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兵士長バズ

なんなんだ…



バズは思った。ライフ坊ちゃんを少しお灸を据えてやろうと打ちのめしたのだが、痛そうにしながらも「グ、ググっなるほど横の攻撃にはこの型か…」などといいまだ戦う姿勢を見せる…。




(もしかしてまともに訓練をして強くなりたいのか?)



俺はまさかとは思ったがそんなことが頭をよぎる。





(どっかで嫌な事があったのか?)




まあ考えても仕方ないしすぐ飽きるだろうと木剣を振りライフ坊ちゃんを吹き飛ばす。




「すぐ立つ!敵は攻撃を待ってくれるとでも思ってる

のか!」




「くっ、その通りだな。」




…素直すぎて怖い。どうしたのだ?よっぽど嫌な目にあったのか?など考えがよがったが、良いふうに変わったのでとりあえず続けることにする。






「ほら、剣だけと思うな!」っと普通の兵士にする訓練と同様に坊ちゃんの腹を蹴り上げる。




「うっ。」




坊ちゃんはうずくまって動かない。少しやり過ぎたかもと思いながら、




「今日はこれくらいにしましょうか?」と坊ちゃんを起こそうとする。




「…ハアハア」


「お前が…それを決めるな…俺が決めるんだ…」




よろよろになりながら坊ちゃんが立ち上がる。




「…分かった、だが今の傷で身体に負担をかけるのは指導者として断る。やる気があるなら明日もこの時間にやりましょう。」





「…うむ、確かにその通りだ。ではまた明日だな。」





いつもなら言い出したら他人の言うことなんて聞かない坊ちゃんが、話を聞く事に驚く。





何かおかしい事に疑問を持ちながらよたよたと歩く坊ちゃんを見送る…。






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