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異世界不適合女に俺はなる  作者: はにゅー
3/20

3話 2年次スタート

2年になり座学の内容に「神学」が増えた。面倒くさいから全部寝てたいんだけど、怒られるし、他の科目同様に試験もあるからまあそうもいかない。


さて本題。中距離アタッカーとして、弓を使うのではなく聖力の塊を空中に生成し発射する事だが、これが予想以上に難しかった。


近距離アタッカーは自分の全身と武器全体に聖力を纏わせるという聖力操作をする。これしか聖力操作のやり方をしていなかったもんだから、聖力塊の生成がめちゃくちゃ難しかった。


矢尻に聖力を纏わせて飛ばすという弓の技術は問題なくできたのだが、空中に聖力の塊を留めるという自分の理想はうまくできなかった。


それなら小石に聖力を纏わせる方法ならどうかと思ってやってみたら、これならなんとかなった。


今は「①腰につけた小石袋から小石を取り出す」→「②聖力を纏わせる」→「③発射」という流れにした。


このやり方の弓より良い点は、複数の弾を同時に発射できることだ。


中距離アタッカーは、視野が広く複数の敵に対して一度にアプローチできるのが魅力的なポジションだから、この優位性を活かせるのは、「複数の敵に対して前衛が戦いやすいよう盤面を整える」役割だ。


悪い点は、聖力操作が難しく、弓のように弾道を調節して曲げたりはできないという点と、単発出力が弓より落ちることだ。

直線的にしか飛ばないし単発出力は落ちるが、学院のチームは近距離アタッカーが多いんだし、弓で魔物をワンパンする事を目指すこれまでのチームスタイルよりも、俺はこっちの方が効率よく魔物を倒せると思ってる。


いずれ小石を使わないでできるように、それと曲線的な弾道も描けるようになりたい。


せっかくだからチームの話もしよう。


2年になった私のチームは3年1名、2年3名、1年3名だった。


3年は複数のB級ライセンス組織から視察を受けているらしい白髪長身のライフ先輩。弓が得意らしい。プライドめっちゃ高そうだからちょっと面倒だろうなあって印象。上からの評価は高いけど下には辛く当たるタイプだろうと予想。


2年は俺と、サリカとハイル。

サリカは1年次は筋骨隆々って感じのザ・脳筋アタッカー。神学が学びたくて2年も残ったらしい。こいつ弓使えんのか?

ハイルは前髪長めの黒髪。何考えてんだかわかんないやつ。


1年は、ワクリとテハクとタヒト。

ライフ先輩の方針で、2年はメンター制度みたいに1年に対して主に1対1で指導することになった。私が指導するのはタヒト。


タヒトは元気なやつで効率良くって言葉と無縁っぽい感じなので、この効率厨先輩がしっかり遺跡攻略を教えてあげようと思っている。


2年次もやることがたくさんだ。

3話も最後まで読んでくれてありがとう!

評価ポイントを星1〜星5で選んでください!今後の参考にします♪


この作品は1話あたりの文量が非常に少なく、更新頻度が高い作品になります。

続きも読みたい!また後で読み返したい!と思った方はブックマークもよろしくお願いします!!!


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