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第四十五話「さらに在学3」

 わろりんわろりん。


 噂が広まったら俺は死ぬんじゃないか?

 皆面白がって決めやがって。

 因みにスンは「剛壁の」となって、ハティーは「獣撃の」となった。

 全員の決めようぜ! とか中学生なノリで話してたのは平和なのか頭が戦争中なのか……。


 整理するとこんな感じだ。


 ■完璧超人ガラテア

 ■狂人デューク

 ■音越えのドンファン

 ■拳天聖ミカエル

 ■超技のイリス

 ■魔王レウス

 ■剛壁のスン

 ■大黒柱ストーム

 ■猛腕セレナ

 ■激剣ガッシュ

 ■繊速(せんそく)のグランダル

 ■獣撃のハティー

 ■妖聖リンダ・ロクスウェル

 ■宴会芸のラスティ

 ■重戦斧のビアンカ

 ■妖紳士タイトス

 ■機動勇者ナデシコ

 ■美流剣のノエル

 ■風弓のケミナ

 ■疾風のキャスカ


 ラスティは皆の提案に戸惑いながらも受け入れてた。

 NOと言えないタイプだな。

 良い友人になれそうだ。


 ナデシコのは俺の案だ。

 問題ないだろう。

 多分な。

 ナデシコも気に入ってたぞ?


 ケミナは弓使いだ。

 上位ランカーにも弓使いがいるらしいぞ。


 キャスカはやはり疾風だそうだ。

 キャスカ自身は神速をアピールしてたんだが、皆からまだ早いという意見により鼻水出しながら黙った。


 …………しかしこれ広まるのか?




 そう思ってた時期が俺にもありました。


 翌日には中央区にある掲示板には、俺の魔王の二つ名が記事になってた。

 発信源は誰だ?

 流れからいくとデュークか?

 クラスほぼ全員かもしれん。 


 ふむ、なるほど、こうやって広まるのか。

 勇者ギルドや戦士ギルドが発行する記事に色々書いてあったりするんだ。

 この勇者やこの戦士が、こんな働きをしましたよーってな。

 戦士時代のランキング情報はビアンカ達に聞いてたし、ランキング以外でこんな記事がある事を知ったのはつい最近だったからな。

 この記事はなかなか面白い。

 どの勇者がどの魔王を倒したとか、たまに書いてあるらしい。


 そうだ、魔王と言えば……皆さんかなりお待たせしました。

 魔王のランキングのトップ10を公開しますぜぃ!

 なぜ今まで伏せてたの? って思ったっしょ?

 知ってるか知らないか知らないが、この世界はフラグ回収が早いんだよ。

 あとは……な?

 ……わかるだろ?

 まぁ、ガラテアやデュークがいれば大丈夫だろう。

 多分な。



 はい、いきます。



 ■1位  大魔王

 ■2位  冥王ヘル・デス

 ■3位  妖魔王オーベロン

 ■4位  勇魔王ロキ

 ■5位  獣魔王バハムート

 ■6位  人魔王ゴロウジ

 ■7位  小魔王ゴライアス

 ■8位  闇王(おんおう)デュラハン

 ■9位  炎帝朱雀

 ■10位 不死王イモータル・セイント


 1位の大魔王。

 名前を登録してないのか、それが名前なのか……不明らしい。

 適当な名前を付けてる場合もあるだろうからな。

 誰も見た事ないんだと。


 因みに、名前の前についてるアレは勇者の二つ名みたいなもんらしい。

 多分自分では名乗ってないんだろう。

 闇王(おんおう)デュラハンの闇王(おんおう)もそういうこった。


 2位の冥王に関しては詳細不明だ。


 3位は妖魔王オーベロン。

 つまりエルフの魔王だ。

 結構若いらしい。


 4位の勇魔王ロキ。

 元々勇者らしい。

 種族はハーフエルフ。

 どうやら回復(ヒール)は使えないらしい。

 広まる前に魔王になったのかしら?


 5位の獣魔王バハムート。

 バハムートって言ったらドラゴン的なアレを想像するかもだが、バハムートは別名ベヒーモスっていうんだぜ?

 つまりそっちの方だ。

 わからない?

 検索だ検索!

