最愛の人ができました
今日は部活の合同練習会で疲れました、、、
なんかおかしかったら全ては疲れのせいということで。
「あの、、、たすけてくれてありがとう。」
うん、やばい。破壊的な可愛さ。
「わたしのなまえ、サクラっていうの。よろしくね?」
ゲフッ、、、!
その最後のハテナマークからの首をかしげるのは反則だって、、、!
なんやかんやでやっと落ち着いたので改めて顔合わせの場である。
少女、、サクラは俺のことを使用人の子供だと思ってるので警戒心のかけらもない。
、、、どーしよ。というか
可愛い。とてつもなく可愛い。心臓もたない。
「俺の名前はアンドレアだ。あーー、その、、、」
「サクラ、この子が君の婚約者になる子だよ」
すかさず親父さんがフォローを入れる。
「え?ちがうよ。このこはしようにんさんのこどもだっていってたよ?」
うっ、、、、!やっぱそうなるよな、、。
「、、ごめん、あれ嘘なんだ。怖がって俺から逃げてると思ってつい、、」
「そうなの!んと、えっと、」
「君が嫌でなければ僕の婚約者になってもらえないだろうか」
「え、、」
なに言ってんだ俺ええ!
「あ、いや、その、つい可愛くて」
「な、なる!わたしなる!」
「え」
「あ、えっと、、、よろしくね?」
はいアウトー。
「絶対君を幸せにしてみせるよ」
なんか俺めっちゃキザじゃね?
どうした俺、、、!
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「それでな!サクラがよろしくねって言った時めっちゃ可愛くてな俺はもう死ねると思」
「あーあーもう、わかったから。」
「いいや、お前はまだサクラの可愛さを理解していない!」
「はいはい。もうお腹いっぱいですよー。婚約者ちゃんが可愛くて仕方ないんだね、わかるよー」
「うるさいな。」
「いやうるさいのはおめーだろうが」
現在オリバー宅。
オリバーは俺の唯一無二の親友である。、、ほんとのことを言えば他に仲の良い友達がいないだけなのだが。
とりあえず顔合わせが終わったので一旦家に帰ったが自分で気持ちを消化しきれず、、、。
いつのまにか来てましたオリバー宅。
一番びっくりしたのはオリバーだろう。なんせいきなり来たのだから。それでもこうやって話を聞いてくれるあたり優しいやつだなとつくづく思う。
ほんとはこういう話はオリバーの部屋とかでしたいんだが、オリバーの家は一人前と認められたら個室が与えられるという謎の公爵家ルールが存在するためそれが叶うのはまだ先だろう。
そう。実はこいつ公爵家の跡取りで本来ならこんな態度は許されないのだが、まあとある理由により許されている。
「そっかー、お前がそんなにベタ惚れになるとはなあ。見て見たいよその婚約者ちゃん。」
「は?誰がお前なんかに会わせるかアホ」
「、、お前なあ、さっきから言ってることがめちゃくちゃだぜ?」
、、、反論できない。だって仕方がないじゃないか。サクラのことを考えるとなんだかへんになってしまうんだから。
「ひゅー、お熱いねえ」
「うるさい黙れ」
そんな感じで
俺に最愛の婚約者ができました。
でも褒められたんですよ(=´∀`)人(´∀`=)
嬉しかったですよ(*´∀`*)