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第25・5話
「とうとうキャラの性別まで変えられてしまった……」
24話目の投稿後、俺は呆気にとられた。
もうわけがわからない。
ラストバトルの最中にやることじゃないだろ。
リリアは別にこだわりがあったキャラではない。
でもさすがにやり過ぎではなかろうか?
つーか、絶対に必要のない設定だ。
「あと、オゼット強くね? 一人でプロの魔法使い二人も倒しちゃったぞ」
正確には地面に叩き落としただけだが、それでも十分にすごい。
相手はザナトスの配下、第一魔法小隊の魔法使いである。
普通なら絶対に敵わない相手だ。
「ただのおふざけキャラかと思いきや、意外と強かったんだな……」
まあ、元々は王立魔法学院の生徒だ。
ただのザコであるはずがない。
俺はひとまず納得した。
おそらく他の生徒たちにも見せ場が与えられるはずだ。
一体どんな活躍の場が与えられるのか……。
それは少し楽しみでもある。
「……寝よ」
今日は完全なる休日。
休日に入れていたバイトもない。
「――っと、その前に」
俺はベッドに向かう前に、先に仏壇の前で手を合わせた。




