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12年後

ディボ達の住むログハウスは獣道を抜けた森の中、周囲を森に囲まれている中に突如として広がる草原の中にぽつりとある。

頭上はぽっかりと空いていて山奥にも関わらず日が燦燦と射していた。


ログハウス前の庭先に出て、イリアとディボは向かい合っていた。

真ん中には何故か肉が置いてある。


「さて、まずは君の魔法力を試したいと思う。えっと…多属性って聞いたけど、本当?」

「はい。今までやったのは水を出すのと、風を生み出すのと、あと地面に穴を開ける…くらいですけど」

「あと鉄の盾も出したじゃん」


カインに言われて思い出した。

そういえばカインと戦った時にそんな技も使った気がする。


「えー、金属も守備範囲なの?じゃあ後は火属性かな。ちょっとこの肉、焼いてみてもらえるかな?」

「やってみます」


カインとマシュも見守る中イリアは目の前の肉に集中する。

火を生み出さなくてはならない。自然界での火というとイリアの頭の中には火山だった。


(えっと…マントルの対流を意識して一気に噴火させる!)


そうイメージしてイリアは魔術を展開する。

ゴォウという轟音と共に目の前に火柱が立ち、目の前の肉が跡形もなく消えた。

しーんと静寂が支配して皆言葉を失っていた。


若干引きつった笑顔を浮かべつつディボは懐から腕時計のような機械を取り出してイリアの手に装着した。


「君が四大元素の魔法が使えることは分かったよ。じゃあ次はこれをつけてみてくれる?この測定機に意識を集中して」

「集中…ですか?えっと…こんな感じ?」


イリアが腕時計型の測定器に意識を集中させる。と、次の瞬間ボンという音を立てて測定器が爆発した。

しゅうしゅうと黒い煙が登り、測定器は無残な状態になった。


「…測定不能って…えぇ…?」

「先生!測定器壊しちゃいました!どうしましょう!」

「悪役令嬢が魔法チートとか聞いてないんだけど…」

「先生どうしました?」


「あ、うん、なんでもない。こっちの話。さて、結論から言うと君の魔力はちょっと規格外だね。四大元素を操るという他属性の魔術に桁外れの魔力量。これは…うん、修行が必要な理由が分かったよ。じゃあ属性一個ずつ制御の方法を覚えるようにしようか」


そう言ってまたイリアの前に肉を置いた。

見ると厚みのある牛ひれ肉のようだ。だがなぜ肉を置くのだろうと首を傾げてしまう。


「これをミディアムレアに焼くこと。それができるまではご飯食べるの禁止」

「えっ!?」

「じゃあそういうことで」


そう言い残してひらひらと手を振りながらディボはログハウスに消えていった。


「え!?どういうこと?ご飯食べれないの?」

「あー、まぁ、師匠そういうところあるから。俺も剣で丸太を切れない限りは食事禁止って言われた」


カインは自分より三つ年上だ。とはいうもののそれでも八歳なのだ。

そんな子供に丸太を斬るなんて不可能ではないのか?


「本気で食事抜かれちゃう?」

「あぁ本気。マジで餓死するかと思った。まぁ水は飲んでいいから何とかなる」

「そんなぁ…」

「まぁ、頑張れ」

「わん!」


あまりのスパルタに愕然とするイリアの肩をカインが慰めるように叩くと、傍らにいたマシュも応援するように一つ鳴いた。

こうしてイリアの修行の日々が幕を開けた。


――――


そんな修行の始まりからあっという間に十二年の月日が流れた。


「ふんふんふん~」


いつもと変わらない朝。

森の空気は澄み渡り、イリアの気象予報では今日も快晴の兆しだ。


イリアは火の魔法を使ってコンロに火をつけ、目玉焼きを焼いていた。同じフライパンの中には厚いハムも焼かれている。

じゅうじゅうという音とともに、香ばしくも食欲をそそる香りがダイニングに充満している。


「おはよー」

「あ、カイン。おはよう」

「今日はハムエッグか?」

「うん。もうできるから席について」


カインはカトラリーをテーブルに並べ、温めていたハーブティーをコップに注いでくれる。

これも日常の風景だ。

そして朝食の準備が整うと、向かい合わせに座り朝食を食べ始めた。


「いただきます」

「いただきます…うん、焼き加減丁度いいな」

「当たり前よ」

「肉丸焦げにしてたのがついこの間みたいだ」

「もう!いつの話してるのよ!」


イリアは頬を膨らませて反論した。

修行開始の際には火の魔法を使っても火力が強すぎてフライパンごと消し炭にしていたが、今ではもうすっかり魔法の制御ができるようになっている。


イリアは美味しそうにハムを頬張るカインを改めて見た。

少し華奢だった体つきも今は引き締まった男性のものへとなり、背もぐっと伸びた。

漆黒の髪から覗くのは黒に近い緑の瞳。それを形作る目はすっきりとした切れ長で、涼し気な目元になった。

もうすっかり大人の男性だ。


(カインって…いまさら思ったけど攻略対象なのよね)


