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第六話「仲間に……したくない」

 騏驎(きりん)はチャッピーの知り合いだった。

 それどころかマブダチレベルだった。


「我のダチだ」

「私のダチだ」

「はいはい」


 この騏驎(バカ)も人前で無理してたヤツだ。

 なんだ、この世界は?

 見栄っ張りが多いのか?


「レウス〜、スカイルーラーとダチならそう言ってよぉ〜。

 私達は2500年前からずっとダチなんだから〜。

 スカイルーラーのダチは私のダチだよぉ〜♪」


 この「〜」。

 この伸ばし方やめて欲しい。

 鳥肌がたつ。

 ちょっとカマっぽいな。


騏驎(きりん)よ、我の今の名前はチャッピーだ」

「やだ〜、可愛いじゃない。

 どうしてそうなったの?」

「レウスが名付けてくれたのだっ!」


 あ、すっげえ尻尾振ってる。

 名前付けられるのがそんなに嬉しいものなのかね?

 この騏驎(バカ)やっぱりカマっぽいな。


「きゅきゅ!」


 スンも何かを感じてるのだろうか?

 キャスカはようやく泣き止んだ。

 もう、お前帰れよ。


「レウス〜、私にも名前付けて〜♪」


 うぜぇな。


「付けて付けて〜♪」


 こいつに雷でも落ちないかな?

 残念、今日は晴れだった。

 もう夕方だけどな。

 しかし、名前か……。

 カマっぽい。

 オカマ。


「じゃあマカオで」

「あらやだ、いいじゃな~い♪」


 いいんだ。


「我が名はチャッピー、偉大なる空の支配者である」

「私の名はマカオ、大いなる霊獣である」


 なんか違うけど、顔だけはセリフに合ってるな。

 つーか、この騏驎(バカ)人間言語喋れるし。

 さっきのふりは何だったの?


「私は神速のキャスカ、宜しくな!」


 おい。

 その魔石手に入れたからって増長すんな、小娘が。

 ようやく疾風(笑)が疾風(?)になったくらいだろ。

 神速なんて100年経っても無理だろ。


「じゃあマカオ、うちおいでよ。

 100年ぶりだしな」

「いくいく〜♪」


 そのセリフを吐くな!

 吐き気がする。

 自慢じゃないが、俺はまだイけないんだ。


「あぁ、それじゃ私は、今日のところは帰るよ」

「あぁ、一人で帰れるか?」

「か、帰れるしっ!」


 あぁ、なりきれない小娘だったわ。

 5、6回こっち振り向いて帰ってった。

 なんなのあいつ?


「ではレウス、スン、我の背中に乗りなさい」

「あれ、こいつは?」

「私は飛べるの〜♪」

「きゅ!!」

「そうだな、それじゃ俺とスンはマカオの背中に乗せてもらうよ」

「え?」

「あら、いいわよ〜。

 さ、乗って乗って~♪」

「……え?」

「チャッピー、何してるの、行くわよ〜」

「……レウス、我の背中は?」


 お前の背中は命綱無しでパンジージャンプするようなもんなんだよ。


 ……あーあー、めっちゃ落ち込んだ。

 仕方ねぇな……。


「いやー、外側からチャッピーのかっこいい姿見たくてさー!」

「……!?」

「きゅーきゅ、きゅーきゅ!」

「……!!」


 ほんとチョロいなこいつ。

 トドメだ。


「先生はやくー!!」

「フハハハハハハ!!!

 我が名はチャッピー!!!

 偉大なる空の支配者なり!!!」


 だから支配できなかったんだろ?

 まぁ、これ言うと相当落ち込むから言わないけど。

 マカオの乗り心地はやはり良かった。


「あん、背中がくすぐったいわ〜♪」


 今度耳栓買ってこよう。


「きゅきゅ!」


 わかったわかった、お前の分も買ってくるよ。


「なぁレウス!」

「どうしたのチャッピー!」

「我も会話に混ぜてっ!」


 …………。

 どうしようもないなあいつ。


「レウス、何で無視するの!?」

「してないよ!

 もうすぐユグドラシルの木だからそれまで我慢して!」


 こいつ、本当に今までどうやって暮らしてたんだ?


「あ〜、ユグユグの木だっ。

 久しぶりだわ〜♪」


 ユグユグ?

 ちょっとマカオ、生理的に無理。


 こうして初のダンジョン攻略は終わった。

 その夜はチャッピーとマカオが、夜通しくっちゃべってた。

 マカオの声が頭に響くな。

 耳栓買おう。


「きゅー」


 買ってくる買ってくる。


 夜が明けた。

 チャッピーとマカオがまだ喋ってる。

 まぁ、積もる話もあるのだろう。


 その日はスンと無手で勝負してみた。

 結果は引き分け。

 こちらが攻撃すると、スンがゼリーとは思えない硬度になる。

 スンも最強を目指してるのだろうか?

