの動きなんだ。。

このパーティーは、魔王を斃すと言う目的の為に、エイタを攻撃の中心にする必要がある。


バラックが守り

ピータが撹乱して

エリスが牽制して

ローザが回復させて

エイタが攻める。


魔王以外なら、バラックとエリスで攻めれば良い。

だがそれではダメだと、皆が、考えていた。

勇者固有魔法である、身体強化を使った勇者の攻撃ではないと、魔王は斃せない。

だから、勇者(エイタ)を中心に攻撃するパターンを普段から、実践して連携を深めておく必要がある。


「ぐぅっ!」

バラックが、ベヒーモスの突進を受け止める。

エイタが、動きの止まったベヒーモスに斬りかかる。


浅い!


仕切り直しだ。

バラックの傷をヒールで癒やし、そしてエイタにもヒールを掛けに行く。


私も成長した。

前衛のすぐ後ろで動き、的確にヒールをかける。


100m歩いただけで息を切らせていた虚弱な少女はもういない。


…。


中身が瑛一郎だから、ローザちゃんがいないって意味じゃなくて、努力して成長したって意味だからね。


もし、ローザちゃんに身体を返すことができたら、健康な身体を返せる事を嬉しく思うよ。


背も伸びて、スタイル抜群だしね。


女性としては少し背が高め、だけどバラックやエイタと比べると全然小さいんだけどね。


スタイルと言えば…。

スラッとしてて、とってもキレイですよ。スラッとしてて…。


…ま、その、あれだ。ミリアちゃんより、背は高いんだけど、、、小さいかな。

どうなんだろう。動くのに邪魔だけど、大きかったほうが嬉しいのかな?


まぁ、無いことも無いんだけど。

世の男が、これ見たら興奮するのに十分な大きさなんだろうけど。


少なくとも、俺はこれくらいが、ちょうど良くって好きだったよ。なんせ、どストライクだからね。


「ローザ!」

あ、思考が変な方向に…。

「はいっ!」

前に立つ勇者(エイタ)の背中に手を当て、聖属性魔力を流し込む。


「ヒール!」

疲労回復、ファイトー、一発!

ってね。えっ?古い?


…。子持ちのおじさんだからしょうがないの。


でも、今のままじゃ1手足りない。

エイタの攻撃も良いが、急所まで届いてないのよね。


どうするか?


考えている間は無い。

…。いや、しょうもない事ばかり考えていたせいじゃなくて。


でもローザちゃん身体の事、コレ大事なこと。


タメを作ったベヒーモスが突進してくる。

バラックが受け止める。

ここまでは良い。これからどうするかだ。

エイタが攻撃しようとしたその時。


ベヒーモスの前足の辺で、小さな爆破があった。

ベヒーモスが態勢を崩す。


ん?このニオイ。

嗅いだことあるニオイ。


花火?火薬かな?


「エイタさん。今だ。」

あ、その声聞くだけで心が弾む。

忍者になれたんだね。ピータ!

「おう。いくぞ。」

エイタが答えて、ベヒーモスに斬りつける。


ベヒーモスは、ドラゴンに匹敵すると言われる最強クラスの魔獣だ。


まだまだ浅い。


そもそも、ベヒーモスの突進を、何度も受け止める人間がいる事が、おかしいのだが…。


呪いも解けて、本当に全快したんだな。バラック。


ここでは、エイタ1人では、まだこのクラスの魔獣は、斃しきれないようだ。

一度皆を回復して。バラックにも攻撃に加わってもらうしか無いか…。


「やっぱ、私がいないとダメみたいね。」


魔力を解放した姿は、美しさと可憐さに力強さを併せ持つ完璧。


完璧美少女のエリスがそこにいた。


勇者パーティが、完全な姿でようやく揃いました。

ようやく戦力が揃いました。

残り10話位になります。

投稿スピードあげて一気にいきますので、ローザちゃんの応援よろしくお願いします!


ブックマークと評価、感想なども、できましたらよろしくお願いします。

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