そう、カインはゲーム「フロイライン」に登場するキャラで、攻略対象だということに気づいたのは出会ってからだいぶ後になってからだ。

というか割と最近である。


なぜならゲーム設定のカインと目の前のカインは若干性格が違う。

ゲームでは「クール系一匹オオカミタイプの青年」だったが何気にオカンで面倒見が良い。確かに街を歩いている姿だけ見ればクール系と見えなくもないが、結構熱血漢だったりする。


またディボもゲームの攻略対象だ。

彼のポジションは知的で包容力のある兄ポジ青年だ。だが…


(知的…?包容力…?疑問形でしかないわ)


確かに知識は半端ないが知的というより昼行燈な感じだし、包容力は皆無でむしろイリアとカインが世話を焼いている状態だ。


(まぁ…ビジュアルは似てなくもない)


きりりとした顔をすればビジュアルは攻略本に載っていたものだが、いかんせん日常は眠そうな顔をしているので印象がまるで違った。

そんな考え事をしてカインをぼーっと見ていると、イリアの視線に気づいたカインとばっちり目があった。


「な、なんだよ。じろじろ見て。なんか俺の顔についているか?」

「ううん。大人になったなぁって思って」

「はぁ?そりゃ大人だろ?まぁ…お前も大人になったよな」


カインが大人になったように、イリアもまた17歳になっていた。

カインもイリアも街で仕事をしているので経済的にも自立しておりもう立派な大人なのだ。


「その…お前は…か、可愛く…」

「ん?何か言った?」

「な、なんでもない!」


カインの言葉がよく聞き取れなかったので、イリアが尋ねると何故か真っ赤な顔でそっぽを向かれてしまった。

朝食を食べる終え、二人で台所で食器を洗う。


「そのさぁ…お前…す、好きなやつとか…いないのか?」

「好きな人?」


突然の話題にイリアは首を傾げた。

好きな人と言われても正直ピンとこない。前世でも恋愛にあまり興味がなく、趣味=研究、特技=研究だったが、現世でも今のところは変わらない。


好きな人と恋人になりたい欲よりも、断罪されないことの方がよっぽど重要なことなのだ。

なぜならイリアは17歳。

ゲーム「フロイライン」がスタートする年齢だからだ。


「いないわね」

「そっか…それは良かった…」

「良かった?」

「いや、何でもない!それにしてもさ…なんか…こうして二人で台所に立っているとさぁ…こ、恋人みたいな」

「恋人?」

「いや、か、家族って感じだよな」

「え?家族みたいなものじゃない?ふふふ、カインお兄ちゃん!」


イリアが冗談っぽく言うと、カインはなんとなくショックを受けた様子だった。


「いや…ほら…もっと家族って言っても…ふ、夫婦とか?あるじゃん?なんなら…その…本当に…」

「わんわん!」

「あら、マシュ。おはよう」

「おいマシュ!また邪魔しやがって!」


マシュの登場にカインは不機嫌になる。

マシュは人懐っこいわんこだが、何故かカインには懐かず、むしろイリアとカインが2人になると割って入るようにイリアの隣に陣取る。


「マシュ、久しぶりね。元気だった?」

「わん!」


マシュが尻尾をぶんぶんと振って、イリアにすり寄ってくるのでその頭をわしゃわしゃと撫でてあげる。

すると甘えた声を出すので、イリアは笑いながらその首に縋りつくようにしてマシュのモフモフを堪能した。


マシュも12年の時を経て成犬となっている。

小さかった体は大型犬のそれになっていて、毛並みもゴールデンレトリバーのようだった。ただ毛色は青の混ざった銀の毛並みというのは変わらない。


また共に旅をしていたマシュではあるが、ディボの元で修行することになってからは、ふらりといなくなり、またふらりと現れるので、飼い犬という感じではない。

今回も久しぶりの再会だった。


「マシュ、私はもう街に行くけど一緒に来る?」

「わん!」

「俺も一緒に行くよ」

「ぐるるる」

「なんだよ、本当にお前は俺が嫌いなんだな!」


カインの言葉にマシュはそっぽを向いた。

そんな一人と一匹を見ながらイリアは身支度を整え、街へ向かうことにした。


ディボの住む辺境の森から割と近いのがザクレという街である。

このあたりの交通の要所で、隣国ランディック王国との交易の拠点の一つだ。