 とりあえずめっちゃ強い。

 良い修行相手が見つかった。


「きゅきゅー!」


 スンもそう思ったらしい。

 また遊ぼうな。


 チャッピーとマカオはまだ喋ってる。

 なにせ100年分の話だ、1年くらいは話してるかもしれない。


 と思ったら翌日マカオが話しかけてきた。


「チャッピーと修行してるんだって?」

「ああ」

「私も手伝ってあげるわ」


 え、別にいらない。


「魔石探しはいいんですか?」

「そう、その事なんだけどね?

 レウスを戦士ギルドにぶっこんで、高レベルにして、沢山のダンジョンの情報を仕入れようって話が決まったのよ~♪」


 どこで勝手に決まったんだそれは?

 もしかしてあそこで寝てる(チャッピー)と決めたのか?


「そんな顔しないで~♪

 レウスも強くなれて、魔石も集まって、私の目的とも利害が一致してるから、一石三鳥じゃない?」


 今の話を要約すると、俺にとっては一石一鳥だって気付いた?

 馬刺しにするか?

 お?


「ねぇ、どうかしら?」

「……」

「決まりね、良かったわ~♪」


 待て、おい待て。

 今の俺のセリフ「……」だったろ?

 この三点リーダーが実はもの凄く小さい文字なのか?

 待て待て……三点リーダーが二つ。

 つまり6文字だ。

 「べつにいいよ」か?

 あぁ、なら仕方ない。

 そう見えたのなら仕方ない。

 くそが。

 今夜は(エヴァンス)に行って馬刺し食おう。


 というわけで神速(のろま)のキャスカが来ました。


「勝負だレウス、今日の私は一味違うぞ!」


 味わった事ねーよ。

 味見していいならするけど?

 お?

 そろそろ精神年齢もおっちゃんなんだぞ?

 お?


「賭けをしよう」

「へ?」

「俺が勝ったらキャスカは俺の言う事を何でも聞く。

 一つだけな。

 キャスカが勝ったらその逆だ。

 わかったか?」

「いいいいいいいいだろうっ」


 いが多いんだよ。

 ビックスみたいなセリフを吐くんじゃねぇ。


 デーデーデーデー♪

 神速(のろま)のキャスカが現れた。


 神速(のろま)のキャスカの攻撃。

 ミス。

 レウスは欠伸(あくび)をしている。

 神速(どんそく)のキャスカの攻撃。

 ミス。

 レウスは肘をボリボリ掻いている。

 神速(どんがめ)のキャスカの攻撃。

 ミス。

 レウスはキャスカのユグ剣に刃こぼれを見つけた。

 神速(はなみず)のキャスカの攻撃。

 ミス。

 レウスはチャッピーを呼び、刃こぼれの修理依頼を出した。

 神速(なきむし)のキャスカの攻撃。

 ミス。

 レウスはキャスカに「良かったな」と声をかけた。

 神速(まけいぬ)のキャスカは逃げ出した。

 しかし回り込まれてしまった。


「うぅ……アダヂは……じんぞぐの……うぅうううう……」


 なんで泣いてるのこいつ?

 まぁ、確かに速くなってた。

 前のキャスカの120%ってとこだな。

 でも、やっぱり疾風(笑)のキャスカでいいんじゃないか?


「さて、どんな命令しようかな……」

「ひぃ……うぅうう、殺せぇ……」


 殺さねーよ。

 さて、本当にどうしたものか……。

 このままこいつが弱いままでもなぁ。

 ダンジョンに勝手に潜って死んだら嫌だしなぁ……。

 おぉ、そうだ!


「キャスカ、お前週に一回以上はここに来い」

「へ?」

「チャッピーとマカオとスンと俺を相手に修行しろ。

 そんで少しは強くなれ!」

「毎週来ていいの?」


 ん?

 なんだこの言い方は。

 毎日来たい様な言い方だな。

 あれ、俺なんか間違えた?


 それからキャスカは週5、6回来る様になった。

 なにがどうしてこうなった……。





 ――それから半年が経った。


 色々あった。


 まずマカオ。

 あいつマジつえぇ。

 こっちの攻撃が一発も当たらない。

 けど、教えるのは上手い。

 どうやらチャッピーより年上の模様。

 5000歳から先は覚えてないらしい。

 魔物は年を忘れる仕様らしい。

 チャッピーとどっちが強いの? と聞いた所、地上ならマカオ、空ならチャッピーだとか。

 まぁ、本気で戦う事なんてありえないらしいけど。



 次にスンだ。

 なんとスンがチャッピーとマカオに修行つけてもらってる。

 マカオが言うには、スンは既にここら辺のボスらしく、戦える魔物がいないそうだ。

 何目指してるのこの子?

