登場人物紹介
登場人物(第六話終了時点)
※この項にて初出の設定がいくつかあります。
・パーティメンバー
ユウヤ/照井勇矢
人間/男/21歳/168cm
主人公で主な狂言回し。現代の日本出身。
高卒で就職するも、度重なるパワハラに遭い退職。その後も再就職できず行き詰った末に自殺をはかる。
首を括ろうとしたその時、突然現れた天使に阻止され、そのままファンタジー世界に転移させられてしまう。その際、天使はチートな能力や武器をくれると言ったが、チートが嫌いなユウヤはそれを断ってしまい、初期よりレベルちょい上げで異世界に送られる。
リーナと出会い、彼女の誘いでギルドに入り冒険者となる。
根性無しのヘタレで、血やモンスターの死体を見ると気を失う。
しかしここぞという場面で度胸を見せる時がある。
それでも自分に自信が持てず、なにかにつけて「しにたい」とつぶやく。
使用武器:短剣、剣
魔術適性:防御強化 2
リーナ
人間/女/18歳/161cm
ユウヤが異世界で最初に出会い、パーティを組む少女。
回復やサポート系魔術が得意で、攻撃魔術も少しだけ使える。
歳のわりに落ち着きがあり、冷静に状況を見極めることが出来る。
かと思えば時折子供っぽい言動を見せたり、ユウヤの前で平気で着替えようとしたり一緒のベッドで寝ようとしたりと、天真爛漫で細かい事は気にしない。
幼い頃に命に関わる病を患ったが、旅の魔導師に救われ、その人物を師匠として旅についていき魔術を教わった。そして、誰かの助けになれる魔導師になることを目指す。
異世界に不慣れなユウヤを何かと手助けしてくれる。
使用武器:ロッド、短剣
魔術適性:回復、サポート全般 3/風、水 1
メル
ラミア/女/16歳/223cm(直立時は150cm程)
上半身が人間の女性、下半身が蛇のラミアというモンスターの少女。ヒト同様に言葉が話せる。
ラミアだけが住む集落に暮らしていたが、集落を離れていた際に闇ハンターに捕まり奴隷商に売られそうになってしまう。
隙を見て脱出し、野菜泥棒をしながら逃げ隠れていたところをクエストで来ていたユウヤたちに保護される。
そして、自分の里に帰るために冒険者となりユウヤたちのパーティに加わる。
勝気な性格で、魔力と女子力が高い。
最初は手の爪を伸ばして戦っていたが、とあるきっかけでオシャレに目覚めネイルをするようになり、それ以降は魔術中心の戦い方になる。
使用武器:自分の爪(今はほぼ使っていない)
魔術適性:火 3/水、風、地 2
・仲間(パーティメンバーではないが一緒に行動することが多い)
ノーラ=アヴァルー/ノルン
人間/女/17歳/157cm
アヴァルー王国第二王女。
姉と弟がいるが、諸事情で公務のほとんどを彼女一人で務めている。
かなりドSな性格で、最近はユウヤがよく小間使いにされている。
反面、友情に厚く、魔族であるシアリーゼやラミアであるメルとすぐ友人になった。
しかし敵と見做した者に容赦はせず、国や民、そして友を守るために自らの手を血で染める覚悟もしている。
魔術と剣術の腕前は高く、身分を隠し「ノルン」として冒険者ギルドに登録している。
(が、周囲にはバレバレであり公然の秘密となっている。)
使用武器:剣
魔術適性:水、風、光 3
シアリーゼ/シエル
魔族(魔人・羊角)/女/19歳/164cm
魔王国ギリアの王女であり、魔王の娘。兄が4人いる。
戦争が終わり、和平会議のためにアヴァルーに訪れた際ノーラと出会い友人となり、以降共に行動することが多い。
温和な性格のようで、周囲からはよく何を考えているかわからないと思われている。
しかし本人曰く、思ったことは正直に話しているつもりらしい。
やはり魔術の腕が高く、ノーラと同様身分を隠し「シエル」として冒険者ギルドに登録している。
使用武器:ロッド
魔術適性:火、地、闇 3
・ルクス町の冒険者ギルド
エミリー
人間/女
ギルドの事務員で、ユウヤたちの主な受付担当となる。
クエストのアドバイスや、訓練の後にポーションを差し入れてくれる親切なお姉さん。
ガゼル
人間/男
ルクス冒険者ギルドの長。
適性試験の試験官や武術訓練の指導者も行う。
かつては腕利きの冒険者であり、聖騎士エドリックとパーティを組み魔王討伐に参加した。
その時にケガを負い、その後現役を退きギルドマスターとなる。
ミヤムラさん
獣人(狐)/女
エミリー同様ギルドの事務員。
武器マニアで特に短剣に目がない。
たまにギルドで武器の講習会を開くが扱う武器がマイナー過ぎて誰も来てくれない。
物腰柔らかそうだが、気配なく人に近づいていたり訓練で技の手本を見せる際の殺気などから、元はニンジャやアサシンではないかと噂されている。
・その他
聖騎士エドリック
人間/男
戦時中、数名の仲間と共に魔王討伐に乗り出した聖騎士。
神聖力という特殊能力を有し、身体能力の強化や闇を祓う神聖術を使いこなす。
魔王と対峙した際、この能力で魔王に取り憑いた怨霊の存在を見抜き、神聖術でそれを魔王から引き剥がし封印した。
終戦後、姿を消した。
天使
自殺をはかっていた勇矢の前に突然現れた、見た目10歳くらいの天使の少女。
見た目通り無邪気でノリがいい性格で、勇矢が落ち込んでいるのは現実世界の所為だと思い、勇矢をファンタジー世界へ転移させる。