 これは魔物になるんだろうな。


 6位の人魔王ゴロウジ。

 人の魔王だ。

 4~50代の魔王らしい。

 人の身でそこのレベルにいけるのは恐ろしい。

 あぁ怖い。


 7位の小魔王ゴライアス。

 ドワーフの魔王だ。

 なんと勇者の8位、ゴディアスの双子の兄弟だそうだ。


 8位の闇王(おんおう)デュラハン。

 くそっ、おぼえてやがれ……。


 9位の炎帝朱雀。

 四神の中じゃ最強らしい。

 赤くでっかい鳥。

 これも魔物になるんだろうな。


 10位の不死王イモータル・セイント。

 デュークが言ってた聖剣持ちの魔王だ。

 容姿は骸骨そのものだから、普通の骨系の魔物との区別がつきにくい。

 まぁ聖剣で判断出来るとの事だ。






 チーン!


 勇者証明(ブレイブカード)が光り、オバルスの時に続き勇者ギルドに呼び出された。

 集まったのはガラテア、デューク、ドンファン、ミカエル、イリス、俺、スン、ストームだった。

 ん、これ50位以上か。

 なぜじゃろ?


 とりあえずガイの説明からだ。


「魔王が北東から迫っています」


 だから早いって。


「こちらへ向かって来ているのは魔王ランキング45位、黒鳥ガルーダ・ジュニア。

 魔王ランキング18位、暗黒鳥ガルーダの子供ですね」


 あぁ、トップ10位以内じゃないのか。

 まぁ許容範囲か。

 しかし、前回は勇者全員集めたのに、今回は50位以上のみなのは何故なんだろう?

 聞いてみます。


「何故このメンバーなんですか?」

「人界で魔王が確認された場合は、その近辺の50位以上の勇者の招集が義務付けられます。

 51位以下の勇者に知らせてはいけない決まりもあるのです。

 過去50位以内に入った事のある勇者は例外扱いとされます」

「つまり魔界に行ける勇者って事ですね?」

「その通りでございます」

「先日のオバルス……大地の支配者(アースルーラー)の時は?」

大地の支配者(アースルーラー)は魔王ランキングに登録されておりませんので中央国の勇者を招集しました」


 なるへそ。

 魔王は下位でも50位以上が対応するのか。

 しかしガルーダ……チャッピーがなかなか言う事聞いてくれないとか言ってた奴か。

 因みに魔王は76位まで存在する。

 魔王ランキングに登録してなくて強い奴もかなりいるらしいけどな。

 チャッピー、マカオ、オバルスもそうだ。


「ふむ……45位か」

「微妙ですねっ」

「自分とイリスで対応しましょうか?」

「んー、レウス君やってみるっ?」

「俺ですか?」

「デューク先輩、レウス君にはまだ早いのでは?」


 45位……48位になってから半年経ったが、勇者の45位と魔王の45位はちょいとレベルが違う。

 30位くらいから均衡がとれてくるらしいが、魔王の45位だと勇者の40位あたりで互角だそうだ。

 そう考えるとイリスが言う「早い」ってのは納得出来るな。


「イリスちゃんが後ろで見てれば大丈夫なんじゃない?」


 下位の魔王っていうか魔物はやはり本能的というか馬鹿というか……まぁそんなのが多い。

 スンは違うぞ。


「きゅ?」


 可愛い。


 3位や10位がいる国に普通来るか?

 俺なら怖くて絶対行かない。

 そういう情報が回ってないのかもしれないけど、実力を過信してる場合がほとんどだそうだ。

 今回のガルーダ・ジュニアもおそらくそうだろう。

 きっと親のガルーダに「我が一族は最強だ」とか言われて育ったんだろう。

 魔物はプライドが高いのが多いからな。

 え、なんでわかるかって?

 大体の魔物(やつら)が仲良くなったらボロがでてるだろ?

 自分を良く見せたいとかそういうのがあるんだろう。

 人間社会を学ばせた方がかなり効率が良いと思うけどな。

 まぁだから人系の魔王はこちらに来ないんだろう。

 因みに闇王(デュラハン)は人系に属するのか魔物に属するのか不明だそうだ。

 どっちなんやろ?


「レウス君、やってみる?

 引くのも勇気よ?」

「後ろからイリスちゃんの熱い視線があれば大丈夫だよっ」


 なんでお前が答えるんだ?


「ストームさんはいいんですか?」

「私にはそこまでの実力はまだない。

 しかし、レウスなら大丈夫な気がする」

「わかりました。

 ガラテアさん、宜しいでしょうか?」

「うむ、いいだろう。

 魔物なら多数で行っても逃げないだろう」


 魔物は逃げさせる教えをしないらしい。

 親としてどうなんそれ?

