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ラブ・フライト  作者: 五十嵐 徹
ボディ・フライト
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6話 美佐代、私のおじいちゃん?

第6話 今、発覚おじいちゃんって酷い



(高志)美佐代のおばあちゃんは、元旦那の話しを始めた。


(おばあちゃん)1度目のラブ・フライトで着いた九州の佐賀県だったの、2人は、何が起きているのか全く分からず、雅かキスしただけでこんな事に成るとは思わず、2人は、早速お互いの両親のもとへと連絡を取り、事情を話した所、お互いの両親はその場所まで迎えに行く事が出来ないと断られ、途方に暮れ2人は、話し合い籍を入れる事にしたの。

私達が元々住んで居た場所が、千葉県の勝浦だったのでお互いの両親は、旅費が掛かり過ぎるので断られたと思った私達は、町役場に行き相談したところ籍が入っていれば、夫婦で住み込みで働ける仕事場が有ると言われ、役場の人が親切に籍の入れ方や仕事場の紹介までしてくれ、更に籍が入る間までうちに泊まりなさいとまで言って下さったの、その後無事に籍も入れる事が出来、仕事まで有りつける事が出来たの。

そして私達は、二度とキスをしない約束をしたの、けれども長く続かなかったの、若かったせいか毎晩のように愛し合い半年が過ぎた頃、興奮した成かあの人が突然キスをして来たの、気づいたら石川県に居たの。

石川県にラブ・フライトしてから、あの人も同じ過ちをしなくなり、10か月後には、みっちゃんのお母さんも生まれ楽しく3人で暮らしていたの。

しかし3年後、住み込みで働いていたから、社宅暮らしだったのねぇ、そこへ会社の社長が度々社宅を訪ねる様になってきて、ある日の事社長が訪ねてきて私が犯されそうになったの、それをあの人に話したらもう、この会社を辞めて此処から出ようと言うことで、荷物をまとめてキスをしたの、それで到着したのがこの海老名市だった訳、もちろんみっちゃんのお母さんは私が負んぶしてたから一緒にラブ・フライトしてきたわ。


(美佐代)それって私のお母さんも瞬間異動して居たってことよねぇ~。


(おばあちゃん)そっそうねぇ~~、そう言うことになるわねぇ~~~。


(美佐代)ねぇ~、だけどおかしいわよ、私が小さい頃お母さんとお父さんがキスしているところ観たこと有るけど、瞬間異動なんか1度も観たこと無いわよ。


(おばあちゃん)それはそうよ、娘とは1度もキスしたこと無いからね。

さっきの続きを話すわよ~、石川県から逃げる様に、海老名に来てからアパート探しを始めたの、貯えは少し有ったから、するとその日に住まいは決まって、翌日からあの人は仕事に出るとこれも直ぐ決まり、それから1年経った頃、あの人が、家を2日程空ける事が有って、会社から電話が有ったの、その内容は、あの人が2日程前から会社に出勤して来ないと言われ、同時日から1人の女性社員も出勤して来なく成りましたし、家にも帰ってないらしいんです、えぇ~、うちの旦那もですよ~~~! ・・・

翌日あの人から電話が有ったの、


今イギリスに居るだ!


貴方会社の女性社員も一緒でしょ!


そうなんだ、キスをしたらこんな風になってしまって・・・・・


当たり前でしょ! もう知らない!と電話を切ったの、もう、それっきり音沙汰無しって訳。


(美佐代)ねぇ~、おばあちゃん、それじゃおじいちゃんとは離婚していないの?


(おばあちゃん)そうねぇ~、そう言う事に成るわねぇ~。


(美佐代)だけど、おばあちゃん何度も元旦那って言ってたから、正式に離婚したと思ってたわ~。


(高志)美佐代のおばあちゃんって凄いと、言うか格好良いです、お爺さんをず~~と待ち続ける姿が。


(美佐代)本当ねぇ~、おばあちゃん格好良い!


(おばあちゃん)もう~、2人して歳よりをカラカワないで!待っている訳無いでしょ!私いくつだと思っているのよ~、もう67歳よ~~、もう待ち飽きたわ~~、だから元旦那って言い方したの。

高志さんは、これからどうするの?


(高志)美佐代のおばあちゃんの話しも聞いたことだし、1度自分の自分の職場に戻って、美佐代が大学卒業したら向かえに来るつもりです。


(おばあちゃん)高志さんの方が格好良いわよ~、みっちゃん、格好良い男性を見付けたねぇ~。


(美佐代)うん。


続く。


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