 スンはチャッピーの左手を数日で攻略した。

 俺は少し泣きたくなった。

 いや、なんでもないっす。

 マカオには振り回されっぱなしだけど、チャッピーのアドバイスとマカオのアドバイスを統合して、メキメキ強くなってる。



 んでキャスカ。

 多分……多分なんだけど、疾風と言えるまでにはなったと思う。

 チャッピーが言うには出会った頃の俺位……だそうだ。

 まぁ、魔石使ってそれだから、まだまだって事だな。

 けどキャスカは神速って言い張るんだ。

 誰か神連れて来いよ。

 神速を体験させてやれよ……。

 最近は俺がスピードバングル外して無手の片手で、キャスカがユグ剣振り回せば良い勝負になる。

 けど泣いちゃうからすぐやめた。

 現在はチャッピーの左手に苦戦中。

 ……あれ、なんか卑猥じゃね?



 そしてチャッピー。

 なんとスンに三本目のユグ剣を作ってあげてた。

 スンは手を形成しユグ剣を持ってる。

 何あのスライム、無敵?

 あ、これはスンの話になっちゃったな。

 一回だけ俺、スン、キャスカ同席で、50%の力のチャッピーとマカオの模擬戦を見せてくれた。

 勉強になるからって。

 うん、確かに勉強になった。

 スンは開始2分で気絶した。

 キャスカなんて最初の咆哮(シャウト)で気絶した。

 俺は終始もりもりもり、じょろろろろとかってなってたけど、頑張って見てた。

 マカオが速い。

 アレが神速って言うんだろうな。

 で、あれが50%?

 ふざけてる。

 チャッピーの火炎(ブレス)を鼻息で消し飛ばした。

 どこのテュ○ーン先生だよ。

 チャッピーはやはり凄かった。

 両手、尻尾、牙、角、火炎(ブレス)、後足全部使ったら、ユグの枝がぶわあああって落ちてきた。

 今度売ろう。

 マカオはよけまくってた。

 あの二人? 二頭? 戦いながら世間話してたよ。

 ふざけてる。

 勝てる気がしない……。

 その後1ヶ月はユグドラシルの木の周りには誰も来なかった。

 ユグドラシルのダンジョンの中の奴らも怯えてたに違いない。


 最後に俺か。

 奇跡が一回起きた。


「……あっ」


 チャッピーの爪を斬った。

 切れた爪はドスってスンのそばに刺さった。

 スンは超ビビってた。

 チャッピーは爪の甲で受けたんだが、鋭い太刀筋だったらしく、斬れてしまった。


「ふ、ふん、生え変わりの時期だったから仕方ないんだもんね」


 これが(チャッピー)の言い訳。

 そんな周期があるなんて初めて聞いたわ。

 まぁ、爪は無くなると3日後には元の長さになってた。

 凄い細胞だな。

 今度その爪を剣に出来る鍛冶屋を探そうって話になった。

 これは素直に楽しみだな。


 で、戦士ギルドか。

 俺の年で戦士ギルドに来た奴は初めてらしい。

 ギルドに所属する事になり、魔物のレベル表を500レンジで購入した。

 とりあえずキャスカより下のレベルなのは納得できないから、ユグドラシルの木の根元にいたサウロスタウロスの首をちょんぱして持って行った。

 その時のチャッピーとマカオは「ひっでぇー」って言ってたけど、そんな事は気にしなかった。

 サウロスタウロスは顔が恐竜で、身体は牛の名前のまんまの魔物だ。

 肉がなかなか美味かったりする。

 サウロスタウロスの判定レベルは41。

 戦士ギルドの面子は皆ビビってたけど、なんか間違ったか?

 とりあえず俺はレベル41だ。

 そしたらよ?

 キャスカがよ?

 なんか頑張っちゃってよ?

