8話 美香の最後の願い
第8話 美香の最後の願い
(高志)おれは美香の最後のわがままを聞いて欲しいと言われ、美香の話しを聞いて上げた。
(美香)美佐代が高志の前へ戻って来るまでの間で良いから私を彼女にして下さい。
(高志)そうだな~、それは少し難しい質問だな、美佐代が、いつ戻って来るか保証は無いけど、美香には感謝の言葉しかない、優しさも充分分かったし・・・一つだけ約束して欲しい事が有る、もし突然と美佐代とおばあちゃんが現れた時には、身を引ける自身が有る?・・・ので有れば構わないよ。
(美香)本当に嬉し~~い、美佐代が戻って来たら、速やかに身を引きます、その間は、高志に尽くします。
(高志)尽くさなくても良いから、その間だけでも愛し合おうか。
(美香)うん、高志からそんな言葉貰えるとは、思ってなかったから、本当に嬉しい~~愛してる~高志~~。
(高志)さっき美佐代のお母さんに電話した時にビッリしていなかった。
(美香)うん、事情を話した時、ビックリしてた、取り敢えず明日の午後には、来るけど、それで高志の事は話して無いから、どうし様か?
(高志)そうだな、俺と美香が元々付き合っている事にして、一色町で合流した事にすれば辻褄が合うと思うよ。
(美香)そうね、それにするわ、それとね、おばさんが言ってたけど、1度瞬間異動すると同じ場所へは戻って来れないって。
(高志)えッ、マジ~~美佐代達も可愛そうだな~、これから2人で転々とするんだ~~、そうしたら美佐代の事を待つことも出来ないんだな~。
(美香)高志、落ち込まないでよ、私が居るでしょ。
(高志)美佐代には悪いけど、そうだな、前向きに行こう。
(美香)明日の午後まで誰も来ないから、一緒にお風呂にでも入ろうよ~~~高志、ねっ良いでしょ、もう恋人同士だから。
(高志)うん、分かった良いよ。
「語り」こうして2人は、恋人気分を味わい、布団の中でいちゃついて居た頃、あり得ない事が2人に・・・・・・・・・。
何やっているのよ、ねぇ~何やっているのよ~~、2人が後ろを振り向くと美佐代とおばあちゃんの姿が居ました。
(美香)あれ~~、どうして美佐代がここに居るの~~。
(美佐代)それは、私の台詞よ!どうしてあんたがここに居るのよ~~!ここは、おばあちゃんの家よ。
(高志)そっ、それは~~~~。
(美佐代)あ・た・し・は、高志に聞いているんじゃ無い~~~~!そこに居る女に聞いているのよ。
(おばあちゃん)みっちゃん、興奮しないの?ちょっと私の話しを聞いてくれる?
(高志・美香)ハイ、分かりました。
(美佐代)何がハイよ。
(おばあちゃん)だから興奮しないの、みっちゃんも一緒に話を聞きなさい。
(美佐代)分かったわよ。
(おばあちゃん)みっちゃんが興奮するのも無理ないのよ、みっちゃんと私がキスしてラブ・フライトと言うか女同士だから瞬間異動ね、何処着いたかは分からなかったの、それはともかくみっちゃんは高志さんと離れた事を凄く後悔してたの、みっちゃんはともかく高志さんの元に戻りたい、おばあちゃん家に戻りたいと泣いて訴えて来たの、みっちゃんは私にどうすれば戻れる?と聞いて来たから、私も分からないけどもう一度キスしてみようと言ってみたのよ、みっちゃんは、うん分かった、キスして戻れるなら何度でもキスする、と言ってしてみたのよ、だけど上手くはいかないものね!
それからは何度キスする度に求めている場所には着かないの、国内・海外と瞬間異動するが同じ場所にさえ行かず、多分100回近くキスしたと思うのよ!良く見ると私達の唇は腫れているのよ!その位みっちゃんは高志さんに会いたくて、2人は、絶対に高志さんの元に戻りたいと願いやっとの気持ちでこの場所に戻って来れたの、そうすると、貴方達2人が裸で布団の中でイチャイチャしてたら怒るのは当たり前じゃないかしら?
(高志・美香)美佐代、おばあちゃん何も気持ち知らずごめんなさい。
続く。