 本能的に逃げないのかしら?

 下位の魔物は逃げるんだけどな。

 やはりプライドが邪魔するのか。


 んー、ガルーダか。

 黒鳥ってくらいだから鳥か。

 生前もよくゲームとかで出てきたな。

 なんだっけ……神鳥ガルーダだよな。

 これは齟齬(そご)か?

 四神も魔物扱いだしなぁ。

 そんなもんか。


 しかし鳥か。

 飛んでる相手ってのは厄介だわ。

 チャッピーは座りながら戦ってたしな。

 最初の頃は寝転がりながら相手してたし…………あれ?

 だんだん腹が立ってきたぞ?

 おのれチャッピーめっ。

 強くなって寝転がりながら相手してやる。

 そして鼻で「ふふん」って笑ってやるんだ。

 よし、また一つ目標が出来たな。




 はい、北東の平地です。


 地面に何か座ってる。

 立ってる……か。

 黒い鳥……5メートル位のカラスみたいな奴だな。

 顔は竜っぽい。

 羽が黒以外に銀色も混ざってる。


『待っていた』


 喋ったわ。

 ベッドの上で女の子に言われたいセリフだな。

 魔物言語か。

 ちょっと話してみよう。


『約束した覚えはないけど?』

『レウスで間違いないな?』

『……そうだ』


 既に魔界に俺の名前が知られているらしい。

 まじ怖い。


『親父の命令だ。

 お前を殺しに来た』

『……なんでだ?』

『同じ質問を親父にしたが、答えてくれなかった』

『なるほどね』

『殺したらどうするんだ?』

(むくろ)を持って帰って来いと言われてる』

『負けたらどうするんだ?』

『負ける事はない』


 やはりプライドが高いな。


『なんでそう思う?』

『我が一族は最強だからだ』


 思った通りだなおい。


『じゃあなんでお前45位なんだ?』

『………………なぜなんだろう?』


 面白い奴発見しました。


『もう少し親父の言葉を疑った方が良いんじゃないか?

 親父も18位なんだろ?』

『……そうだな、そうしよう』


 素直だな。


『んじゃもっかい聞くぞ。

 負けたらどうするんだ?』

『死ぬんじゃないのか?』

『死にたいのか?』

『いや、出来ればまだ生きたい』

『わかった』

『?』


 殺さないで戦う方向で!


『おし、やろうか』

『望むところだ』





 戦闘開始!!


 ダッシュッ……出来ない!

 あいつのが速い!

 低空ダッシュしてくる!

 怖そうな(くちばし)だ。

 十字受け!


 ギィイイインッ


 スンより速くて、スンより重い!

 ガルーダ・ジュニアが一瞬で後退!

 後退しながら羽が飛んできた!?

 鳥系のテンプレ攻撃だな!


 パパパパパパッ


 お返しの十字飛剣!


 ブゥン……ゴゴゴゴゴッ


 前方に羽を固めて受けた!


『ぬぅっ!』


 スンよりかは柔いな。

 米字ならダメージが与えられそうだ。

 しかし米字は速度が遅いのが難点なんだよなぁ……。

 うまい事隙を突ければいけるだろうが、ガルーダ・ジュニアが速ぇからそれも難しいか。


 さてどうしたもんか。


『強いな』

『お前も強いぞ』

『ふふふ、強い奴は好きだ』

『俺は嫌いだ』

『何故だ?』

『怖いからな』

『つまり私が怖いのか?』

『そりゃそうだろう。

 最初の攻撃だって受け損ねてたら死んでたんだぞ?

 死ぬのは怖い、そういう事だ。

 お前も死ぬのが嫌なんだろ?』

『…………そうだな』

『……大丈夫か?』

『敵の心配をしない方が良い』

『さいですかー』


 どうやら最初から親父様のご命令にご納得でないご様子。

 諦めて帰ってくれるのが一番嬉しいんだが……。

 お、どうやら続けるみたいです。


 ガージュ(仮)のダッシュ!

 さっきより速い!

 受けるより、斬る!

 十字斬り!

 うほ!?

 フェイントか!?

 いつのまにか左側へ!

 俺ピンチ!

 右羽でなぎ払ってきた!

 左足の裏で受ける!

 痛い!

 この感じはアレだ!

 足つぼマッサージの3倍位痛い!

 そのまま右羽を台にして右上段蹴り!


 ガプッ


 まじか、(くわ)えられた!


「のぉおおおおおおおおっ!!」


 どんどん上昇して行きます!!