乗合馬車で行くと一時間以上かかる街だがディボの作った簡易的な転移装置を使って街へ行くので数十秒で着く。


「転移・開始!(リビデント)」


一言そう言えば、次の瞬間には見慣れた診療所の一室だ。


「じゃあ、俺は行くから。帰り道は気を付けるんだぞ」

「うん、分かってるわ」


カインを見送ろうとその背を見ていると、ドアノブを握ろうとした手を止めてカインがクルリと振り返った。


「あのさぁ…今度の休み、その、ま、祭りに…」

「わんわん!」

「うわ!お前…!」


カインが何かを言おうとするのを遮り、マシュが吠えまくったかと思うと、カインを叩き出すようにして部屋から押しやってしまった。


「カイン…なにか言いかけたけどなんだったのかしら?」


一瞬首を傾げたが、時計を見るともう診療時間が迫っている。

イリアは慌てて準備をして、ドアのプレートをOPENにした。


イリアはディボに施した癒しを利用して、現在整体のような診療所を開いている。

といっても小さな町医者で、温泉療法や魔道具を使った簡易的な病気の治療、気功による施術を中心に行っている。

ありがたいことに患者は多く、今日も診察に追われ、そしてようやく最後の患者となった。


「イリア先生ありがとう!」

「もうお腹を出して寝ちゃだめよ?」

「うん!」


小さな男の子が大きく頷いて返事をするのを聞くと、その母親が感謝の言葉を述べる。


「本当、先生がいて良かったわ。すぐ直してくれるし治療費も安いし」

「お役に立てたのであれば私も嬉しいです」

「でも本当にあの治療費でいいの?」

「いいんですよ」

「そう?じゃあ、いつものお礼に夕食ご馳走するわ。うちにいらっしゃい」


少年の母親であるナディアはザクレの人気食堂「虹の架け橋」の女主人だ。

大衆食堂なのだがいつも賑わっており、お酒もおつまみも食事も最高においしいと評判だ。


「じゃあ、郵便局に用事があるのでそれが終わったら寄らせてもらいますね」

「席用意して待ってるね」


ナディア達を見送ったイリアは医療用具を片づけ始めた。

今日も一日慌ただしく過ぎ去り、外を見れば空は茜色に染まっている。


「よし。施錠もしたし、郵便局に行きましょ。マシュも来る?」

「わん!」


イリアは街灯の明かりが灯り始める夕方の街を歩きながら、郵便局への道を急いだ。

郵便局の営業時間を考えると時間ギリギリではあるが少し足早で行けば間に合うだろう。


イリアの予想通り木製のドアの施錠をしようと局員の青年が出てきたところで郵便局に着くことができた。


「あ、イリアさん」

「こんばんは。またギリギリで申し訳ないのですが郵便物いただいていいかしら?」

「もちろんです。月の最終日なのでいらっしゃると思って用意しておきました」


そう言って局員は事務所の奥から何通かの手紙を持って来てくれた。

その封筒には「アイ・アンド・ティー商会」と書かれている。間違いなく自分宛ての手紙だ。


「ありがとうございました」


お辞儀をしてイリアが郵便局を出ると、後ろでドアが閉まる音がした。

郵便局で受け取った手紙の封を開け、中身を確認しながら虹の架け橋へと向かう。

手紙の中身はイリアの思った通りの内容で、紙に「決算報告書」という資料といくつかのレポートが入っている。


「うん…ざっと見た感じだと調子はいいようね。家に帰ったらまとめなくちゃ」


イリアは書類を流し読みしながら歩いていると、あっという間に虹の懸け橋へと着いた。

店内は今日も満席で、五十人は収容できるフロアに四角い木のテーブルが所狭しと並んでおり、全て満席になっていた。


「いらっしゃい!」

「はい、お言葉に甘えて来ちゃいました」


入口で立ち止まっていたイリアにナディアが手を振って迎えてくれ、通されたのは窓際の席だった。

四人掛けのそれに一人で座ると、イリアとそう年の変わらないウェイトレスがおぼつかない足取りでメニューと水を持ってきてくれる。


大きな眼鏡をかけて、顔にそばかすのあるそのウェイトレスは、明らかに自信がない様子でおどおどしながら注文を尋ねてきた。

臨時のスタッフか、まだ入ったばかりの新人かもしれない。


「い、いらっしゃいませ…ナディアさんから伺っています…。デザートは…と、…のどちらがよろしいでしょうか?」