 サウロスタウロスの首をちょんぱしやがった。

 ってわけであいつもレベル41。


 そうそう、スンはレベル49だ。

 偶然見かけたリザードナイトを仕留めた。

 リザードナイトは緑色のトカゲで、鎧着て盾と剣持って襲ってくる。

 夜見かけたらちびっちゃうレベルだ。

 スンはなんかギルド所属が認められた。

 町長(トッテム・アドラー)の口添えもあったが、ギルドの判定員が気さくな奴で、紙に名前を書いたら所属させてくれた。

 戦士ギルド初の魔物戦士らしい。

 そりゃそうだ。

 このレベルシステムで厄介な点は、倒せそうな高レベルの魔物を見つけるのが困難という事だろう。

 まぁ、魔物を見つけるって作業もそのレベルに含まれてるって事だろうな。

 どこかのユグドラシルの木の根元には超高レベルの魔物が2匹いるんだけどな……。



 ダンジョンの話が最後だな。

 この半年で10箇所のダンジョンに潜った。

 敵やボスはどれも雑魚だった。

 マカオの光がマジ便利。

 アタリは6つ、ハズレは4つ。

 70%の話の信憑性は高いな。

 さすが勇者統計学。


 手に入れた魔石は以下の通り。


 ■ハイスピードの魔石2個

 ■ハイパワーの魔石2個

 ■硬化の魔石

 ■黄金魔石


 その中の2つはかなりのレアだ。

 まぁ、名前でわかる2つの魔石の説明はいらないだろう。

 え、いらないよな?

 察せよ?

 まず「硬化の魔石」。

 身体が硬くなるんだ。

 まぁ、防御力増加って感じなんだけど、俺はこの魔石にピッタリの魔物をしっていた。


「きゅ?」


 そう、お前だ。

 早速町の装飾屋にオーダーして、硬化のバングルを作成してもらった。

 スンは普段体内にそれを入れておいて、戦いの時に形成した手に装着している。

 体内に収納している時は硬化が発動しないようだ。

 あの子の体内一体どうなってんだ?


 そして「黄金魔石」。

 かなーりレアらしい。

 1ヶ月に1回魔石を産む魔石だ。

 産む種類はもちろんランダムらしい。

 情報は一般人(ハチヘイル)に聞いた。

 一般人(ハチヘイル)が言うには、これを持っている事を周りに言わない方が良いらしい。

 まぁ、そうだろう。

 どんな魔石でも最低5000レンジで売れる。

 それが1ヶ月に1回産まれるとしたら、そりゃウハウハですわ。

 とりあえずそれは首飾りにして、マカオの首からさげさせてるから盗まれる事はないだろう。

 地味にマカオが喜んでたな。

 チャッピーが少し拗ねてた。


 ……なんで?


 ハイパワーの魔石をネックレスにしてスンの(あたま)からさげさせた。

 ハイパワーの魔石をリングにして俺の左手に着けた。

 ハイスピードの魔石をバングルにして俺の右手に着けた。

 左手にはスピードバングルだ。

 ハイスピードの魔石をネックレスにしてキャスカに着けさせた。

 嬉しかったのかめっちゃ泣いてた。




 最後にステータス紹介でもしておくかね。

 まぁ、見とけよ。




 ――パーティメンバー紹介――


 名前:レウス

 年齢:10歳6ヶ月

 種族:ハーフエルフ

 職業:魔物使い(剣士)

 装備:ユグドラシルの剣・丈夫な服(灰)・ブーツ(茶)・スピードバングル(左)・ハイスピードバングル(右)・ハイパワーリング(左)

 技:斬岩剣

 言語:人間言語・魔物言語

 レベル:41



 名前:スン

 年齢:約6歳6ヶ月

 種族:スライム(緑)

 職業:レウスの親友(マブダチ)

 装備:ユグドラシルの剣・スピードリング(尾)・硬化のバングル(手形成時)・ハイパワーネックレス(首? 頭?)

 技:酸・形態変化・スンアタック・大盾

 言語:人間言語・魔物言語(どちらも読み書きのみ)

 レベル:49



 名前:チャッピー(スカイルーラー)

 年齢:約3003歳6ヶ月(人間でいうところの20歳位)

 種族:(ドラゴン)

 職業:忠犬

 装備:背中にレウスとスンが乗ってくれない・スピードバングル(角)

 技:咆哮(シャウト)火炎(ブレス)尾撃(テイルアタック)・わがまま・落胆(ネガティブ)・他

 言語:人間言語・魔物言語・他謎

 レベル:測定不能



 名前:キャスカ・アドラー

 年齢:15歳6ヶ月

 種族:人間

 職業:神速はなみず)

 装備:ユグドラシルの剣・マント(黒)・ブーツ(茶)・ショートパンツ(緑)・スピードリング(左)・ハイスピードネックレス(首)

 技:斬岩剣・鼻水・泣く・(わめ)く・帰る

 言語:人間言語

 レベル:41



 名前:マカオ(騏驎(きりん))

 年齢:5000歳6ヶ月(人間でいうところの50歳位)

 種族:オカマ

 職業:オカマ

 装備:黄金のネックレス(首)

 技:神速(本物)

 言語:人間言語(読み書きは出来ない)・魔物言語

 レベル:測定不能

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