5 アニメ無職転生 一期
今回は、実際に私が『無職転生』第1期を観て感じたことを書きます。
小説版やアニメ二期の話は別でします!
私がまず一番最初にいいと思ったのがリアリティレベルの高さです。一話の冒頭部分の前世の男が交通事故にあうシーン、転生後のルーデウスが住んでいる家の書き込みなどです。ガラスが歪んでいるのもいいですね。
そして、私が一番感動したのが演出ですね。このアニメはセリフで説明するんじゃなくて映像で伝えようとしています。
最近のアニメは設定やキャラなどを登場人物のセリフで説明してしまいますよね。
そうすると高級感が消えちゃうなと個人的には思います。もちろん、セリフで全部言っちゃうアニメにも面白いものはありますし、ストーリーの面白さはそこまで変わらないと思っています。
じゃあなにが変化するかと言うと、見ている側の真剣度だと思います。映像で説明されるから画面から目を離せないし、色々考えながら見ます。
そうすると自然と感情もノッテきて、キャラクターに感情移入しやすくなります。
もちろん、私の場合なのですが……
映像で見せる話は始めると終わらないので、別の機会に書きます。
次に私がいいなと思ったのがエモさですね。最近ではフリーレンなど、エモさ重視の作品が増えてきました。
しかし、無職転生が放送されてた頃って、あんまりなかったと思います。
なんといっても、このエモさを映像で見せてくるのがいいですよね!映像の話に戻ってしまいました。でも、それくらいスゴいことなんですよ。
アニメでは話も期限も決まっていますから、小説ほどキャラクターの掘り下げができないと思うんですが、ちゃんとアニメの優れているところを生かしてくれた作品だと思います。百点満点のアニメ化です!
個人的に好きな話数は4話「緊急家族会議」、17話「再開」、20話「妹侍女の生まれた日」ですね。
4話と17話はまた、映像の話になってしまうので割愛します。
20話はザノバのフィギュア語りが面白くて好きですね。なるほどなぁと納得してしまいました。
とりあえず、今回はこのへんで終わります。
あなたの心に残ったセリフやシーンがあればぜひコメントでも教えてください!
映像で見せるカッコよさをもっと言いたかったのですが、それは実際にアニメを見ている人は分かってることだと思ったので我慢しました。
設定の細かさの話とかストーリーの話もしたかったんですけど、それは小説版を書くときに取っておきます。