「アハハハハッ、お星様になりそうだねっ」

「まぁ大丈夫だろう」


 大丈夫じゃねぇよ!

 良く見ろ!

 これ以上飛ばれると落ちただけで死ぬ!

 左羽を狙って斬る!


 ギィイイイン


 足場がないせいか弱いな!

 巨剣発動!


 ブゥン……ドゴォッ


『ぐぉっ!?』


 おし、放した!

 落ちる落ちる落ちるぅううううう!

 受験生が聞いたら怒りそうだぞ!

 俺も今大変なんです!

 ごめんなさい!


 降下中に飛剣の連射!


 ヒュンヒュンヒュンヒュン…………


 降下速度減少!

 からの気口砲!


「がぁあああああっ!」


 ガクンと速度が落ちた!

 これならっ!

 レウス着地ぃいい!!


 ゴゥンッ


 即座に反撃……うほ!?

 羽が降ってきたぁあああ!

 しかし、あの量ならカマイタチでっ!


 ヒュヒュヒュヒュ……

 ピピピピピピィン……


 よし、左羽痛めてる!

 速度が鈍ってるぜぃ!

 降下速度を利用してのガージュ(仮)の空中ダッシュ!

 あれは重そうだな。

 タイミングを見計らって……よし今だ、米字飛剣!


 キィイイイン……ブォウ


「がぁああああああ!」


 うひょおおおお!

 気口砲だわ!

 俺も追撃…………人間辞退!!


「がぁああああああ!」

 ビィイイイイイイン


『なんとっ、私と同じ技を!?』


 こっちがビックリでぃ!

 新技、両手巨剣!

 からの十字飛剣っ!!


 ブゥウウン……ゴォウッ


『くっ!』


 よし、回避に追い込んだ!

 先回り、至近距離からの米字斬り!


 ズパンッ


 おし右羽が8割位斬れた!

 レウス着地ぃいい!

 ガージュ(仮)墜落。

 (オーラ)枯渇気味……。

 だが追い詰める!


『ぐぅうう……がっはっ』

『はぁ、はぁ、はっ……ど、どうだ?

 俺の勝ちだろうっ?』


 息切れ勇者かっこわりぃ。


『くっ……殺せ』

『死ぬのは嫌なんだろう?』

『勝負の結果だ、仕方ない』

『帰って親父に「勝てなかった」と伝えておくれ』

『見逃すのか?』

『死ぬのは嫌なんだろう?』

『……どの道この羽じゃ帰れん』

『ちょっとジッとしてろ』

『何をする?』

『俺の得意技だ』

『なっ……傷が、消えてゆく……』

『便利だろ?』


「アハハハッ、魔王に回復(ヒール)する勇者なんて初めてみたよっ」

「……ガラテアさん、いいんですか?」

「イリス、我々は今回レウス君に任せたのだ。

 問題ないだろう」

「きゅーい」

「スン君の友達は不思議だねぇ。

 自分が何故勇者をやってるのか忘れてしまいそうだ」

「そういえば、魔王側には回復(ヒール)が存在しませんでしたね」

「お、流石元48位で、最年長で在学最長期間記録保持者だね」

「かなりくる嫌味ですね」

「あはは、成長を期待してるよ」

「ミッキーもそろそろ10位台においでよっ。

 多分いけると思うよ?」

「本当ですかっ!」


 関係ない話をしとんなあっちは。


『ほれ、どうだ?』

『これは……素晴らしいな』

『さっさと帰れ』

『何で助けてくれたのだ?』

『……お前ここで待ってたじゃないか』

『?』

『飛んで中央国まで行けただろう?

 でも来なかった。

 だからお前は、あまり争い事が好きじゃないんだろうって思ったんだよ』

『……違う理由かもしれんぞ?』

『来なかった事実は変わらん。

 狙いは俺だけだったみたいだしな』


 つーか最初から顔に不満の色が見えたし。


『……帰る』

『そりゃ嬉しいね』

『それと、私は戦いが嫌いな訳じゃない』

『へぇ、まぁ確かに強い奴が好きだとか言ってたしな』

『納得のいかない事が嫌いなだけだ』

『さいですかー』

『ふん、中々楽しい戦いだったぞ』

『かなり怖い戦いだったぞ』

『面白い奴だ』

『変な奴だ』

『また会おう!』





 とか言って去っていったガージュ(仮)ちゃん。

 2日後にまた現れた。






『レウス、勘当されてしまった』




 だそうです。

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