2 『ワールドトリガー』感想 (第一回)
記念すべき最初の作品はワールドトリガーです。いやぁ、無色転生、HUNTER×HUNTERと迷ったんですけどね。
まだ、エッセイに慣れていないので書きやすいと思われるワールドトリガーを選択しました~。とはいえ、ワートリも書き出したら多分無限に書けるんですよ。
そのくらい語りたくなる漫画です。意外と社会派ですしね!
ということで、今回は、深掘りしすぎて収拾がつかなくなる前に「大規模侵攻までの感想」に絞って書いていきます
◆ 第二次大規模侵攻編 感想
1話~大規模侵攻編までの感想です。気楽にいきます。
こうやって改めて感想を書いてるわけなんですけど、一番気になるのは何であんなに面白いのかってことですね!
だって、主人公の修くん全然活躍しないんですよ?もちろん頑張ってはいるんですけどね。死にかけてますから……
でも、強敵を倒すわけでもないし、トリオン兵にも苦戦してました。緑川にもボコボコにされてましたね。
修君の強さが発揮されるのがB級ランク編からなんですよ。私だったら怖いのでもっと早く修の強いシーン入れちゃいますね。もちろん大規模侵攻で死にかけて色々学んだから、ランク戦での強さにつながったんだと思います。
でも、少年ジャンプだから打ち切りの可能性だって全然あるんです、それなのに80話くらいまで大規模侵攻編なんです。私は当時はアニメばかりで、漫画は全然読んでなかったので掲載順とか読者の反応とか知らないんですけど(知ってる人いたら教えてください)葦原さんの自信を感じます。
何で面白いのかの個人的な結論はドラえもんと同じ構造だからですね。もちろん今現在の結論ですが……。もう、日本人に細胞レベルで刻まれているから修が弱くても受け入れちゃっているんだと思います。私も最初に読んだとき、自然と流れで呼んでしまいました。そういば今まで活躍してなかったなってランク戦で気付いたくらいです。もちろんトリガーとか戦術とか魅力あるキャラとか面白い理由は他にもありますが。
私の作品も確実に影響を受けています。
主人公がただ単純に最強ではないところや戦闘以外の情報戦などもしているところ(場を動かすってやつですね)は影響受けているなと、これを書いてて思いました。
書いてると段々、熱が入ってきてしまいますね。気楽モードに戻します。
個人的に好きなセリフは一話ですかね?いじめっ子の「メガネしまって寝ろ」はツボりました。あとは、みんな大好き「おれのサイドエフェクトがそう言っている」と「……と、思うじゃん?」ですね。
おれのサイドエフェクトと一体いつから錯覚していた?は無限に言ってましたね。
大規模侵攻編までの個人的ベストバウトは空閑vsヴィザですね。多分みんな好きですよね。
タイマンで決着ついたのってワートリだと珍しいですよね。ブラックトリガー同士ならではの戦闘ですね。まあ正確にはレプリカさんもいましたが……
この後の名シーン「敵の位置を教えろ」につながるのもいいです。経験とか知識とは違うところで倒しきる。どういう状況なら勝ち切れるか。発想の柔軟さ。日本に来てボーダーに入り新しい環境や概念、人間関係があったからこそ出た発想だな、とか考えるともう最高ですよね。
父親の教え通り、(親の言うことが正しいと思うな!)すでに十分な戦果を挙げているのにリスクを冒して勝ちに行く。こういう熱いバトルもちゃんとあるのが最高です。
倒したあと喜びもせず真顔で、倒した勢いのまま修のところに向かうのもワートリっぽくて好きですね。
あと個人的に好きなのは作品にリアルさをだす技術?とキャラの豊富さですね。キャラに関しては次回以降もたくさん書くと思うので今回はリアリティの話をしたいと思います。
ワートリってゴリゴリのファンタジーじゃないですか?それなのに、めちゃくちゃリアルに感じるんですよね。まあ設定の細かさとか色々理由はあると思うんですが、一番の理由は戦いというものの捉え方だと思います。
「数はケンカの基本」とか「戦いってゆうのは基本的に数が多いほうが有利だ」とかですね。一人ひとりが最善を考え、駒として何をするのか?これをストーリーに織り交ぜて見せてくる。当時の小学生には新鮮な考え方だったんじゃないかと思います。
まだまだ書きたいことがたくさんあるのですが、今回はここまでにしたいと思います。次回は最近見ているアニメの話します。
ぜひ読んでやってください!