【番】情報だけを食べる貴方達へ
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
創作部 の兄さんの苦悩。
読者に対する 愛 と憎 は私以上かも知れません。
毎日、毎日、毎日毎日毎日毎日毎日、書いている。様々な物を見て、絞り出して考えて、書いている。それでも何時だって平行線。閲覧数が極端に伸びるという訳でも、技巧が跳ね上がったと実感する様な事もない。
だからこそ、周期的に全てを捨てたくなる。何も無く、何も浮かばず、何もなせない。そうなると、果たしてこの行動に意味はあるのかと自問自答したくなる。
あぁ……捨ててしまいたいな。今まで続けていた短編も、長編も、どうせ誰も読まないんだから。待ってる人なんている訳ないんだから。もう……ここいらで置いて、手放してしまおうかな。
一頁の三割程埋めていた短編小説を自らの手で消して、スマホを端の方へ追いやった。今は何も見たくない。書きたくない。一人になりたい。けれどもこんな時こそ、一人にはなれないのだ。
「兄さん」
「なぁに? 何か質問?」
話し掛けて来たのは妹だった。最近また小説を書くことを初めて教えを乞い始めた。この前も質問を受けたし、またきっとそうだろう。
ただ生憎、今は的確な助言が出来るか分からない。滅茶苦茶な事を言ってしまうかも知れない。
「元気ない」
「私だって落ち込む事はあるよ。其れに落ち込んだ私を見るのは初めてじゃないだろう?」
有象無象を掻き分けててでも伸し上がらなくては意味は無い。そんなのは分かっている。ただ其れには評価が必須で、その評価というのは読者にとって、存外どうでも良いものだと思っている。
最初の評価程入りにくく、評価がされてきたもの程入りやすい。これは長らく書いてきた傾向から言える事だ。おそらく無意識的に『この作品には評価が入っているから自分も入れよう』という心理が働いているのだろう。
「もしも私が有名人になって、小説の内容、つまりは逆説を述べたら、世間は『頭が良い』と持て囃すのだろう」
言っておくけれど、私はそれ以上の話を提供しているつもりだよ。けれども何も変わらない。何一つ変わらない。だから相手は私の小説に興味なんかないのではないか。『ただ皆がそう言うから』『そうしているから』ただそれだけで消費されているものなのではないだろうか。
「はぁ……」
苦しいなぁ……。本当に。
以下何でも許せる方向け。
個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。
もう十年以上、兄さんは燻っている訳なんですよ。
考えては書いて、工夫しては投稿して。
でも多分、変わりはしなかった。
閲覧数が爆発的に伸びる事も、技能が遥かに向上する事もなかった。
だから妹が思っている以上に『断った』っていうのは重たい意味があるんですよ。
本当に自分が教えて良いのか。
何の成果も出してないこの自分が。
誰かが評価を入れたものほど伸びやすく、入らない物は、自分がどれだけ完成度が高いと思っても見向きもされない。
良い例が『ざまぁ』や『俺TUEEEE』や『異世界転生』。
自分で書いても分かったけれども、当たり前にポイントが入りやすい。そして後続に並びやすい。
自分が書いた小説の逆説は、自分が書いた勧善懲悪にさえ負けてしまうものなのかと。
そんな分かり易い物を好む人に、今の逆説は適合するのか。
それさえ振り払える事が出来ないこの自分が、他ならぬ『貴方の作品が好き』と言ってくれた妹の未来を保証出来るのか?
今ままで、見かけは穏やかだけけど、口の悪い暴君というイメージがあったと思います。
これだけの物を妹や読者に抱えているんですよ。
多分表に出さないから、誰にも響いて無いと思うんですけど。
兄さんも読者の事、愛は持ってると思います。
閲覧数の同行からも、変化がある事、読まれている事は分かるので。
ただ此処まで悩ませる相手でもあるので、持ってる感情は愛だけじゃない。絶対に 憎 もある。
自分が書いた勧善懲悪ばかり評価して、中身の無さの指摘がない。
逆に中身を詰め込んだものばかり捨てられる。
其れに対しての愛憎はあると思います。
誰の為に書いてんの?
其れは自分の誇りが通用する相手なの?
誇りに見合う相手なの?
通用しないと分かった時、もう全てを捨て去ってしまいそうな危うさがあるんですよ。




