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本の虫(200字小説)

作者: どくだみ

最近、辞書を読むことにはまっている。


どんな辞書でも良い訳ではない。高校時代から愛用してる英和辞書でなくては。


自分でも何故はまっているのか分からない。こういうのを本の虫と呼ぶのだろうか。



読み終えた私は、ふとこれで押し花を作ろうと思い立った。


花を挟み、その上にタウ○ページやら他の辞書やらをドサリと置く。


グチャリ。


ん?


何事かと思って見てみる。

英和辞書のページの隙間から、何やら赤黒い汁が滲み出していた。

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― 新着の感想 ―
[一言] うわぁ……(笑)爽やかな朝をぶち壊しにくるホラー……好きですよ(笑) 相変わらず巧い……凄いセンスが良いと思います! 本の虫……実際に現れたら、それはもう(笑)僕、虫は大の苦手なので。 …
2016/12/03 07:41 退会済み
管理
[良い点] 「虫の息」と続き、「本の虫」! いつも、最後のオチにあっと言わされてしまいます。 以前、古本屋で買った本に、羽虫がページの間で潰れていた事があったのですが、この小説を読みその事を思い出…
[良い点] タイトルに惹かれて読みにきたのですが…… いつもながら、ラストがとっても効いています…… 怖いよ~(T-T) でも緑色じゃなくて良かったかも? いずれにしても、二度と引けなくなりそうです。…
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