フロア中央の六人掛けのテーブルでは大男がワインを片手に酔っぱらい大声で話しているため、ウェイトレスの少女のか細い声はかき消されてしまった。


「えっと…ごめんなさい。上手く聞き取れなくて…」

「す、すみません…。オレンジの…とリンゴの…のどちらがよろしいでしょうか…?」

「もう一回いいですか?聞こえなくて」

「申し訳…ありません…」


そんなことを追加で二回ほどやり取りした時点でイリアは頭を抱えた。


(オレンジとリンゴは聞き取れたけど肝心の部分が聞き取れない。何度も聞くのも申し訳ないしなぁ…もういいや)


「リンゴで」

「かしこまりました…」


ウェイトレスの少女は小さく礼をしてその場を立ち去って行った。

前世のイリアは割と貧乏学生で、授業がないときにはバイトも精力的にやっていた。そのため飲食店のホール店員もしたことがあり、新人の気持ちはよくわかった。


イリア自身は割とはきはき受け答えをするタイプであったし、物怖じもしないタイプだったが、自分の後輩があの少女のようなタイプだったので思わず彼女を目で追ってしまった。


途中客にオーダーを聞いたり、危なっかしい足取りでふらふらと飲み物を運ぶ様子にハラハラして見ていると、とうとう少女が蹴躓いて持っていた水のグラスを床に落とした。


「あ!」


少女が小さく呟いたように見えた。

グラスは幸いにして割れなかったが水は床に広がり、中に入っていた氷が散乱する。

イリアも体が前世の記憶をしているのか、思わず駆け寄ってテーブルにあったクロスで少女と水を拭いた。


「す、すみません…」

「大丈夫?あなたこそ怪我はありませんか?濡れてませんか?」

「大丈夫です…」

「おい!」


顔を寄せて少女と言葉を交わしていると、イリアの頭上で野太い声が響いた。

見れば下卑た表情を浮かべてイリア達を見降ろしている。


「水、かかったじゃないか!」


男は大男で半袖から覗く腕には筋肉がついている。

がっちりとした体つきに脂ぎった顔。髪は不揃いで若干小汚い印象を受けた。その脂ぎった顔は酒に酔っているせいか赤く染まっている。


「…も、申し訳ありません」


ウェイトレスの少女が怯えながら半泣きで謝るが、男は怒気を含んだ声で更に怒鳴った。


「悪いと思っているなら酌でもしろよ」

「す…すみません…」

「ほら、こっち来いよ!」

「あ…やめ…」


震える声で答えるウェイトレスの少女の返事に対し、勝ち誇ったような表情を浮かべた男は、少女の手を引っ張って席へと連れて行こうとする。

同時に少女のお尻をさわさわと触ったので、少女は小さく悲鳴を上げ男の手を逃れるように身をよじった。

少女の抗議の声は男の声にかき消される。


「はぁ?嫌がるなんてここの店の従業員はしつけがなってないな!」

「そ、それは…」

「なんなら飯代ただでもいいんだぜ」


騒ぎが大きくなり始めたが、女主人のナディアは忙しさから厨房に籠ってしまっているようで、この騒ぎには気づいていないようだった。


このまま見過ごすことはできない。

そう思ったイリアは、少女の体を不埒に触る手をがしっと掴んでそれを止めた。


「こちらにも非があるかもしれませんが、女性に対してその態度はいかがなものかと」

「はぁ?お前従業員じゃないだろ?関係ないんだから黙ってろよ。それともなにか?あんたが俺達の酌でもしてくれるのか?」


にやにやと笑う様子は完全にイリアをなめている。

そしてイリアを上から下まで舐めるように見た。

後ろでは男の仲間がやいやいと囃し立てている。

その様子にイリアの不快度数が一気に上がり、思わず拳を固く握った。


(気功でぶっ飛ばす?それとも魔法で叩きのめす?あーでも、そうしたらこの店を半壊させちゃうかもだし…)


色々とイリアが思案していると、男はイリアが怖気づいたと勘違いしたようで、薄笑いを浮かべながら一歩踏み出してきた。


「お前、結構いい女じゃねーか。お前でいい。来いよ」

「おい、これ以上彼女に近づくな」


突然凛とした声が響きそちらを向くと同時に、新緑のマントがイリアの目前に広がる。

そしてそのマントの青年はイリアを庇うように男の間に割って入った。


「なんなら俺が相手になろう」


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