第21・5話
「ついに始まったか……」
21話目を投稿し、俺は感想をつぶやく。
いきなり始まる最終決戦。
ラスボスはザナトスで決まりだな。
しかし、副官の存在が気になる。
俺はそのような設定を用意していない。
「(副官の正体も気になるけど、これだけの人数に見せ場を与えられるか、それだけが心配だな……)」
敵は飛行部隊。
生徒たちの方は問題ないだろう。
ジャガーノートはメリー以外のメンバー全員が飛行魔法を使える。
問題はドレッドノートだ。
空を飛ぶ相手にどう立ち回るか。
地上戦になったら無敵なのだが、相手もバカではない。
ジャガーノートとドレッドノートの連携が攻略のカギとなるだろう。
おそらく、この戦いにはルキウスも参戦してくる。
ルキウスの戦闘能力を前もって見せたのは、そのためだろう。
俺はあれこれ考えながらパソコンの画面を消し、仏壇の前へと移動――――
「あれ……?」
そのときである。
消したはずのパソコンの画面が勝手についた。
普通にホラーだ。
俺はしばらくそれを放置する。
すると勝手にパソコンの画面が動き出し、俺のスマホに一通のメールが届いた。
「……」
無題。
無文字。
ただメールだけが届いた。
これは一体どういうことだ?
目に見えない何かが、俺に何かを伝えようとしている。
「……」
俺は机の上にスマホを置いた。
パソコンの画面を再び消し、仏壇の前に移動した。




