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ラブ・フライト  作者: 五十嵐 徹
ボディ・フライト
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4話 美佐代の変化

第4話 美佐代の変化


  (高志)俺を含め4人は、美佐代の強引さや異変にあきれながらも、寝てしまったんだ、翌朝。


(美佐代)朝食も食べたし、高志、そろそろ出発するわよ、高速道路使わないで行くからゆっくり行こうと思ったけど、出発時間だけでも早くしないと、おばあちゃん家に着くのが遅くなるから、のんびりしてないで早く準備して高志。


(高志)分かったけどバイクで行くならヘルメットが必要だよ、この辺に売ってるかな~~?


(美佐代)その辺の準備は完璧よ、ほら。


(高志)美佐代は大きなバックからヘルメットを取りだしたんだ。


(美香)なに~~、そのヘルメット。


(美佐代)あぁ~これ、昨日の船宿まで来る途中で工事現場が有ったでしょう、そこから拝借して来たの。


(清)それって、拝借じゃなくって盗んで来たんだろ。


(美佐代)失礼ね、人聞きの悪い言い方しないでよ、工事現場の外に転がっていたのよ、それって泥棒?


(清)分かった、悪かった、だけどその座布団はどう説明するんだよ、それって此処のだろ~~。


(美佐代)そうね、この座布団はここのよね、これも拝借。


(良雄)美佐代さ~~、さっきから聞いてると拝借拝借と言ってるけど、いずれは返さないとイケないんだぜ~~。


(美佐代)そうかもしれない、だけど良く言うじゃない~、宿のタオルとかコップや歯ブラシを記念に持ち帰る人、高志との出会いの記念に頂いておくわ~、ヘルメットは拾った物だし、文句有る~。


(清・良雄・美香)美佐代ってここに来てからって言うか、高志に合ってから本当に変わった。


(美佐代)高志を悪者にしないでよ~~。


(美香)誰も、高志を悪者にはしてないわよ、だけど高志が気の毒。


(美佐代)高志こんな人達ほっといて、もう出るわよ。


(高志)みんな、ゴメンな俺が来なければこんな旅行にならなかったと思う、本当にゴメン。


(美香)なに言ってるのよ、高志が悪いわけではないから気にしないで、美佐代は良い子だから私が一番知っている、高志と美佐代のおばあちゃんが余りにも似た経験をしているから、舞い上がっているだけよ、それより高志、ここで出会った記念と言うか今後の友達として、みんなと電話交換しない?良いよね~清と良雄。


(清・良雄)オッケー


(美香)美佐代は。


(美佐代)私は大丈夫、おばあちゃん家に着いてからでも交換は出来るから、高志もう良い~、行くわよ。


(高志)うん、分かったと言って、みんなと別れた。


(美佐代)今日は、2人きりの旅よ、楽しんで行こうねぇ。


(高志)そっそううだね、俺は楽しむ処か、恐怖にさえ感じていたんだ、俺はただ、美佐代のおばあちゃんの体験話しを聞きたかっただけなのに?美佐代の興奮度はおさまらなかった。


(信雄)今までの話しを聞いていましたが、奥さんが、そんな風には見えなかったです。


(高志)今はな、その後な~美佐代は、俺が必死になってバイクを運転しているにも関わらず、後ろからちょっかいばかりするんだ。


(信雄)例えばどんな事ですか?


(高志)お前、興味身心だな~~、先ず横腹をくすぐったり、胸を揉んでみたり、最後は。


(信雄)最後は、何して来たんですか~。


(高志)俺のアソコをいじり始めて来たんだ、俺は思わず、美佐代もう辞めろよと叫んだんだ、すると美佐代は。


(信雄)何か言い解されたんですか?


(美佐代)何よ、好きなくせして~~、もう固まってるわよ、ゥフフフ~~~~。


(信雄)そうこなくっちゃ、高志さん~もしかして、恐怖に感じてたと言ってましたが、結構楽しんでたんじゃないですか~~。


(高志)ま~ぁ~な、違うよ、お前さっきからうるさいよ~、もうこの先の事を話さ無いぞ~~~。


(信雄)すいません、もう黙って聞きますので、続きの話しを教えてください。


(高志)分かった、本当に黙って聞けよ。


(信雄)ハイ。


(高志)船宿を朝8時半過ぎ頃から出て、夜の8時を越えていた、途中、休憩入れたり食事をとったりはしたけどな、9時間から10時間は走ってたと思う、そこで美佐代が。


(美佐代)高志~、疲れたでしょ~~~ぅ、何処かで泊まる所を探さない~?私、後でおばあちゃんに事情を話して、行くのを明日にしてもらうから。


(高志)俺は分かったと答え、ラブホテルで一泊してから、美佐代のおばあちゃん家に向かった。

後から信雄に聞かれるのも嫌だから、先に言っておくが、一泊した時に俺達は結ばれた。


(信雄)別に聞こうなんて思ってなかったですよ、高志さん自分から話しちゃうんだもん~。



                         続く。



     



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