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つうてん様とピクルス

「あ、あれ? 凛子さんじゃない。こんな所でどうしたの?」えっ、聞きなれた声の方に顔を向ける。




「えっ、店長?! 店長こそどうしたんですか? 私はそのぉ。友達と待ち合わせです」


私の横に座ると、店長は一息つく。




「俺も、昔一緒に仕事していた同期生がここの支店で店長として働いているんだ。彼女の店、評判がよくてね。いつか行きたいと思いながら今日になっちゃって」


すると、前の方から我がワイルドハンバーガーの見慣れた制服をきた女性が手を振りながら小走りに近づいてくる。




「ごめん、ごめん貝地くん。遅くなった? あっ、こちらは花村さんね。私は、貝地くんの同期の椎名 青菜と言いますよろしくお願いします。今日は、わざわざ来てくださってうれしいわ。ゆっくり、食べていってね」




「えっ、あ、あの。私違うんです」




「さっ、花村さん行こう」




「えっ、だから違うんです。わたし、今日は待ち合わせがあって…」




「あ、そうだよね。わかった。ちょっと待って」店長は、携帯を取り出して何やら打ち込んでいる。




ピコンと私の携帯にメールが届いていた。


「どうも、ぴっくりさせてごめんね。俺の名前は哀川 貝地です」つうてん様からのメールである。




「えっ。ええ?!」急に大きな声を出したものだから、青菜さんにどうしたのかと聞かれる。




「と、まあそう言うことだから。今日は俺につきあってな」といい、肩を軽くたたかれて店に向かう。




(えっ、店長がつうてん様って。じゃあ、愚痴とか悩みとか今まで打ち明けたことを全部知っているって事?! ああっ。ありえない。穴があったら、入りたい)

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