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序章
***この作品を読まれるに当たって***
本編には,残酷及びグロテスクな表現が多用されます。
戦闘シーンなども描写が激しいので苦手な方は「戻る」をクリックして下さい。
また、激しく他人を蔑む言動も多用されますので、こちらも苦手な方は「戻る」をクリックして下さい。
フェリシア暦四六〇五年、世界は混沌の中にあった。
種族たちの諍いはという小さな火種は、やがて大きな戦争という炎と姿を変えた。
森は枯れ、川は淀み、海は屑の山と化していた。
一方、そんな世界の変動に便乗し、遥か昔に封印された『魔人ドゥーラ』の封印を解く者が居た。
こうして、悪魔が甦ったこの地――サリディアは争いに塗れた。
そんな時だった。
二つの希望の光が見えたのは。
一つは、神々しいほどの紫の光を放っていた。
一つは、恐ろしいほどの深く強大な蒼の光を放っていた。
世界の平穏を取り戻すべく、種族の境を越えた少年少女たちの旅が今、始まる――。